見出し画像

FXウデを上げる前に資金が底をつき、相場の世界から去っていきます…

FXってたしかにはじめは損ばかりしますが、普通なら損を繰り返すうちにこうしたらダメなんだと学習していきみんな勝てるようになると思うんですが 貴方の理論だとジャンケンを何度もやればいずれジャンケンで100戦100勝になるということになりますか? 
さっきはグーを出して負けたから次はパーを出せば勝てるということになるのでしょうか? 為替でも株式市場でも同じ局面なんて2度と出現しません。1ヶ月前にドルを買ったら損をしたから次はドルを売れば儲かるなんてことは絶対に理論として成り立ちません。為替相場の予測なんて経済学を何十年も研究してきた専門家でも非常に難しいとされており、素人に予測なんて出来るはずが無いのです。常人など到底及ばないレベルの研究を重ねても偶然よりは少しマシな程度の予測が出来るのがせいぜいです。 これも為替相場に限りませんが、市場は原則として誰かが儲ける為には他の誰かがお金を失わなければならないゼロ・サム・ゲームの場です。素人が少々の経験を積んだくらいで簡単に巨額の資金を持ち、豊富な専門知識と経験で武装したプロに勝てるはずがなく、大半はカモになるのです。
トレードの知識がないとなかなか理解できないと思いますが、いわゆる半丁博打やコイン投げと同じ原理ではないんです。よく売るか買うかしかないのだからスプレッドやスリッページ・手数料の負担を考えてもそこまで負けないと思われています。 
あくまでも上記のゲームは、単に半か丁か、表か裏か、を当てるゲームです。トレードは、確かに売るか買うかなのですが、そうではなく勝つか負けるか、わかりやすく例えると自分が設定した利益が得られるか損をするかなんです。 

もしエントリーしたポジションから100ピプスの利益、100ピプスの損失のどちらかになれば確定させるトレードをやったとします。でもそもそも、そのエントリーから100ピプス上下するとは限りません。上に150ピプス、下に50ピプスに動くときにエントリーしたかもしれません。そうなるとせっかく下(売り)にエントリーして順調に利を伸ばしても100ピプスに到達することなく損切りにあってしまうんです。その為、逆のことをしても当然負けます。 
つまり、あくまでもトレードの世界は主観による利益と損失を前提に勝ち負けを判断するので、きっちりその利益を得られる確証がないからみんな負けるんです。自分がエントリーした方向に利が伸びても自分が想定している利益が得られないなら当然みんな利食いをしないわけですからそのトレードは負けトレードになります。 
これが確率的に負ける原因です。 
あとあるスーパートレーダーが色々なトレード手法の検証をした論文を以前拝見したことがあります。負ける手法の逆をすれば勝てるのか?というパートを引用すれば、逆をやっても負ける、というのが結論です。なぜなら、上記と同じだからです。でも中には逆をやれば勝てる手法もありましたが、ほとんどが使えないと結論付けられていました。 逆をやったら勝てるというものではないです。 
そもそも間違っているのですが、株にしろFXにしろ勝ち負けではないんですよ。損益、つまり儲かっているか儲かっていないかが重要なんです。 大概の人は誤解しがちなんですが、儲かっている人と儲かっていない人の勝率の差は大してありません。 
一時期話題になった投資集団でも勝率は3~4割。数字だけなら負け越しです。
ただ、損益が+。 そうなる為の工夫は中々学習では身に付きません。 
少なくともFXの勉強をしただけでは中々身につかないでしょうね(別にむずかしいことではないですが)。
後は単に下手だからみんな負けるんです。なぜ、ずっとやっていても下手のままなのか?

1.上級者 
プロを含め、全参加者の10パーセント以下です。毎年利益を上げています。(1)少なくとも1つ以上の「機能する取引手法」を持っていて(2)心理的なプレッシャーに強い、またはメンタルの問題に直面しないで済むノウハウを持っています。そして例外なく(3)「リスクマネジメントの達人」です。また私の知るかぎり共通して「状況判断が速くて正確」で「自分なりのルールを持ち」「そのルールをきちんと守り」「トレード記録をきちんとつけていて(または、かつてつけていた経験があり)」そして「努力家」です。 

2.中級者 
短期間では勝っても通年では利益を出せません。「上級者」と同じようなことをやっていますが「上級者」に比べ上にあげたうちのどこかに問題があります。でも基本的に「上達のレール」には乗っているので資金がなくなるまでに経験を積んで相場のウデを上げ利益を出せるようになれば「上級者(勝てる人)」になれます。しかし、多くの「中級者」はウデを上げる前に資金が底をつき相場の世界から去っていきます。つまり「中級者のほとんどが、勝てない」のです。 

