アップルパイ


今日も無事に社会復帰できた。

と、休み明けはいつも思う。

昨日は休みだったから、今日もそう思ってほっとした。

社会人になってからの休みの日の私はめちゃくちゃオンかめちゃくちゃオフかのどちらかで。

明日まともに職場に出られるかどうかなんて保証がない。明日のことを案じて生きる人生なんてつまらない。大丈夫かそんな大人。

とはいえコロナ禍も1年以上続き、流石に最近は毎日翌日に支障のないように過ごしているので自分で自分を本当に偉いと思っている。


さて、無事にこの社会に戻ってこられたので、今日はお気に入りのパン屋、ティエリーマルクスでアップルパイを買って遅昼に食べた。贅沢だ。

たぶんアップルパイじゃなくてもう少しおしゃれな名前で売られていたと思う。

(ちなみに2回に1回買うのは「クロワッサンサンド ニソワ」。クロワッサンが美味しいのはもちろん、ツナとオリーブとビネガーが絶妙に合わさって最高。まるでここはパリ。)


アップルパイをこの数日ずっと食べたかった。

なんでかはもう忘れてしまったけどたまたま見た蛭子さんのこのツイートに、アップルパイが出てきた。

このツイートが私に、自分がアップルパイ好きだったことを思い出させてくれた。

コロナ禍でお店巡りができず、しばらく食べられる機会がなかったので、アップルパイを好きなことをすっかり忘れていた。

あぁそんなことも忘れてしまっていたのか。
蛭子さんに言われなかったら一生忘れたまま人生のネクストドアを開けてしまっていたかもしれない。そんな世界いやだ。

このアップルパイ、ずっしりしていて、でも重すぎず、酸味のある中のりんごとパイがちょうど良かった。シナモンの味もしっかりしていたと思う。美味しかった。


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万全の感染対策ゆえ映えないアップルパイ。アップルパイに申し訳ない。机の質感も、どこからどこまでがアップルパイなのか分からない。


蛭子さんありがとう、本、読みますね。


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