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全ての始まり(1980年)

吾妻ひでお「のた魚」
タミヤ人形改造以来の造形物。
吾妻ひでおに心底傾倒していた高校生の当時、毎月行われるファンクラブの会合で披露しようと作ったものです。
それをシリコンゴムとレジンで複製。現在のようなレジンキャストはまだ無く、宝飾用のレジンで無理やり複製、ウロコはペン書きだったり。冬場は硬化に2日以上かかることもありましたし、硬化後はかなり硬かったのでちょっと細い部分があるとすぐパキパキ割れました。

吾妻ひでおが作品にSFを取り入れ始め、日本SF大会も大変な盛り上がりを見せていた時代でした。ヲタクが生まれたのもこの頃だったはず。

果たして持って行った「のた魚」はファンクラブで大好評を博しました。そしてそのことが後の私の人生を決定付けたのです。

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