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うんこ座りで赤ちゃんを洗うのが辛い

もう若くない。
30も半ばを過ぎて0歳児を育てることになった。

自分の頭をかきむしるとすごい量の髪の毛が抜けるし、昔好きだったカップヌードルトムヤムクン味を久しぶりに食べると、辛さで胃がやられてお尻までヒリヒリするようになってしまった。

左右の目の視力が日単位で良くなったり悪くなったりするし、夜中に何度も起きてしまうことが多い。

酒に弱くなってきているのになぜかハイボールなら飲んでもいいと勘違いしてガバガバ飲み、次の日どころかその次の日まで頭痛が残るほどの二日酔いによく悩まされている。

つまりもう若くない。

なので、育児のいたるところで体に支障が出ることになる。

たとえば「ワンオペで赤子を風呂にいれる」とき。
なにかとパートナーが不在なタイミングはあるし、これは今後もときどきあると思う。

抱っこから置くと即ギャン泣く月齢なので、赤子を洗ったあとその子をどこかに置いておいて(泣かせておいて)自分が風呂に入ることは避けたい。
となると、赤子を風呂場で洗い、拭いて保湿して服を着せて寝かしつけ、深く寝入ったあとに自分がこっそり風呂に入るほうがリスクが低いと考えている。

そのため、ワンオペのときは自分は服を着たまま赤子を風呂場の床でリッチェルのベビーマットに乗せてシャワーで洗うことになる。

自分のお尻が濡れるのは嫌なので、風呂場の床の上にしゃがみながらもお尻は浮かせた体勢、いわゆるウンコ座りの体勢で赤子の体を洗う。

若い頃はウンコ座りも楽にできたはずなのに、最近これが辛い。足と腰が痛い。最近経験していないが、もう和式便所で用を足すのも辛いのかもしれない。

前かがみで自分の体のバランスを取りながら片手で赤子を支えたりシャンプーを出し、もう片方の手で赤子を洗う。

洗い終わったあと赤子を抱きかかえながら立ち上がるときにバランスを崩しそうで怖いし、ウンコ座りから急に立ち上がったときに立ち眩みや足の痺れすらあることもある。

ネットで解決策を調べても
「みなさん腰痛には悩まされます」
「日々練習しておきましょう」
「湿布を貼りましょう」
など何の役にも立たない情報ばかりが出てくる。私はウンコ座りをしなくても済む方法が知りたいのだ。

巨大なシンクがあるキッチン付きの家に住んでいれば、赤子ごとベビーバスをはめこんで立った状態で洗えたのかもしれない。が、今のキッチンにはそんなスペースはなく、この家にも半年前に引っ越してきたばかりだ。

本当にこの子を育て上げられるんだろうか(なんなら子供の数は今後増えるかもしれない)。

今は、こんなしょうもないことで悩める自分は本当に恵まれている方なのだと、日々に感謝しながら頑張ることにする。

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