3.下級者 
デタラメをやる人々です。相場の世界ではつねに最大勢力です。自分の「ルール」など持っていないか、またはせっかく「ルール」を作っても何かと理由をつけそれを平気で破ります。「トレードの質を上げる」ことには関心がなく、自分が作ってしまった大きなポジションがプラスになるか否かそのことにしか関心がありません。努力をまったくしないか、または努力をしても「方向違いの努力」をしています。「楽して儲かる夢のような手法があるはず」と信じそれを探し求めています。たいていの場合、資金に対し大きすぎるポジション(しかも「含み損」)を持っています。トレードの記録をまったくつけません(だから、いっこうにウデが上がりません)。ナンピンをやるのもここの住人です。中には儲かったときは「自分は天才だ」と思い損をすると「それを他人のせいにする」という、とんでもなく身勝手な人もいます。「上達のレール」に乗っていないので、いくら経験を積んでも上達することはけっしてなくそのうち資金が底をつき相場の世界から消えていきます。 つまり「下級者は、絶対に勝てない」のです。 
以上をまとめると…、 
相場で勝てるのは上級者だけ(その数は全体の10パーセント以下)。 
学習によって上級者になる見込みがあるのは中級者に限られ、しかもウデをあげるまでに資金がつきればアウト。 
下級者については、はじめから問題外。そして相場の世界では彼らが最大多数。 
こういった理由で相場の世界では、右を見ても左を見ても「勝てない人ばかり」なのです。 

タイトルにもある様にウデを上げる前に資金が底をつき相場の世界から去っていくのが嫌なので資金力の確保の一環としてEAを取り入れエントリーロジックの見直し相場の原理原則などを学びたいと思います。

Yahoo知恵袋より。

マジレスさせていただきますと、大数の法則などの統計学が機能しにくい理由はFXや株式の“相場”にゲーム的要素が強いからではなく、参加人数が限定されないことによります。 

参加人数が限定されるなら、相場は正規分布だと仮定でき、一般的な統計学の分析手法をガンガン使えるはずです。でも、人数が限定されないので、「大数の法則」や「中心極限定理」が通用しないことが多々あります。人数が限定されるのであれば、「平均」も移動しないはずであり、「移動平均線」を使う必要もないわけです。 

相場は、正規分布ではなく「フラクタル分布」です。 

つまり、同じ形が延々と大から小まで無限に続く宇宙です。 
こんなカンジ。 
https://www.youtube.com/watch?v=5b3Wx4USu70

じゃぁ、1時間足の形がそのまま1分足でも同じ形をしているのかっていうと違いますよね? 

実は厳密にはフラクタル分布でもないと思います。 

ちょっとずつ形の違うマンデルブロ集合体です。 

つまり、こう。 
https://www.youtube.com/watch?v=ArSPmPdA9UE

似て非なる形が延々と連なっているカンジです…。 

で、このはるかなる宇宙に放り出されたトレーダーたちはどうやって、この相場に挑めばいいのかというのが実際知りたいところでしょ? 


ここまででおわかりいただけると思うんですが、「相場でそのまま統計学を使うのは無理」ということになりますよね。でも、テクニカルそのものが統計学だから、テクニカルで勝負するからには、通用する範囲で使うしかない。じゃ、どうやって通用するところを見つける、もしくは通用しやすくするかということになりますが…。自分は以下の2つの要素が重要になると思います。 

・従来の統計学ではなく、ビッグデータを使ったデータマイニング手法を使う。
・統計学的アプローチよりも、相場の中の似たような形、つまり、マンデルブロ集合体的な図形を抽出することに重点を置く。 
・とった統計が未来で通用するかどうか。統計をとったデータ以外で検証を行う“アウトオブサンプルテスト”(二重盲検テスト)を行う。 

このあたりでしょうか…。 

つまり、 

×統計をとりました→よし、実戦で使おう。 

はダメな方法で、 

○統計をとりました→統計をとった期間以外でも使えるか確認しよう。 

が正しい方法だと思います。単純にこの点だけを見れば、システムトレーダーも裁量トレーダーもある領域の方々は当たり前に行っていることですが、より精度を上げて“統計学的に”アプローチしたいなら、この「統計をとった期間以外でも使えるか確認しよう。」の段でも、多くのサンプルをとり、多くの時間軸や通貨ペアで実験して手法の性能を確認するべきだと思います。 

ここまでしてはじめて、統計学的に通用してくると思います。 

よって、回答としては 

【確かに、相場では必ずしも機能しない。でも、高い確率で機能させる方法はある】 

と言えると思います。でも、それだって、「統計学を使える可能性を高める」だけであって、この世界に絶対はありません。 

https://social-trading.exness.com/a/vaal8a9l?platform=mobile

https://one.exness-track.com/a/vaal8a9l


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?