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穏やかな日常を求めて

今年を振り返って、今の想いをつらつらと記します。

今年は展示やイベントが盛り沢山な1年でした。
ありがたいことに、そのほとんどが主催者の方や会場の方からお声かけいただいての展示であったこと、本当に嬉しく思います。

この大変な世の中で、自分の作った作品を求めてくださる方がいる。
そのことがどれだけ奇跡的なことか。
「ただただ、この作品が好きで、お金を出しても自分の元に迎えたい」
と思っていただけることが、どれだけありがたいことか。
作品をお迎えいただく度に、胸がいっぱいになります。

本当にいつもありがとうございます。
これからも、よりよい作品になるよう、一歩一歩進んでいきますので
また何か作ってるな〜なんて、見守っていただけましたら幸いです。



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ただ、最近は制作だけ、楽しいだけの投稿がどうにもできない自分がおります。

本当は、日々の嬉しいこと、楽しいことを綴っていたいのですが、、
どうにもそれだけではいられない日々です。

「子ども食堂」の数は前年と比べ17868か所増え、今年、全国で9131か所になったそうです。
それは公立中学校の数とほぼ変わらない数(9296校)と読んで愕然としました。
日本は世界から見ても重税国です。
年々増税されているのに、貧困はどんどん広がるばかり。

私の納めた税金は、外国から兵器を買ったり、裏金にされたりするのではなく、何よりもまずこの国の福祉に使って欲しい。
食べるものも住む場所もない人がいない、みんなが温かな眠りにつける国であってほしいと切に願っています。


また、今もなお、パレスチナで続く虐殺の報道に触れるたび、心が壊れていく想いがします。
なぜそんなにひどいことができるの?
なぜ世界中が見ている中止められないの?
なぜ、なぜ、自分はこんなに無力なの。

飛行機で飛んでいけばすぐ辿り着く場所で、人を人と思わない行為が日夜繰り広げられている。
一方自分は温かい場所で温かいご飯を食べられて眠りにつける。
パラレルワールドにいるみたい。

そんな世界であってほしくない。
誰も傷ついてほしくない。
みんなが穏やかな眠りにつける世界であって欲しい。


年の瀬に急にこんな話で興醒め、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
でももし、私の話に少しでも感じるものがあったなら、一緒に考えて欲しいと思います。

私は、行動しやすいものとして、イスラエルへの資金援助をしている企業をボイコットするつもりです。
自分が支払ったお金で兵器が作られ、売られ、傷つけられる人がいると思うと耐えられないからです。
買い物は投票。
無力を嘆く前に、できることを少しでもやっていきたいと思います。

もちろんこれからも精一杯、そして祈りを込めて、制作もしていきます。
文化は心を救うと、信じているからです。


とりとめのない心の吐露にお付き合いいただき、感謝いたします。
願わくばみなさまの日々が、心穏やかなものでありますように。

少し早いですが、みなさまどうぞよいお年をお迎えくださいませ🕊️

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