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《質問》邪気って何ですか?邪気はあるのですか?

クラス生やクライアントから、たまに質問されることがあるので、それぞれの段階別にお答えしていこうと思います。


1、気功を受けたことがない人への回答

なぜ病気になるのか

「邪気」は、全身の気(生命エネルギー)の循環を滞らせてしまうものなので、「邪気」がちゃんと流れていくような心身に調整をしていくといいですね^^

そのためには、自分自身の「正気」を高めて強くしていくことが大切です。
「正気」とは、全身を覆って身体を守っている気ののことで、
弱くなると外から来る「外邪」(外の邪気)に侵入されてしまいます。

「正気」が「外邪」と戦えなくなっていると、
痛みや痺れなど様々な症状が現れたりと、病気になってしまうこともあります。

「正気」を強くしていくためのセルフヒーリングの方法もありますので
取り組んでみてください。



2、気功を受けたことがあり、自分でセルフヒーリングをしている人への回答

図1

私は、東洋医学の邪気の概念(病気の原因となる気)とは少し違い、「邪気」は、ゴールを目指す時に邪魔になる情報のことを、「邪気」と呼んでいます。

「邪気」は、人それぞれが目指している目標に向かっていく時に、「先に進めない」「行動ができない」「習慣を変えられない」ということを起こすので、無い方が楽に先に進めるようになります。習慣を変えて、行動に変化を起こすことができるようになります。

「邪気」は、私には様々な見え方で感じ取れます。

・硬いコンクリートのような感じ
・茶色いドロ団子のような感じ
・白いネバネバした感じ
・緑色の藻が絡んだような感じ
・紫色のガムみたいなものがへばりついている感じ
・銀色の鎖がガッシリと絡んでいる感じ
・水色とげなようなものが刺さっている感じ

それそれの「邪気」を感じたら、
それを解いたり、砕いたり、ヒビを入れたりしていきます。

そして、本人の自己治癒力が活性化していき、
「邪気」が流れていくようにと働きかけています。

ヒーリングの後は、自分でも「邪気」を流していけるように、
セルフヒーリングのやり方を教えますので、
ぜひ、取り組んでみてくださいね。


3、気功クラスの生徒への回答

気功で内部表現を書き換える

「邪気」は、東洋医学の概念で、物理的に実在するのではなく、情報的なもの。

「気は存在するが、物理的には実在しない」
……ということと同じです。

「邪気は存在するが、物理的には実在しません」

「気」は情報として存在し、
気を操作することで、変化させることができます。
(内部表現の書き換え)


「気」には、色々なタイプの情報があるので、
その中でも「ネガティブな情報」のことを「邪気」と呼んでいるのでしょう。

ネガティブな情報も、ポジティブな情報も、
抽象度を上げてみれば、どちらも「情報」です。

良い/悪いの判断や、善/悪の評価は、抽象度が低い視点での見え方で、
自分の感情や価値観からの判断・評価になります。

気功を行う上で、自分の感情や価値観を入れることによって
スコトーマ(心理的盲点)ができてしまうので
本質の部分には効かない働きかけになってしまうことがあるからです。

気功を行う際には、自分の視点は邪魔になることがあるのです。

なので、抽象度を上げた視点で働きかけを行いましょう。

その際に、現在現れている症状とは関係ないと感じるところへの
働きかけになることが多いです。

なぜなら、物理次元に現れている症状の原因が、
情報次元にあることの方が多いのです。

自分自身の視点を、いつでも抽象度の高いところへと
上げていくことを、日々トレーニングしていくと
抽象度の高いところからの働きかけができます。


ポイントは、一段高い抽象度へ上がること。

ネガティブ情報の反対の情報を、
ポジティブ情報の反対の情報を、

物事には、陰と陽の両面が必ずあります。

そのどちらの面も観ることで、
抽象度を一段上がった視点から見ることができます。



おまけ 治療家へ回答

「邪気」が物理的な存在として有ると思っていると、
「邪気を被ってしまう」という発想になりますね。


「患者さんの邪気を貰っちゃった」とか、
「自分の気を与えすぎて疲れた」とか、
「邪気が悪影響を及ぼすのではないか」とか、
「気を吸い取られてしまった」とか、
……このようなことは、あなたの脳内で起こっているだけです。

そういう情報場にいるから、その臨場感になり、
その臨場感通りのことが起こっているだけです。

「邪気」が有るとしたら、情報場に有るだけですので、
その情報場ごと変化させる働きかけをしてみませんか?


以上になります。

気功の内容の説明は、待機説法になります。

相手の立ち位置がどこなのかによって、
「邪気」をツールとして使うこともあれば、
ツールとして使いこなすよう話すこともある。


もう必要のない段階の人には、
「邪気はありません」とハッキリ言います^^


追記
「結界」について

「結界」は、自分自身の「場」を守るために張るという感じですが、
ここまで読んでくださった方には、もうおわかりでしょう。

「結界」も情報です。

「結界を張った臨場感」への確信が自分に有ることによって、
「情報場で守られている」という感じですね。

ですので、「結界を張った方が安心」という場合は、
結界はツールとして使えます。


結界も、気の玉で作ることができますので、
気功を習ったことのある方は試してみてください。

私はどうしているのかというと……
「結界で邪気から守られている場」という使い方よりも、

「結界の中では、気功クラス生が学ぶ時に気が出やすくなる」
 という使い方をします。


ある場所で、気功をボランティアで教えているのですが、
そこで作る場は、かなりパワフルな場にしています。

気功は、武術と同じように「体感」で学ぶものなので、
場作りが重要だと思っています。

そして、そうやって作り込んだ「気功の学びの場」では、
教えるときの感覚も研ぎ澄まされていくので、
アドバイスもやりやすくなっています。

そんな「結界」の使い方もあれば、
他の使い方もあります^^

詳しくは、気功クラスの生徒さんへお伝えしていきますね^^










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