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【無料記事】5/12(日)ヴィクトリアマイル

当レースの見解のみならず、”次走以降の注目馬”まで、ご購読者の皆様を「一気通貫でサポート」させて頂いているのが、本予想記事の強みです。
当レース終了後も、レースの振り返り等で当記事をご活用頂けましたら非常に嬉しいです。


✔当記事の信頼性

ありがたいことに、当予想記事の総閲覧数は、運用開始から1年ほどで「35万PV」を突破し、「6000」を超える高評価を頂いております。
初めて訪れてくださっている方に対して、記事の信頼性を保たせるために、下記で本命馬の主な成績を記載させて頂きます。

≪2024年度 主な本命馬の成績≫
京王杯SC / ◎レッドモンレーヴ(2人気)2着🥈
・天皇賞・春 / ◎ブローザホーン(5人気)2着
🥈
・ユニコーンS / ◎ミッキーファイト(1人気)3着🥉
・フローラS / ◎ラヴァンダ(6人気)2着
🥈
・アーリントンC / ◎ディスペランツァ(1人気)1着
🥇
・ニュージーランドT / ◎ボンドガール(1人気)2着🥈
・大阪杯 / ◎ローシャムパーク(3人気)2着
🥈
・日経賞 / ◎マイネルウィルトス(3人気)3着🥉
・若葉S / ◎ミスタージーティー(1人気)1着
🥇
・阪急杯 / ◎サンライズロナウド(9人気)3着
🥉
・共同通信杯 / ◎ジャスティンミラノ(4人気)1着
🥇
・東京新聞杯 / ◎サクラトゥジュール(7人気)1着
🥇
・日経新春杯 / ◎ブローザホーン(1人気)1着
🥇
・シンザン記念 / ◎エコロブルーム(1人気)2着🥈
・フェアリーS / ◎ラヴスコール(4人気)3着🥉

≪2023年度 主な本命馬の成績≫
・阪神カップ / ◎ウインマーベル(4人気)1着🥇
・朝日杯FS / ◎タガノエルピーダ(5人気)3着🥉
・タンザナイトS / ◎カルネアサーダ(3人気)1着🥇
・阪神JF / ◎コラソンビート(2人気)3着🥉
・アル共杯 / ◎ゼッフィーロ(1人気)1着
🥇
・JBCレディス / ◎アイコンテーラー(1人気)1着
🥇
・富士S / ◎ソーヴァリアント(6人気)3着
🥉
・エルムS / ◎セキフウ(6人気)1着
🥇
・函館記念 / ◎ローシャムパーク(1人気)1着🥇
・ユニコーンS / ◎ペリエール(1人気)1着🥇
・米子S / ◎ラインベック(7人気)2着
🥈
・オークス / ◎ドゥーラ(15人気)3着
🥉
・メイS / ◎サクラトゥジュール(7人気)1着
🥇
・ヴィクトリアマイル / ◎ソダシ(3人気)2着
🥈
・青葉賞 / ◎ハーツコンチェルト(2人気)2着🥈
・阪神牝馬S / ◎サブライムアンセム(10人気)2着
🥈
・金鯱賞 / ◎アラタ(6人気)3着
🥉


◆目次

1、トラックバイアス見解
2、最終結論(上位評価の見解付き)
3、本命馬についての見解
4、買い目
5、次走以降の注目馬 ※追記後公開


1、トラックバイアス見解

🔴東京(芝)

●内⇆外(道中):ややイン~フラット(内 ≒ 中 > 外)
●内⇆外(直線):フラット(イン差し > 外追走差し)
●前⇆後       :道中インで脚を溜めた馬の終いの脚が良い

🔴Vポジション

Bコース開幕週での実施。
「良馬場」で開催される見込みで、通常の東京芝コースといった印象で時計は速い。

●内⇄外バイアス
先週ほどイン追走が恵まれる感はないが、どちらかというと道中は内目を追走した馬の方が、直線での伸びが良い印象があり、トラックバイアスは「(ややイン~)フラット」と判断したい。

