それ、カビを飲んでますよ
「コーヒーって〜 たくさん飲むと胸がムカムカするよね〜」
って、よく聞くけど。
いや! それ! コーヒーのせいじゃなくて
コーヒーに生えてたカビのせいなんです!!!!
わざわざカビ無しコーヒーって販売するものもあるくらい、
詳しい人の間ではある種当たり前になっている常識でもあります。
このnoteではあくまで「リスク(可能性)」の話をします。
つまり、「こうだったら、こうの”可能性が高いよね”」というお話であって、「こうだったら、例外なく全部がそう」という訳ではないです。
このリスクという前提の上ですが、
上のサイトの中でも、以下のように書かれています。
「安いコーヒーが低コストなのは、低品質の豆を使っているだけでなく カビ毒に冒されがちな痛んだ豆を高い割合で含んでいるから」と言い切っています。
この背景について書いていこうと思います。
まず、コーヒーの主な生産地を見てみると、
こんな感じです。
何が伝えたいかというと当然ほとんどのコーヒー豆が「輸入品」であって、日本には「遠いところから持ってきている」わけです。
次に、コーヒー豆というのは、生豆はこういう色をしています。
「あれ? コーヒー豆って茶色じゃないの?」
という方も、もしかしたらいるかもしれませんが、
これは、『焙煎(ばいせん)』されたものですね!
つまり、当然ですがコーヒー豆は生物(なまもの)であって、時間の経過で腐るしカビも生えるわけです。
そして!そのカビは焙煎してしまえば全てが茶色になり、視覚では全くわからなくなります!
*焙煎ではカビは死にませんので、そのまま付着しています。
勘のいい方はこれだけで全てわかったと思いますが、リスクについて話したいと思います。
要するに、『収穫から時間が経っており、杜撰な管理の元で輸出の経路を辿り、カビが生えていようが焙煎してごちゃ混ぜにしてしまえばわからない』という悪質なコーヒーを飲んでしまうリスク(可能性の高さ)です。
以下の項目は、僕が買わないものリストです。
1:超グローバルチェーン珈琲店のブレンドコーヒー
*あくまでリスク(可能性)の話ですからね!
世界中に何百、何千という店舗があり、超大量仕入れを行い、あのような安すぎる値段でコーヒーを提供できていることを考えると、、、 安さの理由はなんだろう?
これはチェーン店に限りませんが、『ブレンドコーヒー』とは、何を混ぜているのでしょうか?
ブレンドコーヒーの対義語は、「ストレートコーヒー」です。
・ストレートは「単一産地のコーヒー」例:キリマンジャロ とか
・ブレンドは「色々な産地のコーヒーを混ぜている」
ストレートは少し癖が強かったり、飲みづらかったりする(と言われている。僕はストレートの方が飲みやすいです)ため、味わいや香りを混ぜて調整して独自のものを作り上げるのがブレンドコーヒーです。
そのブレンドに、安く質の悪いコーヒー豆が入っても、、わかりません。
2:焙煎されて何週間経っているのか不明なもの
どんなに綺麗な豆であったとしても、時間の経過でどんどん酸化します。
焙煎したら遅くとも2週間以内には使い切りたいです。
3:インスタントコーヒー
いつ焙煎されたかも不明だし、そのままお湯注いだら飲めるってもうコーヒーじゃないし、あれだけ粉砕されていたら酸化しまくりだし、これまで書いてきたリスクのてんこもり。 仕事の打ち合わせで出されてもほっっとんど口をつけません笑
4:缶コーヒー系
これももう豆の状態の確認なんて絶対できないところか、いつ作られたのか不明、腐らないように防腐剤とか入ってそう、、
これらは、リスクの観点からできる限り口にしない方がいいなと私は考えているものです。
<僕はどうしているか>
1:ハンドピックで異物等の除去をされた”生豆”を買います
*ストレートコーヒーです
2:そのお店で焙煎してもらい、ミルまでお願いしてます(お家でミルする人もいますよね)
3:100g/1,600円くらいで2週間弱で飲み切ります
<どこで買っているか>
僕はMUJIカフェです。
↑この記事をご覧ください。
こんな感じで生豆が売っていてその場で焙煎してくれます!
15分くらいでできます。
MUJIカフェでなくとも、
「ハンドピック」「スペシャルティコーヒー」「店内焙煎」などのキーワードで、こだわっている珈琲店がわかりますので、お近くの珈琲店を調べてみてください。
あくまで、リスクの話をベースにコーヒーのカビ毒について書いてきました。
リスク、リスクとは言いながらも、間違いなく「安かろう、悪かろう」が通用するものがコーヒーだと思います。
ストレートのスペシャルティコーヒーを初めて飲んだらびっくりしますよ。
本当に美味しいですから。
これを機に皆さんでも調べてみてください〜〜
それでは!