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TOUR23 PHALARIS FINAL -The scent of a peaceful death- 2023/11/11(土) 【愛知県】Zepp Nagoya

DIRENGREY
TOUR23 PHALARIS FINAL -The scent of a peaceful death-
2023/11/11(土) 【愛知県】Zepp Nagoya

CLUB CITTA’で幕を開けた待望のTOUR。川崎2daysで明らかとなったFINALのSET LISTは重厚な中盤を軸とし過去曲を効果的に挟みながら『PHALARIS』の世界観を徹底して刻み込ませる内容だった。『PHALARIS』の終焉。今回のTOURで演奏されている楽曲が今後の公演を経てどう進化していき世界観を深めてくれるのか期待は募る。

名古屋2days2日目。会場はZepp Nagoya。風が冷たくなった。17時5分頃会場到着。17時15分開場。VIPの番号が1番刻みで呼ばれ始める。本日整番VIP144。本TOUR初のVIP参戦。今回VIPは200程度いた模様。VIPエリアセンター若干上手寄り8列目程度で待機。川崎2daysとほぼ同じ位置。VIPエリアが綺麗に埋まった。本日もまたステージには紗幕が下ろされている。期待を胸に開演を待つ。

18時ほぼ定刻で暗転。新SEが流れ出す。紗幕に映像が映し出される。蝋燭。次々と本の中で描かれる物語。そして重厚な『PHALARIS』 の本が開く。始まり。SEに被せ薫とDieがギターを掻き鳴らす。血塗れの少女。Shinyaのドラムが加わり1曲目【御伽】の前奏が流れ出す。京が登場。黒のコート。本日はメイク有り。紗幕に猟奇的な映像が映し出される中歌唱。中盤紗幕には映像と共にメンバー全員のシルエットが映し出される。曲が終わった瞬間ステージが真っ赤に染まり紗幕が外される。続けて【咀嚼】。青く染まるステージ。2番サビは御立ち台の上で歌唱。歌い終えるとマイクコードを右肩に掛け掌を胸の前で反対に合わせる。

小休憩後に【響】。サビは赤と紫のレーザーの照明が円錐状に包む中で力強く歌唱。「洗っても取れない」では左手で何かを振り払う動作。マイクスタンドを設置。【The Perfume of Sins】。高速ドラムに合わせスモークが焚かれステージを覆う。間奏でマイクスタンドを左肩に担ぎそのまま歌唱。「鳴呼 一つ--」でマイクスタンドの先を人差し指と共に客側に向ける。最後は鋭利なホイッスル。静かに前奏が流れ出す。【Schadenfreude】。間奏で御立ち台に上がると『名古屋--‼︎』『かかってこ--い‼︎』と煽り「誰しもが--」の前で更に『もっと‼︎』と煽る。再びの曲調転換前に『首持ってこい‼︎』『名古屋--‼︎』と煽る。『返して』と繰り返し呟きながら赤いレーザーの照明が降り注ぎ前奏が流れ出す。【朧】。昂ぶる感情。「彼から守れない」でマイクを御立ち台に落とし両手で頭を抱える。「私を許して--」前で御立ち台に上がる。『ごめんなさい‼︎』と叫ぶと両手で頬の内側を削る。口内自傷。曲が終わるも『ごめんなさい‼︎』『返して‼︎』と繰り返すとマイクを御立ち台の上に落としそのまましゃがみ込む。【INWARD SCREAM】。笑い声。怪しく呻き声を上げる。

前奏が流れ出す。【The World of Mercy】。黒のコートを右腕に垂らしながら歌唱。昂ぶり続ける感情。血塗れの顔。御立ち台の上眩い光を浴びながら繰り返される「The World of Mercy」。この展開はやはり凄まじい。そして【輪郭】。御立ち台に上がり「MINERVA」。そして背を向け大きく両手を広げ声を求める。

小休憩後に【13】。「必要と--」を『必要とされることが‼︎全てだろ‼︎』と叫ぶ。後半の「13階段を--」で御立ち台に上がり見下ろす動作。2番サビの「与えられた道--」は『与えられた道でもない‼︎ ︎』と叫ぶ。続けて【盲愛に処す】。中盤「the pride and prejudice」前で御立ち台の前に移動。最初の「the pride and prejudice」で叫び声を求める。この位置で【Downfall】。一気に畳み掛ける。間奏で『もっと首落としてこい‼︎』と煽る。終盤『汚ねぇ声聞かせてくれ‼︎』と煽り「まだ間に合う--」は客側で歌唱。そして【落ちた事のある空】。「どうにでもなれ--」は強く言葉で放つ。御立ち台の前に来ると「この時代に--」を『この時代に‼︎生まれた‼︎お前等‼︎』と叫び『生きろ----!!』『命燃やしてこい‼︎』と煽る。胸が熱くなる。曲が終わると『いけるか--!!』『まだいけんだろ--‼︎』『まだいけんだろ--‼︎』『燃やしてこい‼︎』と煽り本編最後に【Eddie】。「ドブ夢--」前で『3!!2‼︎1!!Go‼︎』とカウント。2番サビの「踏み付ける行進曲は」は客側で。2番サビ後不満げな表情を浮かべマイクをステージに投げ捨てる。そのままペットボトルを2本持ち御立ち台の前に戻る。歌唱放棄しキャップを咥えながら水撒き。ペットボトルは2本共ステージ後方に投げる。曲が終わると京は直ぐに捌けていく。

本編終了。メンバーが一旦捌ける。
アンコールコールは全力で。

メンバー再登場。本日もまた変化があるとすればこの位置。緊張のアンコール1曲目。荒々しく京が御立ち台の上に置かれたマイクを拾い上げる。【RED SOIL】。間奏で『自分の限界超えてみろ‼︎』と煽る。続けて【Chain repulsion】。序盤「漏らす疑似世界」後に『もっと燃やせんだろが--!!』『死ね--‼︎!!』と煽る。京が御立ち台に上がる。『糞供--‼︎』『そんなんじゃ死にきれねぇだろうが--‼︎』『まだいけんだろ--‼︎』『後ろ--!!』『生きてんのか--‼︎』『死んでんのか--』『男----‼︎‼︎』『女--!!』『いけるか--‼︎』『いけんのか--‼︎』『いけんのか--‼︎』『名古屋--!!』『命燃やしてこい‼︎』『いけるか--‼︎』と煽り【T.D.F.F.】。全力で応える。静寂。静かに前奏が流れ出す。【カムイ】。本日もまた中盤から感情を昂らせ歌唱。最後のサビは御立ち台の上で歌唱。歌い終えると京はまた直ぐに捌けていく。曲が終わるとスクリーンにTOUR TITLEが映し出される。圧巻。

公演終了

口内自傷
血塗れの顔
重厚な中盤はより深くより痛く
圧巻な演出

次は新潟


SET LIST

SE.新SE
01.御伽
02.咀嚼

03.響
04.The Perfume of Sins
05.Schadenfreude
06.朧

INWARD SCREAM

07.The World of Mercy
08.輪郭

09.13
10.盲愛に処す
11.Downfall
12.落ちた事のある空
13.Eddie

ENCORE
14.RED SOIL
15.Chain repulsion
16.T.D.F.F.
17.カムイ


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