わたしの好きな音楽 サイケデリック編2

前回のサイケデリック編は今も自分の核となっている作品を厳しめに選んだので、
今回はもう少し肩の力を抜いて選ぼうと思う

Masonna  Vestal Spacy Ritual

Masonnaの超高速ノイズにより一瞬で宇宙の果てに連れていかれるかのようだ。

White Noise   An Electric Storm

60年代後半のコラージュサイケポップの中でも分かりやすいサイケさ

Henry Jacobs  Electronic Kabuki Mambo

1959年の作品 映像作家のJordan Belsonとともに活動。
サンフランシスコのプラネタリウムにて映像とマルチスピーカーによるインスタレーションを行う。これはそのダイジェスト。Jordan Belsonの映像も大変に魅力的なので動画を載せておく。DVDも発売されており(今も新品在庫があるかは不明)それはもっと鮮明な画質。


David Rosenboom Brainwave music

いい動画がなかったので写真で。
脳波を測り、α波が出てきたらシンセの倍音が増加し、最高潮にリラックスすると、電子音の煌めきがマックスになるというもの。
これはバイオフィードバックといわれ、リラックスする→倍音が増える→リラックスの感覚が分かる→よりリラックスする→倍音が増える。という循環が生じる。瞑想と電子音の融合って感じかな。なんか魅力的ですよね。どうでもいいけどこのARP2600の写真くそかっこいい。
もうすこしシリアスな方面ではアルヴィン・ルシエが脳波を使った作品を作っているが、ローゼンブーンはなんとなく怪しさがあって、サイケというにはこちらの方がしっくりくる。この様な脳波音楽はヤン富田氏の作品に直接の影響を与えていると思われる。

Cosmic Jokers   Galactic Supermarket

マニュエルゴッチング、クラウスシュルツらによるずぶずぶドラッグセッション。ジャーマンロックは大半がサイケなので、何を挙げるかは迷うが、僕はこれが結構すき。Cosmic Jokersはジャケが最高。


Douglas Quin

フィールドレコーディング作家。
南極などの極地、サバンナやアマゾンの密林など、過酷な環境で自然音をとっている様だ。(あまり詳しくない)
この作品は、氷の下で泳ぐアザラシの鳴き声を録音したとのこと。その筋からは人気が高い作品。スイープ音がひたすら気持ち良い。


お楽しみいただけましたでしょうか。
お読みくださりありがとうございました。

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