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TOUR22 PHALARIS -Vol.I- 2022/6/12(日)【宮城県】SENDAI GIGS

DIRENGREY
TOUR22 PHALARIS -Vol.I-
2022/6/12(日)【宮城県】SENDAI GIGS

横浜より幕を開けた待望の新ALBUM TOUR。「a knot」onlyの初日は近年のALBUMを軸に本編ではコアな世界観を構築した。11th ALBUM『PHALARIS』からは3曲が初披露。その後のFM NACK5「BEAT SHUFFLE」と「新曲先行10秒試聴」によりその3曲がどの楽曲か次第に明らかとなる。新しくも確かにDIRENGREYを感じさせてくれる楽曲。間も無く発売となる音源への期待値は高まるばかり。アンコールでは横浜に続き新潟でも怒涛の過去曲投下に歓喜した。まだ今回のTOURは始まったばかり。新ALBUMの楽曲はこのTOURを経てどう進化していくのか。今後まだSET LISTは変化するのか。期待が募る。

本日会場はSENDAI GIGS。ALBUM発売前最後の公演。15時40分頃会場着。17時開場。本TOUR初VIP。VIPは1人ずつ番号が呼ばれる。本日整番VIP41。リストバンドを貰い上手側のVIPエリアに侵入。横浜同様白いテープのマス目がある。ただVIPエリアだけ左右のマスが潰され一つ飛びになっている。仙台ではVIPが50番代半ばまでしか出なかった影響だろうか。3列目センター若干上手寄り確保。コロナ禍前のスタンディングで整番が良い時に何時も目指す位置。久々の景色。左右に加え前のマスが潰されているため視界は超良好。御立ち台には『PHALARIS』のジャケットアートワークに使用された雄牛のオブジェ。間近で見るオブジェはかなり精巧な作り。赤い照明が交互にオブジェの側面を照らす。次第に高まる緊張。期待に胸を膨らませ開演を待つ。

18時ほぼ定刻で暗転。新SEと映像が流れる。円盤、座禅、業火。メンバーが順にステージに現れる。最後に京が登場。ライダースに黒シャツ。ノーメイクに髭。スクリーンに本TOUR TITLEが映し出される。Dieのアコギで始まる前奏。今回のTOURは毎回この楽曲で幕を開けるのだろう。11th ALBUM『PHALARIS』の最初を飾る10分超えの超大作。【Schadenfreude】。過去の長尺曲ともまた違う次の展開を予想させない構成。現在のDIRENGREYが凝縮された楽曲。そしてステージに赤いレーザーの照明が注がれる。【朧】。横浜新潟とは異なる展開。『PHALARIS』の曲順。『PHALARIS』で見せる新たな世界観を広げていく。間奏で悲痛なシャウト。ほぼ原曲通りに歌い上げる。

小休憩。この位置で【Unraveling】。京が独特で軽快なステップを刻む。続けて【Celebrate Empty Howls】。御立ち台に上がり「穢されて行くのは--」の後に客側を指差し『いつもお前等だろ‼︎』と強く言葉で放つ。京が早くもライダースを脱ぐ。ここでまた通常の流れに戻る。『くそったれ共‼︎』と煽り【落ちた事のある空】。「どうにでもなれ--」は強く言葉で放つ。そのまま御立ち台の前まで来ると「この時代に--」は客側を指差し『このくそったれな世の中に生まれた‼︎お前等‼︎』と叫び左手を掲げると『仙台----‼︎‼︎』と煽る。続けて『いけるか--‼︎』『いけんのか--‼︎』と煽り会場の熱が高まっていく。そして新曲【The Perfume of Sins】。禍々しい重低音で始まりそこから一気に曲調が激しくなる。京も曲に合わせて激しく動く。次第に新曲が『LIVE』に馴染んでいく。

再びの小休憩後に【mazohyst of decadence】。今回再録され新たに生まれ変わった楽曲。「明日も愛して下さい」。後奏で京が左手を伸ばし『返して... 返して... 返して... 返して...』と呟く。続けて新曲【響】。前日の「新曲先行10秒試聴」でついに公開。横浜新潟でも披露された最後の新曲はこの楽曲で間違いないだろう。曲調は重たくも綺麗に歌い上げる楽曲。「愛を語ることはない」「現実はきっと」「許してくれるから」「声を枯らして」。ストレートな歌詞が綴られている。

