今後注目するキーワード空き家予備軍

おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。さて今日からテーマを変えましてキーワード「空き家予備軍」についてお話ししようと思います。テーマは「先読みしたいならこのキーワード」というお話しでございます。空き家問題を語るには切っては切り離せないキーワードというのがいくつかあるのですが、その中の1つにこの空き家予備軍というお話しが出てきます。定義としては一般的ではないのですが、未来を予測するためのキーワードとしてあります。元々これは日経新聞が取り上げたテーマを元に定義されているようです。65歳以上の高齢者、単身世帯の数を言います。いわゆる1人暮らしの高齢者の方が亡くなればそこは空き家になってくるというようなお話しですね。通常考えられるのは今ある空き家の数とか過去の空き家の数を推移で、年毎もしくは5年毎ぐらいに経緯を見ながら増えていっている減っていっているという話をしていくものなのですけれども、これは過去と現在の話し。現在と未来の話しをしようと思うと未来の予測値がいるわけです。そのために空き家予備軍というようなくくりで出している。私はいろんな講演をするのですが、この空き家予備軍の話しは必ずします。それはなぜかというと、問題を整理する中で最初に言いましたけれども切っては切り離せない実はどんどん増えていっているという傾向がありますので、見逃してはいけないというふうに思っています。空き家予備軍の特性としては、増えていく反面減っているのです。要するにそこに住んでいる方が亡くなれば世帯数としては減るわけですから、空き家予備軍から空き家になるという形ですので、どんどん亡くなれば減っていくはずなのですが逆に増えていっているということはそれのスピードよりも65歳以上の方がどんどん増えていっているというのが現状であると。そこに注目すべきではないかと思うのです。空き家予備軍が単に増えているということではなく、空き家も増えていっているというところの関係性を難しいかもしれませんけれども、理解する必要があるというふうに思っています。ということで、何回かに分けてこの「空き家予備軍」についてのお話しをしていこうかなというふうに思っていますので、お付き合いのほど宜しくお願い致します。ということで今日は、「空き家予備軍」先読みしたいならこのキーワードというお話しでした。ありがとうございました。

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