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安心感に包まれて今日もおやすみ

息子が産まれて54日経った。

少しずつお世話になれてきて、
抱っこの仕方も、おむつ替えも、
なんで泣いてるかもぼんやりとわかってきた気がする。
息子がいる生活が50日すぎたいまの心境を残しておく。

新生児期は飲んだら即寝るだったのに、
最近はご機嫌で遊ぶ時間、
抱っこをねだって泣くことも増えてきて
授乳間隔3時間はそのままで親側の自由時間が減って大変な反面、

能面みたいな新生児にはなかった
あやしたら楽しそうに笑顔を見せてくれたり、
「あぃ」「あう〜」とクーイングしたり、
じっとこちらの顔を見つめたり、
お風呂のシャワーの水をつかもうとしたりと、

こちらの関わりに対して反応を返してくれることがとてもかわいい。

こんなに小さいのに、
味覚も嗅覚もしっかりしていて
お腹の中にいたときからよく聞いていた母親、父親の声はわかっているらしい。

生後一年は子宮外胎児といって
人間未満の存在だそうな。
叔母は、「一歳までは神様とおんなじような存在やからね、一歳すぎてようやく人間になるんよ」と言っていた。

いまは泣いて、なされるがままの息子。
親側があれやこれや察して生かす存在。

正直、しんどい時のが多い。

まだ悪露はちょこちょこあるし、
この半年5時間継続して寝てないし、
腕も肩も腰もバキバキ。

子どもが産まれる前の、自分勝手で
身軽で自由なときにはもう戻らないのやなと
寂しくなる時もある。

だけども、今は彼が不快に思ってることに対して
親側がしてあげれる唯一の期間。

どんどん成長して、自分の意思で話して
歩いて、他者とまわりと関わって、
食べるものも寝ることも自分で選べるようになったら

親側は見守るしかできない。

彼が選択したことで、悲しみや苦しみを感じる結果になったとしても、
今みたいに原因を取り除いてあげることはできない。

そう思うと、今はただ、
ひたすらに安心感に包まれて1日過ごしてほしい。

たくさん肌に触れて、
お腹が苦しかったら排便のサポートをし、
湿疹がひどくならないようお風呂とスキンケアをし、
眠りにつくのが難しいのならばだっこして寝るのをサポートしよう。

母さんは「いまだけ。全部委ねてくれるのは。」と言ってた。

全部を委ねてくれる今。
その全部に応えられてないかもしれないけど

君をこの世に召喚した親として
この世が不安じゃなくて安心と感じてもらえるようにがんばるからね。

明日も明後日も、安心感に包まれて
よく食べ、よく出し、よく寝れますように。



スキを押すと、2/3の確率で冬にうれしい生活雑学を披露します。のこりはあなたの存在をひたすら誉めます。