スラムダンクに過去の後悔を突きつけられる

私のバスケ歴は小学校〜中1
高校が空いて
大学でまたバスケを始め
24くらいまで社会人サークルでもプレイしていた。

バスケが好きだった。

ドリブルの度に伝わる振動
皮のボールがバチっと手に当たる感触
めっちゃ痛い
ディフェンスで相手と競り合う感覚
バッシュでコートを走る音

大学でバスケ再開した時は、バッシュが合ってなかったのか爪が鍛えられてなかったのか

全足の指が内出血して二枚爪になって生え変わった。
爪ポロって取れるの怖かったな笑

今となればバスケに関わること
何でも懐かしくて愛しい

けれど、たくさんの後悔が残るのもバスケだった。

頑張れない
選ばれない
キツいことしたくない
運動できない
一生懸命やるってことができない

ダラダラしてたい
負けたら嫌だから試合なんか出たくない

怪我した振りをしたこともある

やむを得ずに私はベンチにいるんだ
私は下手じゃない、怪我したから、調子が悪いから


色んな自分のズルい感情を引き出されたのもバスケだった。

未熟さでチームメイトと上手くいかなかったこともたくさんある。

今でも後悔してる。

もう10年以上前なのに、私のある部分はバスケ部に置いてきたままなんだろう。


私は頑張れない
ズルい人間だ

私はやり切れない
力がないことを認められないからだ


受験は高校も大学も第一志望には受からなかった
同じ頑張れなさを味わった。

やっぱり自分は勉強も運動もダメなやつだと思った。


いや違う
私はできる

次こそは
今度こそは

でも、出来たことないじゃないか
頑張ったって望む結果は得られないじゃないか

できるやつは良いよな
見てるところが違うもの

巻き込むなよ


ゴリにパス出さない先輩を思い出す。


自分は頑張れない

負けないぞ!って努力したり、素直に憧れたり、一緒に良いチームにしようとも思えない

あの時頑張れたら

あの時、何かもっと違う選択ができたら

こんなにバスケに対して後悔の念を抱かなかったかも知れない。

純粋な気持ちで過去のものにできてたかも知れない。

あぁ、私バスケ好きだったんだぁ…って突きつけられる。

井上先生がこだわったリアルに圧倒されて毎回泣く。


幼い後悔とバスケが好きな気持ちをありありと思い出して苦しい。


頑張りたかったな

小学生の頃に1番好きだったことで頑張れなかったのが、もしかするとずっと燻ってたのかも知れない。


私は自分のこと頑張れない人間だと思ってた。


もしかしてその原点ってバスケだったんじゃないか?なんて、3回目のスラムダンクを見て考えたりする。

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