※3頭分以上の道中外回しから勝ち切ったのは、
・未勝利戦で能力が抜けていたトライデントスピア(4R)
・1400では最強の呼び声高いウインマーベル(11R)
の2頭で、能力でトラックバイアスの不利を跳ね除けての勝利だった。

●前⇄後バイアス
今日は先行馬優勢のレースが多かったというのもあるが、4列目より後ろを追走した馬で馬券に絡んだのは2頭のみ。

・ビターグラッセ(10R)
・レッドモンレーヴ(11R)

土曜は、芝レースが5鞍あったが、下記の成績。
バラツキはあるものの、道中は内目を追走した馬の方が比較的優勢。
狙い目としては、「道中で内から2頭目までを追走する差し馬」

逃げ   :🥇×0 🥈×1 🥉×1
 2番手  :
🥇×0 🥈×0 🥉×0
 3番手外 :
🥇×1 🥈×1 🥉×0
☆2列目最内:
🥇×1 🥈×2 🥉×0
 2列目中 :
🥇×1 🥈×0 🥉×1
 2列目外 :
🥇×1 🥈×0 🥉×1
 3列目最内:
🥇×0 🥈×0 🥉×1
 3列目中 :
🥇×1 🥈×0 🥉×0
 3列目外 :
🥇×0 🥈×0 🥉×0
 4列目最内:
🥇×0 🥈×0 🥉×0
 4列目中 :
🥇×0 🥈×2 🥉×0
 4列目外 :
🥇×0 🥈×0 🥉×0


2、最終結論(上位評価の見解付き)

◎:スタニングローズ

[短評]
長期休養前の成績は、ナミュール以上で能力最上位。
近2走は度外視で問題ないし、寧ろ負けて強しの内容だったので、評価は下がらない。
また、中山記念で見せたパフォーマンスから、牡馬相手のG1でも通用する器だと思うので、良かった頃の状態に戻ったであろう今回が絶好の狙い目と判断して本命に。
現在5人気17.1倍とそこまで人気がなく、配当的にも面白い一頭。

◯:サウンドビバーチェ

[短評]
この馬の好走パターンは、「1列目のポジションを取り切っての押し切り」
今回は、コンクシェルを見ながらの「2番手」、もしくは内枠勢を横切っての「逃げ」が見込めそうな枠順配置で、枠の並びとしては最高。

<好走事例>
・4走前:阪神牝馬S
~2番手からの押し切り→1着
・6走前:秋華賞
~”逃げて”粘り込み→0.4秒差7着(1着スタニングローズ)
・7走前:紫苑S
~”2番手”からの粘り込み→タイム差なし秒差2着(1着スタニングローズ)
・9走前:チューリップ賞
~”2番手”からの粘り込み→0.3秒差4着(1着ナミュール)

また、昨年のヴィクトリアマイルでは、この馬にとってはベストではない”揉まれる競馬”となりながらも0.5秒差5着と好走しており、東京マイルへの適正も見せているのも魅力。
特大の大穴をあけるとしたらこの馬とみた。

▲:マスクトディーヴァ

[短評]
東京マイルという舞台設定において、”2強”のうちで上に取りたいのはこちら。
東京新聞杯は、出遅れ→イン有利の馬場で外回し→距離感の差で差し切れずの敗戦と、あまりにロスが多い競馬だったので完全に度外視。
また、ローズSや秋華賞で見せた末脚から、G1級の能力があることを既に証明している。
課題のゲートさえしっかり決めれば、好走の確率は高い。

△1:ナミュール

[短評]
前走ドバイターフは、直線内で渋滞が起きたところ、外からスムーズに伸びて好走(やや恵まれ)。
2走前香港マイルは、イン有利のトラックバイアスの中、終始外追走から直線も鋭く伸びての3着と、好内容のレースぶりだった。

勿論、能力の差で突き抜ける可能性もあるが、(昔から言われていることだが、)東京マイルと京都マイルの親和性は低く、マイルCSでの圧巻パフォーマンスをそのまま今回も鵜呑みには出来ない認識。
また、瞬発力戦になると取りこぼすタイプの馬だが、今回は道中スロー→直線瞬発力勝負が濃厚なメンバー構成。
上記から、個人的に鉄板軸とまで思えなかったため、他から入る選択をした。

