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素直な自分の作り方~怒ってる時はだいたい悲しい~
友達と話している時、仕事をしている時、家族と話している時、「自分や周りの人に対して、常に素直であり続けること難しすぎん?」とよく思います。
「素直」についてググってみると、性質・態度などが、穏やかでひねくれていないさまを指すらしいです。これを踏まえると、最近の自分が素直とは対極にいることを痛感させられます。
私は今年で30歳の節目を迎えるのですが、ひねくれた意地っ張りコミュニケーションをとっている普段の自分を思い返すと、なんともいたたまれない気持ちになります。理想の30歳を目指して「素直」になるためには何が必要なのか考えていこうと思います。
素直になるためにはどうしたらいいの?
「素直」であるためには、どうやら4つのハードルがありそうです。
自分が今感じたことを把握する
何故そう感じたのか根源を探る
「感情」は何の武器にもならないという呪縛を乗り越える
自分の想いを伝えることにビビらない
もはや高難易度な雰囲気を感じますが、ここから更にかみ砕いていきます。
1.自分が今感じたことを把握する
まず素直であるためには、起きた事柄に対して、自分がどう思ったのか?どう感じたのかを把握しないといけません。
例えば、今週末、彼氏とディズニーランドに行く約束をしていましたが、彼はすっかりそのことを忘れてゲームに夢中。これでもかというぐらい勤しんでいます。
そんな彼を見ていて彼女は思います。「は?なんだこいつ。めちゃくちゃ約束忘れてんじゃねーか。くっそ腹立つな。」と。現段階だと、この彼女が感じているのは「怒り」っぽいですよね。
2.なぜそう感じたのか根源を探る
彼女は「怒り」を感じているようですが、もうちょっと深ぼってみます。なぜ彼女はディズニーランドに行くという約束をないがしろにされると「怒り」を感じるんでしょう?
・一緒にディズニーランドに行くことを楽しみにしていたから
・約束を破るという行為自体が許せなかった
このいずれか、もしくはどちらもが「怒り」の理由っぽいですね。そしてどちらにも共通する気持ちがありそうです。
一緒にディズニーランドに行くことを楽しみにしていたから、一緒に行けなくて悲しかった。
約束を破るという許せない行為を、大好きな彼が自分に対して行っていて悲しかった。
どうやら「怒り」は二次感情であり、「悲しい」が怒りの根源のようです。
3.「感情」は何の武器にもならないという呪縛を乗り越える
「怒り」の根源が「悲しい」である事に気づいたら、後はかわいく「約束を忘れられて悲しかったんだよ」と伝えるだけなのですが、ここにもハードルがあります。
「それって感情論じゃないですかwwwww」
誰かに言われたわけでもない言葉が頭をよぎります。草の後ろに(はい論破)というセリフすら浮かび上がってきそうです。
仕事をしていると、理論立てて話すことの優先度が高くなってしまい、感情を伝える事は何の足しにもならないし、誰かを動かす理由になりえないように思ってしまいます。この呪縛を解き放って「自分の感情を伝える」という選択をしなくてはいけません。
4.自分の想いを伝えることにビビらない
「理論第一主義」を乗り越えて、自分の感情を伝える選択をとろう!と思った次に思い浮かぶのが
「これって、伝えたところで何になるんだろう?」
という自分が傷つくことへのリスクヘッジです。「あなたの一挙手一投足で、こんなにも心揺さぶられています」と急所をさらけ出すようなコミュニケーションに対して、見合う対価はあるのか?という思いに駆られます。
他人に左右されてるダサい(と感じてしまう)自分に、否が応でも向き合う羽目になるので、自分の本当の感情に気づけても、最後のハードルが高すぎてくじけてしまいがちです。でもここを踏み出せたら遂に「素直な私」のゴールテープを切ることができます。
素直のロードマップを敷いてみると、なかなかの難易度であることが分かりました。
30歳の節目までには、素直な自分で大事な人と向き合っていきたいものですね!
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