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巻き込まれる-中国ドラマ「山河令」EP2個人的感想&あらすじ-

1話の感想を書いてから早2週間…この調子で行くと全話書き終わるのに1年かかりますね(笑)。頑張ります!

山河令は1話から面白い。そして2話はもっと面白い。温様のじっとりとした目線に釘付けになった回でした。

※ネタバレのみのブログになりますが、まだ物語序章なので大丈夫かな…。気になる方は見てから来てください!

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流雲九宮歩でロックオン

阿湘(アシャン)との軽く戦ったときの周子舒(ジョウ・ズゥシュー)のステップ”流雲九宮歩”を見て、周子舒が四季山荘と関係あるのでは?ということを悟った温客行(ウェン・ク―シン)。浮浪者の格好をしてこのステップをする周子舒にすっかり興味を惹かれた温様は、ここから周子舒のことをロックオン。

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出典:YOUKU公式YouTube

船に乗ろうとすると現れ、鏡湖山荘でも現れ、常に監視しているかのよう。どうやら周子舒の使っている軟剣も気になっている様子です。

この時の温様はとにかく胡散臭い。白い着物も優雅な身のこなしも、笑みをたたえているのも、全部が怪しげに感じてしまいます。初見では周子舒の反応と同じで「何者だ、こいつ?」状態でしたから。それでも惹かれてしまう魅力があるのが温様なんだよな…。

青崖鬼谷の十大悪鬼・吊死鬼

街で出会った縁で鏡湖派の三男である張成嶺(チャン・チェンリン)に「いつでも来てね」とお札をもらった周子舒。美しい景色に「ここで死ぬのもいいかな」と滞在を決めます。

しかし運の悪いことに、鬼谷の鬼たちがちょうど鏡湖山荘を襲っているところに周子舒は出くわしてしまいます。見て見ぬふりができない周子舒は、街で出会った成嶺が逃げようとしているところを助けることに。

ここは見直したときに理解したんですが、天窓も鏡湖山荘に密偵(というか鳥?)を送り込んでたんですね!世間で流行っている瑠璃甲の詩がなぜ、誰が流したのか…、ここで瑠璃甲を巡る戦いが動き出したことを知ります。

追いかけて来た鬼が名乗ったのは「吊死鬼」という名前。実際に瑠璃甲を奪いに来た鬼谷と、まだ探っている段階の晋王。ドラマを見ている我々はこの「吊死鬼」が誰かに殺されているのを知っています。では、この名乗っている鬼は何者?ひとつ謎が落とされましたね。

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出典:YOUKU公式YouTube

2話だと出てきている名前が比較的少なく、瑠璃甲を狙っているのがはっきり分かるのが鬼谷と晋王(天窓)だけ。この段階では瑠璃甲はそれぞれどこにあるのでしょうか。この時に私が理解しているのは、冒頭の吊死鬼が殺されたところで奪われていたの1つだけです。後は五湖同盟の人たちが持っている?というか、この吊死鬼が持っていた瑠璃甲は誰から奪ったやつだ…?(この時点ではまだ分からないかな。未だに私も分かってない笑)

成嶺を託される

まさかの船頭さんが只者ではなかった!成嶺を守って戦っているし、おじいちゃんなのにけっこう強い!無謀な坊ちゃん守るのも大変…昔成嶺のお父さんに助けてもらった恩義をここで返していると言っていましたが、なにがあったんだろう…。船頭やりながらこの3年間は鏡湖山荘を守っていたのでしょうか。時代劇では職業を偽って強い人が潜んでいるってありがち。

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出典:YOUKU公式YouTube

死にかけている船頭・李おじさんに頼まれているのは、この成嶺を五湖同盟の趙敬のところへ安全に連れて行ってくれということ。周子舒は成嶺を見て死んでしまった弟弟子を思い出したのか、平穏に余生を過ごしたいはずなのに面倒ごとを引き受けます。

