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レバーレスコントローラー「Tikitaka FTGBoard(旧 Panda Fighting Board )」のレビュー

どうも、最近ストリートファイター6を初めて夜な夜なランクマッチに潜り込んでいるAKKEY(あっきー)です。

今回、CIELOGAMESさんからプレゼント企画でいただきました、
レバーレスコントローラー「Panda Fighting Board」のレビューをしていきたいと思います。
まだ発売されて間もないため参考となれば幸いです。

※現在は商品名が「Tikitaka FTGBoard」に変更されています。


Twitter(X)でフォロー&リポストでまさかの当選

Twitter(X)でよくアーケードコントローラーを販売している業者さんが
フォロー&リポストすると当選する企画を見かけて軽い気持ちで応募してみたんです。

「当たるわけね~だろ」なんて思って軽い気持ちで応募(フォロー&リポスト)してみたところ、忘れたタイミングで当選の通知が来て驚きました。

応募してみるものですね。
定期的にプレゼント企画されているようなので、チェックされてみてはいかがでしょうか。


商品紹介

CIELOGAMESさんが国内正規代理店として販売されているレバーレスコントローラー「Panda Fighting Board」
こちらは調べて見ましたが情報がなく、おそらくCIELOGAMESさんだけで販売されているレバーレスだと思われます。
※現在は「Tikitaka FTGBoard」と商品名が販売されています。

・サイズと重量

300mm×200mm×12mm / 900g

・基盤

Raspberry Pi Pico 「GP2040-CE」
対応機種はPC/PS4/Nintendo Switch

・キースイッチ

Kailh Choc V1 Low Profile 赤軸

・PS5対応版について

今回当選してご相談してPS5対応版を送ってくださいました。
PS5対応させるためのツールMayflashの「MagicBoots」が付属されています。


本体外観

広い天板でボタンはしっかり手に収まる。

16ボタンで直径24mm、上ボタンのみ30mmとなっています。
メインボタン以外には、HOME、TURBO、SELECT、TP、STARTボタンが搭載。黒を基調としたデザインで基盤とアクリルをあわせて六角ビス止めされています。
天板の表面はサラサラとした質感で指紋が目立ちにくい材質となっています。
本製品で一番特徴的なのは、特製のボタンです。
ナイロン製のザラザラとしたテクスチャ加工されている質感で摩擦がかなり強いです。

アケコンやレバーレスの換装ボタンでもツルツルとしたボタンが多いため、本製品のザラつきのある表面加工は好みの差がありそうな気がします。
個人的に最初は感触が気持ち悪いと感じましたが慣れてくるとザラザラ感には慣れてきました。
ハジキ入力をされている方には摩擦があり過ぎるため使い勝手に影響しそうです。

操作性

・ストローク

既に持っているレバーレスHaute42 M16と比較しますが、ボタンサイズが上ボタン以外は24mmなので全体的にボタン間隔が狭くなっているため、両手で覆える程度ボタンが行き届きます。
天板の広さに比較して両手の距離が窮屈に感じますが、標準の男性の手でも十分押せるくらいの感覚です。
Kailh Choc V1の赤軸ですが使用しているM16よりもキー入力の判定までのストロークがかなりアソビがあって三和のボタンの感覚に近いように感じます。

スト6ではルークを使用していて、ジャストフラッシュナックルが安定して出ていなかったのですが、Panda Fighting Boardに変えてから発生がジャスト入力の成功率が上がったように思います。
個人的にボタン感覚と適度なボタンのアソビがプレイ環境ではジャスト入力にマッチしているように感じます。
今回はプロファイルがV1となりますがソケットの形状が異なるためはじき入力をしてもボタンが外れそうになったりしないのが嬉しいです。

メンテナンス・カスタマイズ性についても独自規格ではないので、ボタンの換装やボタン配置の変更なども容易です。

気になる点

・梱包や同梱物など

ペラいダンボール

届いた時に全体的にグレーのフィルムに包まれた状態で到着しました。
開封した際にダンボールの強度が弱かったのかかなりヘコんでいました。
もう少し強度や説明など欲しかった。
梱包は緩衝材に包まれた同梱物のみとなっていて必要最低限で説明書などありません。コントローラー本体とケーブル、PS5版同梱のコンバーターが入っているだけでした。

※取扱説明書は購入者へ画像や設定方法のご案内はされてるとのことです。
プレゼント企画でPS5版に変更頂いて配送も異なったため添付が漏れていたとのことでした。

・天板の印字解像度とスクリーンの透明度

スクリーンがぼやけて見える
折角のロゴもぼやけてしまっている

キー入力やモード情報などを表示する、0.96インチのOLEDスクリーンが設置されていますが、サラサラとした天板加工の影響で全く視認できません。

違いは一目瞭然

表面加工の下にロゴやボタンの印字が天板可能の下にされている影響か透明度が低く折角のロゴもモヤっとした解像度で勿体なく感じます。
スクリーンが全く視認できないのは設計ミスだと感じるレベルの作りでマイナスポイントです。

ただ、回避方法もあって磨りガラスにセロテープなど粘着度の高いシールを貼ると透明になる性質を利用して、液晶部分に透明のシールを貼って透明度を上げる事が出来ます。
ひと手間かかりますがスクリーン部分に保護フィルムなど貼るのをオススメします。

透明のテープを貼ることで透明度がグッと上がります。

・初期設定

  1. CPTルールに合わせた設定になっていない(上下・左右同時押しの際にニュートラル判定になっていない)

  2. 購入時に液晶表示なし

  3. LED 点灯オフ

こちらもメーカーによって初期設定具合が異なりますが、昨今の格ゲーブーム特にスト6が盛り上がっていて、レバーレスの需要がどこにあるのか提供側も考えてほしいと思います。
説明書を添付しないのであれば、挿してルールに則った作り、表示や難なく利用できる設計にしておいて欲しいと感じます。

まとめ

こんな人へオススメ

  • ・手の小さい方

  • ・手触り感を重視したい

天板の手触りもサラサラとして良く、ボタンの推し心地も個人的には良い。
一方で初期設定やスクリーンの視認性など自分でひと工夫必要な点などもあるため、少し手間に感じるかもしれません。
製品の方向性として手触り感をすごく大事にしていて気持ちのいい触り心地なのは間違いないしコントロールもしやすい。
自分にはとても合っているデザインなので、不満点を解消して完璧なものが出来上がることを期待します。

現在はこのレバーレスでプレイしてランクマッチも徐々にポイントを挙げている状態で、自分には非常にマッチしています。
送っていただいたCIELOGAMESさんも柔軟な対応をされていて非常に好印象なメーカーさんだと感じました。

レバーレスコントローラーは千差万別。
良きゲームライフを!

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