1/30沖縄那覇PECOSライブリポート
その日のライブの曲順と想うこと・そして制作秘話を書きます!
まず、タイトルの「帰ってきたジン・アキラマン」
今回、沖縄のギタリスト「JIN」から連絡があったのは「アキラやか」(やかとは与論島方言で兄貴・兄さんという意味、沖縄ではニィニィですね。)
「沖縄来るんですか?」その時、国頭村・ヨロン島物産フェアが決まっていたのでライブ決定!すぐにライブタイトルを考えることとなった。
だいたいライブタイトルは直感で決めていて今までもパロディやもじったものが多い・・・まあ大喜利が好きだったり・・・気になる方は川畑アキラの
Twitterをご覧ください。
少し前に映画「シン・ウルトラマン」を見たということと「久しぶりの沖縄」ということで「帰ってきた!」をつけました。あとは言葉遊び・・・
ウルトラマンが好きで、その影響でウルトラマンの「産みの親」とも言える
金城哲夫さん 関連書籍もたくさんあるので興味のある方は読んでみてください。日本と沖縄の架け橋となるべく孤軍奮闘して急逝した金城哲夫さんは
自分にとってもヒーローです。
前置きが長くなるのが自分の悪い癖ですがnoteは色々、長くかけるのでハマってます。
その日の曲順とエピソード
1 朝日が昇る前に
当たり前の話だけど、ライブやアルバムにおいて曲順は重要である。いろんなライブ場面においてその時のアルバムの一曲目とかジャムセッションしてからとか、あえてスローなスタートになったり・・・まあその日の気分が大きいです。今回はこれで決まり「JIN」とやるとき川畑アキラのアルバム
「誠の夢」からは全曲やろうと思って決めていたので
2 ウヮーチタバーリ
明るいアップテンポの三線の曲で「ようこそいらっしゃい!」という意味の与論島の方言です。ここではライブのタイトルを言ったり、それにかけて少し替え歌したり・・・今回のライブでは「シュワッチ!シュワッチ!」言ってました。「言いたいだけ」ですが
3 辺戸岬
沖縄日本復帰40周年の時に書いた曲で去年50周年のイベントでも歌いました。アルバム「誠の夢」が出たのも2012年・・・ヌサリを感じます。
「ヌサリとはなんぞや?」それはのちに語ります。辺戸岬は沖縄は最北端の場所で与論島が晴れているときに見えます。近いようでなかなか遠い存在をその歴史と男女の恋歌にかけて書きました。この曲は良くいい曲って言われていてありがたいんだけど・・・もっと個人的には注目をあびてほしいです。辺戸岬の売店でかかるとか・・・関係者各位の皆様・知り合いがいる皆様 よろしくお願いします。
4 黒いダイヤの涙
これもアルバム「誠の夢」からで与論島の人々が明治の時代に三池炭鉱に移住した話を聞き「朝日が昇る前に」を創ったあと、与論の血を繋ぐ大牟田・荒尾与論会の人たちのために100周年記念式典に合わせて創った曲です。
のちにその歴史を紹介するNHKの番組に取り上げられました。
あの時もJINと一緒でしたね・・・そこにいる与論の人々の魂が乗っかってきた気がして涙が溢れてうまく歌えませんでした・・・あまり霊感や霊力はありませんが、あればいい曲が書けるなら「欲しいです」
5 ティダ
太陽の意味 奄美地方は ティダ 沖縄では ティーダ とのばしますね。
大好きな「岡本太郎」と与論での少年時代を掛け合わせた曲で当時、那覇に住んでいたけどこの曲は確か与論島で出来た曲なんだよなあ
東京のいる時は、与論島に帰ると飲み会の誘いも連日であまり曲を書く時間がなく屋久島行ったり与那国島や八重山諸島を「曲を書く」という名目でたくさん書いたんだけど、多分ザ・コブラツイスターズの時はタイム感が合わなくて発表できなかっのかなあと 与論島でできたことはそれが自信となり
今、在住している意味もあるんだと思います。ライブでは爆発!盛り上がりました。最後は「音楽は爆発だ!」と叫びましたね。静岡のラジオレギュラー K-MIXでの自分のコーナーも「音楽は爆発だ!」でした。
ここで一部終了! ブレイクタイム
6 JIN SAYS
この日、コラボ実現しました。去年、作詞を以来された時にどうするかな・・と考えました。ここからは創作のヒントになるかも
JINにはひとり息子さんがいてそれこそ2008年から沖縄移住してサポートしてくれた時から小さな息子さんと一緒でライブでステージにも一緒に上がったりそんな思い出があります。なのでこの歌詞は
「息子に語りかける親の視点と息子が成長する視点で書きました。」
アメリカのロックミュージシャンで詩人でもあるルーリードが好きで
彼の歌にも「キャロラインセイズ」という曲があります。それをヒントに
JIN が言った「JIN says」と人生にかかってます。
あとJINが組んでいたsala-saji というインストグループがいて解散してしまいましたが沖縄・奄美諸島 東京でもツアーをよくやりました。言葉はインストなのでないですがその奏でるメロディーから「言葉が想像できる」ユニットだったので「言葉にすれば伝わるかな・・・」とか「言葉」がキーワードになりました。大好きな歌手「小田和正」さんのオフコースの「言葉にできない」は名曲ですが違うアプローチができないかな?と思って創りました。
なかなかブログでもここまでは書きません。noteだからできる本音の部分だと思います。いずれJINがアルバムを製作するのでその時、参加できればいいですね。
ザ・コブラツイスターズ メドレー
7 夢の旅人 8 路地裏の宇宙少年
ザ・コブラツイスターズの曲はJINに選曲してもらいました。
盛り上がった〜曲の説明だでnoteかけるのここはサクッと
「次、行ってみよう」
9 島の花
この曲も1コーナーを創れるぐらいなので短めに・・・
ダイナミック琉球のカップリングですがライブでやってるときは一時期
シングル候補だったので出せてよかったんですが・・・ちょっと勿体無かっ
たかも
10 オバケDISCOで踊ってる
これもぜひコーナーを持ちます。盛り上がりました。追悼でジェフ・ベック
高橋幸宏さん・アントニオ猪木さんをやりましたが・・・まさか鮎川誠さんも逝ってしまったとは・・・でも彼らの音楽は生きています。
11 シンガーソングランナー
盛り上がりの盛り上がり やはりNAHAマラソンを走ってる方、またボランティアでかかわっている方もいるので盛り上がります!
アンコール
甦る人々
外した訳ではありません。この位置に今回はなったんじゃないかな
ヌサリ
「運命」という意味の与論島方言です。
「むいどぉ ぬさり ふぃどぉ うぶん」
「あなたの思ったことが運命となり、請うたことが幸運となる」と
いう格言ですね。沖縄でレコーディングしたイクマあきらさんと共作して
うたと三線とアコギのバージョンを車で聴いた時は号泣しました。
運命船サラバ号出発
ザ・コブラツイスターズのデビューシングル、もうこの曲やったら
アンコールはないよ!ということで燃え尽きました〜
さて、曲順とエピソードをまとめました。そこまで印象的なライブだったと思います。またライブでお待ちしています!