街で出会ったのも、鏡湖山荘で鬼たちに襲われていたところに出くわしたのも、助けたのも、運命なのか必然なのか…。そこに温客行も居合わせたことで、この3人の出会うべくして出会った感が表れていますね。

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相変わらず温客行のことを疑っている周子舒は、自分の名前を李おじさんに聞かれたときにとっさに”周絮”と偽っています。(晋王から隠れているから本名を明かさないというのもあると思うけど)でもこのおかげで今後の「アシュウ」という温様の可愛い呼び方になるので良かった。本当の名前でも「阿舒(アシュー)」にはなるけどね…。(細かい発音の違いはきっと私には分からないでしょう…)

今日の温様

2話からすでに阿絮に対してじっとりねっとりとした視線を投げかけている温様。ここから最後までほとんど2人が離れることがないというのが山河令のいいところ…。

①桜の下での美しい戦い

扇子で戦うんかい!この扇子には刃物仕込まれてるの?と未だに気になって仕方がない。温様が投げると凶器に早変わりなんでしょうか。投げ方で切れ味鋭くなっちゃう?

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ここでは温様またあの四季山荘のステップを確認しようとしていそう。温様の顔を見て阿絮は剣を抜くのを止めてましたが、胡散臭い奴だと思いつつ敵認定はしてない感じなのかな。

②高みの見物

阿絮がいるところ、どこにでも現れる温様。阿絮の戦いを高みの見物しております。(いざとなったら助けるつもりはあったのか…)

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この舐めるような目線!このじっとりした感じ出せるのすごいわ…。

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③剣がぐにょり

阿絮の剣がすごく柔らかいのがここで分かる、とても有名なシーン!私が最近買った山河令のサントラにおまけでついていたポストカードの場面です。この”剣が曲がる”というのも何かの隠喩表現があるとかないとか?

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温様この辺からずーっと顔がニヤケてるんだよなぁ…。阿絮を見ながらひたすらニヤニヤしておる。

④変装してるね?

ここでの温様、ほぼ阿絮から目を離さないの!とにかくずーーーーっと見てる。ひたすら見てる。変装しているのも見破り、どんなに美しい人なんだろう…って見てるを感じられるこのじっとり感。

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⑤軽い手合わせ

ここでも温様ニヤケ顔なんだよ!たとえ戦いでも阿絮に触れられるのが嬉しいのか…。

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ここで阿湘がやったこの動作?も、隠喩表現らしい?(下ネタ系の)日本人には分からない隠しネタみたいなの多くて、裏解説本みたいなの欲しいわ。公式には出ないだろうなぁ…。

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【突っ込み番外編】

①マジモモンガ問題

いや、飛ぶってほんまに飛ぶんかい!というぐらいこのドラマ、みんな飛びまくります。でも飛べる…んだよね?みたいなシーンも出てきますが、それはご愛敬…なのか?

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②世間知らず成嶺問題

修行もしていないのに「私が!」って剣を持って出て行って、李おじさんを逆に危険な目に遭わせる感じが世間知らず感満載。阿湘にも散々悪態つかれているけど、全部図星なんだよな…。グサグサ人が傷つく正論を空気を読まずぶつけれる阿湘もすごいけど、阿湘は恵まれていて、助けてくれる人が必ずいて、それに甘えてる人間見てたら腹が立つんだろうなぁ、というのも分かるそんな場面でした。

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③くるみに今気づいた!問題

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出典:YOUKU公式YouTube

あー!!!ちゃんと阿湘助けてるやん!!!ようやく気づく私はやっぱり鈍感…。

成嶺を送り届ける旅が始まる

のんびり気ままに暮らしたいと思っていた周子舒が、瑠璃甲を巡る争いの渦中に図らずも飛び込むことに。無事に五湖同盟の趙氏のところへ成嶺を連れて行くことができるでしょうか。

温様とはどう絡んでいき、どう旅を共にしていくのか、この辺は楽しみでいっぱいでした!この後から登場人物が増えて頭がこんがらがって行くこともまだ知らずに…。

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※トップの画像は优酷Youku YouTubeより引用させていただきました。

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