小休憩。京が背中を向けこのタイミングで煙草に火を付ける。【Phenomenon】。煙草を咥えながら器用に歌唱。今回定番の演出。突如予定外の前奏が流れ出す。京が御立ち台に上がり『ここにお前等の首置いてこい‼︎』『いけるか仙台‼︎』と激しく煽る。【軽蔑と始まり】。間奏で再び『くそったれ仙台‼︎』『かかってこい‼︎』『男--‼︎』『女--‼︎』『かかってこい‼︎』と煽り会場の熱は更に高まる。全力で首を捧げる。この流れで【Values of Madness】。映像の一部にメンバーが映し出される。終盤『くそったれ‼︎全員でこい‼︎』『仙台--‼︎』と煽る。京が2番サビ前に左手でカウント。「未だに」で叫びイヤモニを外しながら御立ち台の前まで来ると聴こえない声を強く求める。「その瞳に入れた--」は昂まった状態で聴くといつも目頭が熱くなる。続けて【T.D.F.F.】で畳み掛ける。メンバーが動き回る。間奏で御立ち台に上がり両手を広げ拍手を求める。本編最後に『仙台----‼︎』と煽り【詩踏み】。間奏で御立ち台に上がると『お前等の心の声聴かせてくれ‼︎』と煽る。最後「成功者は--」前で強く『飛べ‼︎』。

本編終了。メンバーが一旦捌ける。本編終了後の拍手はそのままアンコールを求める手拍子に変わる。今日は何時にも増して手が痺れる程に力強く。

メンバー登場。京は白タンクトップの上に今回のグッズのブルソンジャケット。アンコール1曲目。京が再び煙草に火を付ける。その前奏に今回もまた驚かされる。【embryo】。煙草を手に持ったまま歌唱。「大嫌いな--」で昂ぶる感情。吐息と共に吐き出す煙草の煙。煙草の煙が照明の中で漂う。後奏では囁くように歌詞を付け足す。続けて【Bottom of the death valley】。今回のアンコールは何度も想像を超えてくる。この楽曲も煙草を手に持ったまま歌唱。もう止まらない。その前奏に笑みが溢れる。【Mr.NEWSMAN】。メンバーがスクリーンに映し出される。今回のアンコールは本当に凄まじ過ぎる。ブルソンジャケットを脱ぎ【CLEVER SLEAZOID】で攻め立てる。京が御立ち台に上がる。『仙台--‼︎』『仙台----‼︎』『お前等生きてるか--‼︎』『生きてんのか----‼︎』『男----‼︎‼︎』『生きてるか--‼︎』『お前等生きてんのか----‼︎‼︎』『女----‼︎‼︎』『生きてるか--‼︎』『生きてんのか----‼︎‼︎』『俺等と1つになれるか--‼︎』『俺等と1つになれんのか----‼︎‼︎』『いけるか--‼︎』『いけんのか----‼︎‼︎』『いけんのか----‼︎‼︎』『仙台--------‼︎‼︎』『LAST------------‼︎‼︎‼︎‼︎』【人間を被る】。前奏で『お前等の全力見せてくれ‼︎』『いけるか仙台‼︎』と煽る。1番サビは御立ち台の前まで来て「誰の為に‼︎生きてんだ!?」と強く言葉で放つ。2番サビは御立ち台に上がり「誰の為に‼︎お前等生きてんだ!?」と再び強く言葉で放つ。2番サビ後に『仙台--‼︎』と煽り演奏後も『仙台----‼︎‼︎』と煽る。

京は御立ち台の上で胸を叩きながら指差し。拍手をして最後は『バイバイ』と口にし捌けていく。

公演終了

遮るものがほぼ何も無い視界。至近距離真正面の迫力。
世界観重視の筈の本編。この熱さは想像していなかった。

久々の距離感と凄まじいLIVEの熱量。
これだからLIVEはやめられない。

3公演目。確実にLIVE感は増している。
次はALBUM発売後初のLIVE。
確りと聴き込み万全の状態で臨みたい。

アンコールにもまた期待して。

次は静岡


SET LIST

SE.新SE
01.Schadenfreude
02.朧

03.Unraveling
04.Celebrate Empty Howls
05.落ちた事のある空
06.The Perfume of Sins

07.mazohyst of decadence
08.響

09.Phenomenon
10.軽蔑と始まり
11.Values of Madness
12.T.D.F.F.
13.詩踏み

ENCORE
14.embryo
15.Bottom of the death valley
16.Mr.NEWSMAN
17.CLEVER SLEAZOID
18.人間を被る

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