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高校 基本大全数学IAについて⑧ 他の動画付き参考書と違う点

分厚いBasic編はたくさん学べる!といえるのですが,それと同時に「こんな一杯いつまでかかるのだろう?」といった疑問も出てくるのではないでしょうか?

基本大全が他の動画付きの参考書と決定的に違う点を挙げるとすると

「書籍内の文章を読み上げている」

点だといえます。これがなぜそれほど重要かというと,書籍内の文章と動画内の説明が同じでない場合,結局2つの解説を見るのと同じ状況になります(完全に2つとは思いませんが)。
基本大全の動画は,書籍内の文章をまずは読み上げることをベースに心掛けています。そのうえで+αの解説やちょっとしたテクニックを紹介しています。
ですので,特に数学が苦手な方や初めて学ぶ方は

「まず動画を見る」

に徹して欲しいと思います。そのうえで書籍を読むと(同じ文言で書いてあるので)読みやすくなっていると思います。また,2回目なので重要な点が見つけやすくなり,その結果,マーカーペンなどでの書き込みも効率よくできると思います。
こういった,書籍と動画のリンクというのは意外に出来ていないもので,個人的にはかなり拘った部分だと思っています。

ちなみに,Basic編の動画の総再生時間はというと

22時間53分!

長いとみるのか,短いとみるのかはいろいろあると思いますが,これは単に動画の総再生時間,ということではなく,先ほども書いたように「書籍内をすべて読み上げたときの時間」ということです。動画総数が418コマですから,1コマ当たりの再生時間は3分ちょっと。これは演習問題の解説の時間も含んでいますから,項目のイントロダクションの部分だけに絞ればもっと短くなると思います。
必要以上に冗長な解説を極力省き,かつ,書籍の解説に忠実になる。だから無駄がない。
時間が限られている受験生の皆さんに合わせた学習法の私なりの解釈がこの形になります。

個人的なシミュレーションでは,Basic編は4か月程度,今から始めれば夏前には完成します。塾等での具体的なシミュレーション例はご相談があれば詳細もお知らせいたします。この辺りは学びエイドのサポートにお問い合わせいただければご連絡差し上げます。


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