△2:ウンブライル

[短評]
阪神牝馬Sで、(トラックバイアスの観点において)マスクトディーヴァよりも強い競馬をしていたのはこの馬。
当時はイン有利のトラックバイアスで、マスクトディーヴァは道中ロスのない最内追走だったのに対して、ウンブライルは道中3頭分外を追走しながらも0.1秒差2着と差を詰めた。
NHKマイル時のように、道中はインで脚を溜めて直線は外に出す「インアウト」の競馬が出来れば、十分馬券圏内があっても良い存在。

△3:ライラック

[短評]
3歳時のフェアリーS以外、マイルでの実績がないのは事実だが、成長力を見せた昨年の府中牝馬S以降、先行できるようになってきた点は注視すべき。
昨年のエリ女で最も強い競馬をしていたのはこの馬で、能力の高さは疑いようがないので、序盤にポジションを主張して、中団インで脚を溜められれば高配当の立役者となっても不思議ではない。

△4:ハーパー

[短評]
この馬からすれば、マイルはやや短い印象だが、牝馬限定G1なら実績上位。
序盤からペースが流れて持続力戦になり、持ち前の立ち回りの上手さを活かせれば、2.3着に割り込んできてもおかしくない馬。

△5:フィアスプライド

[短評]
左回りの直線が長いコースで着内こそないものの、3~5走前は崩れずに走れている。
上位馬の凡走があれば、この馬にチャンスが巡ってきてもおかしくない。



3、本命馬についての見解

◎スタニングローズ

【予想の前提条件】

①トラックバイアス
イン ☆
☆★☆☆ 外

②展開
先行 
☆☆★☆☆ 差し

③狙い目ポジション
・2~3列目最内
・2~3列目中

【推奨ポイント】

・トラックバイアスに恵まれる位置取り(2~3列目最内)が可能な枠順配置
・近2走は度外視可能な敗戦
・3走前中山記念の内容から牡馬混合G1でも通用する能力の高さを見せた点
・昨年の当レースやオークス(2着)での走りから東京コースへの不安なし

≪近2走は度外視可能≫

近2走は度外視可能なレース内容だったし、その中でも大きく崩れることなく着差を纏めているのは、寧ろ負けて強しの内容だったと考えている。

・前走:大阪杯
好スタートから逃げの手に出るも、向正面からローシャムパークの捲りを受けての展開不利。
それでも、0.5秒差8着と纏めた点は額面以上の評価が必要。
・2走前:ヴィクトリアマイル
スタートでやや凹み、後方4.5番手からの競馬となってしまい勝負圏内から脱落。
それでも、1着から0.8秒差のところまで詰め寄れた点は一定の評価をすべき。

≪3走前 中山記念≫

最も評価しているのが、3走前の中山記念。
当時は、かなりイン前が有利なトラックバイアスで、
結果的に、道中内目を立ち回った馬が台頭したレースだった。

・1着ヒシイグアス
道中は内目を追走からの差し切り
・3着ドーブネ
好スタートから先手奪い、逃げ粘り
・4着シュネルマイスター
道中は最内を追走してのイン差し

そんな中、スタニングローズは外目3番手を追走し、終始3頭分外を回ってトラックバイアスに逆行する負荷があった。
そんな厳しい競馬となりながらも、0.2秒差の5着に踏ん張れた点は、額面以上に評価できる内容だったと判断している。



4、買い目

単複 :③
馬連 :③-①②⑤⑥⑦⑧⑩(合成オッズ:7.5倍前後)
3連複:③-①②⑤⑥⑦⑧⑩(合成オッズ:5.8倍前後)
ワイド:⑧-①②③⑤⑥⑦⑩(合成オッズ:6.8倍前後)
※抑えで◯サウンドビバーチェからの馬券も抑える

