2022/5/12 memo

古賀史健さん NOTEより

人前でしゃべるのが好きだ。少なくとも苦にはならない。「得意」かどうかは知らない。それは聞いた人が判断することだ。しかしながら自分としては好きだし、苦にならない。ほんとのほんとにそう思っているかは別として、そう思うことに決めた。そう思ったのではない。そう思うことに「決めた」のだ。決めたからにはもう、「そう思っている」。

読むってどんなこと?

自分のなかに二つの場所をもつこと。二人の感情をもつこと。その大切さ。それが、いま私が痛感していることである。
私の友人にも似たことを言う人がいる。生物学者の池田清彦、解剖学者の養老孟司。彼らは虫マニアで、生活の拠点を都会と田舎と二つにもつことの大切さ、身体を手放さずに物事を考える大事さを強調してやまない。 
自分のなかに、もう一人の自分を飼うこと。ふつう生活している場所のほかに、もう一つ、違う感情で過ごす場所をもつこと。それがどんづまりのなかでも、自分のなかの感情の対流、対話の場を生み、考えるということを可能にする。 それは、むろん、よく生きることのためにも必要なことである。」

自分事の政治学

政治とは、「簡単には分かり合えない多様な他者とともに、何とか社会を続けていく方法の模索」

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