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2023シーズン前半戦雑感

気付けば7月。J3リーグも19節が終了。
思ったより上位下位の差がまだついていませんが、ギラヴァンツのブービーは完全に予想外でした。

サポカン議事録(https://www.giravanz.jp/pdf/20230531_minutes2.pdf)にある通り、『サッカーの原点とい うのはなんだ?という時に、やっぱり走ることだなということ。走ることに真摯に向き合う』がテーマという事が書かれていました。

だから、『負けずに今年は若い選手で走るゲームをしよう』という補強方針ということだそうです。

個人的な意見ですが、補強方針についてはクラブとして大きな問題を抱えていると思います。

2019年 当初J3を戦うにあたり3年計画で選手を育てる。獲得する選手は「体が大きい選手」
獲得したのが、ディサロ・町野・河野・新垣・生駒・國分・・GK田中
2020年 体が大きいだけでは厳しいから足元が柔らかい選手を・・
獲得したのが、佐藤亮・よしき・村松・永井・斧澤・永田
2021年 選手が育って大量に抜けたのでなんとか選手をかき集めて・・ 
J1経験選手をベースに・・・富山、前川、西村、井澤、藤谷、乾・吉丸・・
2022年 超攻撃的な選手
獲得したのが藤川、髙澤、池髙・・・

2023年は前述した通りなわけですが、活躍したら抜かれるという課題がある中で、抜かれた後に残った選手ってそれぞれの補強方針が違う選手の集まりとなってしまい、いざ今年はコレでと掲げてやっても中身はちぐはぐになるんじゃないかと。監督が現場でやるなら、これがダメなら次の手でってなりますが、強化担当となるとよほど資金力があるチームでない限りうまくいきませんよね。(それ以外にも北九州独特の選手獲得の難しさはあるのですが)

https://twitter.com/akitonote/status/1657642346622881792

監督交代だなとよくつぶやいておりましたが、ワタクシの真意は、こんだけ補強方針がぶれるなら獲得方針を決めた人(SD自身)が責任取ったらどうよ?という部分が大きいです。

そんな中走るサッカーを目指してとことん走らせたものの、獲得した選手と既存の選手の融合はうまくいかず、柱となるはずだった選手の離脱など不運も重なり、前から奪うというやり方を変更せざるを得なくなります。
※別メ選手はさすがに書けません。あしからず。

特にセンターバックがヨーイドンで走っても勝てないため、サイドバック含め前から行くと奪われたら2バックで対応せねばならず、その対応でボランチにサリーさせたけどうまくいかず・・・ってことで3バックで構えて受ける守備に方針転換。これによって守備がおおむね安定します。
が、セカンドボールが拾えないため防戦一方に。

多分ミケル獲得はセカンドボール回収要員。そして福島戦ではこれ自体はうまくハマります。ところが、ミケルがセカンドボールを回収してもそこからの展開がうまくいきませんでした。永野選手を前川選手に替えたのはその部分だと思われます。そして相手の福島が5バックで守ってくることも永野選手には不運だったかと・・本人はめっちゃ頑張ってましたがこれはしゃーないかなと思います。

J全体から見れば小さなクラブなので、選手が大幅に入れ替わるという事が往々にしてありますが、だからこそ選手獲得というベースの考え方についてはチームのバランスをしっかり考えて行ってもらいたいものです。



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