社会全体高齢化と空き家予備軍

おはようございます。私は福井県美浜町で建設業を経営していたり、空き家マッチングのNPOを運営していたり、最近では「空き家問題は所有者の早期決断で解決する」をテーマにオンラインサロン空き家ラボを運営しております、北山でございます。よろしくお願いします。昨日に引き続きテーマは空き家予備軍のことです。「なぜ注目されるのか」というテーマでお話しをしようと思っています。昨日話したように空き家予備軍というのは65歳以上の高齢者単身世帯のことを指します。今なぜこの空き家予備軍というのが注目されていくのかというのは単に今現在ある空き家これがピークではないのです。これからどんどんさらに増えていくと。増えていく要因で1番分かりやすい指標は何かというとこの空き家予備軍なわけです。昨日少しだけ話しましたけれども、これから増えていくであろう65歳以上の方且つアパートマンションというのは少し置いておいて、戸建てのお家をお持ちの方そこに住んでいらっしゃる方に注目していくと、単身の方が仮に亡くなったとすると空き家になるというのはだいたい想像が出来る。この数が少なければいいのですが、どんどん右肩上がりで増えていっているということに注目すべき点があります。私たち美浜町でも既に700軒ぐらいあると思います。空き家の数が300ぐらいですので、驚くべき数字ではあります。さらにもっというのであれば数が年々増えていっていると。空き家も年々増えていっていますし、さらに空き家予備軍の数はそれ以上の加速度で増えていっていますので、ここ10年ぐらいは増え続けるであろうというふうには予測されています。ただこの数字というのは一般的ではないですので、何となく「高齢者の方多くなるよね」団塊の世代がどんどん退職されて高齢化していくという人口のバランスの雰囲気は分かるのですが、実態はよく分からないというところがありますので、いまいち現実的そして身近なところでのピンとくる感じのところではないというところがこれから認識していく必要があるなというふうに思っています。だからこそ改めて見直してみると空き家予備軍というキーワードはこれから注目されるのではないかなと、既にされているのですかね?以前はそうではなかったのですが、どんどん「空き家予備軍」というキーワードがいろんなメディアそして、ウェブ上でも飛び交っていますのでまず空き家の取り組みをされる方は、空き家予備軍についてご自身の市町村、役場に情報公開されていますので1度見ていただくと、さらには過去5年間の数字も取り寄せていただけると非常に参考になる。そして、この多さに愕然とすると思います。やっぱりやらないといけないなと、これは放っておいてもいずれ空き家の問題というのは破綻していくのではないかなというふうに個人的には思っていますので、ぜひそのへんの数字なんかを見ていただけると参考になるかなと。現実味を帯びるという意味でも参考になるかなと思っております。ということで今日はこのへんで、ありがとうございました。

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