220910 夢は幸せになるための手段に過ぎない

夢をかなえるゾウ4

「お前たちが好きな医学用語を使うなら、死の恐怖とは、お前たちが死を嫌い、遠ざけたことで生まれた『副作用』というわけだな。『死が悪でないことは大きな幸福である』

「ある夢にこだわって、実現しようと努力し続けるんは素敵なことやけど、その夢に縛られて不幸になってもうてるなら、手放さなあかんときもあるんかもな」

「ある夢にこだわって、実現しようと努力し続けるんは素敵なことやけど、その夢に縛られて不幸になってもうてるなら、手放さなあかんときもあるんかもな」

しかし、その夢が、あなたを本質的に幸せにしてくれていないのだとしたら、手放す方法を学ぶ必要があります。なぜなら、夢は、手段だからです。すべての人の目的は「幸せになること」であり、夢をかなえることは一つの手段にすぎません。

「夢をかなえるために努力する」「夢に縛られる苦しみから解放される」どちらの道にも進むことができる、本当の意味での「自由な人生」を手に入れられるはずです。

「みんな、本当はたくさんの夢をかなえてきてんねん。でも、周りと比べて『たいしたことない』て思てもうたり、かなえた夢に新しい夢を上書きしてもうたりして、なかったことにしてもうてんねんな」

「相手の欠点が許せへんからちゅうて、『顔を見るのも嫌だ』『いなくなってほしい』ていう風に完全に否定したり排除したりしようとすると、むしろ自分を苦しめることになんねん。何でか分かるか?」

『たとえ雨が降り続いて、畑の種が土の中で腐ったり低地のじゃがいもが駄目になったりしたとしても──高地の草にとっては恵みの雨だ。草にとってありがたいものなら、僕にとってもそうだろう』。つながりちゅうのは、目に見えるものだけやのうて、一見、それが何の役に立ってるか分からんようなものでも──場合によってはマイナスに思えるようなものでも──見えへんとこでつながってるものやからな。そのことを忘れんようにな」

「『頑張りすぎても意味がない』て言う人おるやろ?でも、それは実際に頑張ってみて、これ以上やってもプラスにならへんちゅうラインを知ったとき初めて言える言葉や。ほとんどの人は、『頑張りすぎても意味がない』ちゅう言葉を、頑張らへんことの言い訳にしてまう。せやから、自分の内に秘めとる能力を最大限引き出せてへんのやな。ここが限界やて思たとこから、もうひと踏ん張りしてみい。そしたら、自分の限界が実はもっと先にあったちゅうことが分かる。そんとき自分は──『ジ・ジブン』になれるんやで」(参照)限界を感じたとき、もうひと踏ん張りする

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