買い方としては基本的に資金配分を推奨させて頂いております。
また、◎については、アタマまで期待出来る連軸のイメージで推奨させて頂いております。

記事をご覧頂いた全ての方の参考になるかどうか分からないのですが、
自分の普段の買い方としては
下記3パターン(ケースバイケースで調整)で傾斜をつけて資金配分しており、複数券種でのコンボ的中を狙い、回収率を取りにいく方法を採用しています。

①◎が3着入線で的中する買い方
→3連複や3連単マルチの軸
【回収率150〜200%程度に資金配分】

②◎が2着入線で的中する買い方
→馬連や馬単の軸
まあまあプラス
【回収率200〜350%程度に資金配分】

③◎が1着入線で的中する買い方
→単勝や馬単、3連単の頭固定
【回収率300%〜に資金配分】

・◎が3着入線で…①が的中で微プラ
・◎が2着入線で…基本は①②が的中するのでまあまあプラス
・◎が1着入線で…基本は①〜③が的中するので相当プラス
といったイメージになります。


5、次走以降の注目馬

🔴次走以降の注目馬

●スタニングローズ
ほぼ同位置に付けたフィアスプライドが(直線でのスムーズさの違いがあったにせよ)3着に粘ったところを考えれば、9着に敗れた点はやや物足りないが、本質的には中距離馬であるスタニングローズにとって、”序盤3F:33.8秒という1400質のタイトなペース”が苦しかった可能性が高い。
また、その速い流れを3番手から先行した分の展開不利も一定大きかったのも事実。
結果的に、タイトなラップを刻むマイルという条件は合わなかったが、中距離馬としての評価が落ちる理由にはならず、依然、牝馬中距離戦線においてはトップクラスの馬であるという認識は忘れずにいたい。

【狙い目タイミング】
・基本的には、1800~2200mで先行する競馬が叶いそうな条件
・1600mであれば、Sペースでの先行が叶いそうな条件

●サウンドビバーチェ
上記の通り、自分の競馬ができないと非常に脆いタイプなので、ポジションが取れなかった時点でゲーム終了。
ここまでのキャリアから分かり切ったことなので、ノーカウントで問題ない。

【狙い目タイミング】
・1列目のポジションが取れる枠配置とメンバー構成

●フィアスプライド
逃げ番手の2頭が二桁着順に大敗し、ほぼ同位置に付けたスタニングローズが9着に敗れたところを考えれば、4番手からHペースを前受けして3着に粘り切った価値は相当高い。
ルメール騎手の力も少しはあるとは思うが、めっちゃ強かった。

1800を中心に使われていたが、寧ろ1400~1600mの方が向いている感も。
次走以降、東京1400m or 東京1600mで出走してこれば、ほぼ間違いなく高評価。

【狙い目タイミング】
・東京1400m
・東京1600m


●マスクトディーヴァ
直線での大きな不利(外から完全に締めきった鮫島騎手の魂感じる好騎乗)が無ければ、今年のマイル女王は彼女だった可能性が非常に高い。
ナミュールは完調手前の仕上げだったかもしれないが、上記の通り、東京芝1600mという条件下においては、マスクトディーヴァ>ナミュールという認識。
仕上がり次第では、安田記念でも通用するような器

【狙い目タイミング】
・安田記念(出走するようであれば)
・天皇賞秋(個人的に東京2000がベスト舞台なのではないかという見解)

●テンハッピーローズ
”直線の捌きがまともな”マスクトディーヴァなら2着だったと思うが、それでも単勝200倍台での大仕事。津村騎手アッパレ。
特に、近2走(阪神牝馬S & 京都牝馬S)での内容が目立つものではなかったため、評価を下げてしまったが、フロック視してはいけないレベルの強い競馬に見えた。

(完璧に固まっていないので、そういう意見もあるのか程度で診て欲しいが)レースラップが今回の激走に大きく影響しているとみていて、ロジックとしては下記で簡単に整理している。

レースラップが1400m質のあるタイトなラップだった
          ↓
今回のメンバーの中に1400mで実績のある馬が少ない
          ↓
1400実績が豊富な(=1400m質のラップが得意)テンハッピーローズが相対的に有利になり上位着順へ繰り上がり

【狙い目タイミング】
・1400質のあるマイル戦
・1400m戦

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