見出し画像

THE FINAL DAYS OF STUDIO COAST Final Day 73 2022/1/26(水)【東京都】USEN STUDIO COAST

DIRENGREY
THE FINAL DAYS OF STUDIO COAST
Final Day 73
2022/1/26(水)【東京都】USEN STUDIO COAST

2021年8月
衝撃のニュースを目にする。「STUDIO COAST」閉館。新木場STUDIO COASTの名で慣れ親しんだ会場が突如為す術もない理由にて閉館することが決まってしまった。寒さ、地響き、激しい揺れ、雪崩、決して良い思い出ばかりではないかも知れない。それでも間違いなく必要な場所だった。

2021年10月27日
Zepp Haneda公演終演後。スクリーンに日付が刻まれる。誰もが願い信じていたこと。歴代公演本数最多。
DIRENGREYが「STUDIO COAST」の最後を飾る。

収容率50%以下の影響も大きく新木場最終公演のチケットは想像以上に高い倍率となった。近年稀に見る激戦。最後を見届けたいとの熱い思いの表れ。どうにか両日VIP Ticketを確保し当日を迎える。

18時10分頃会場到着。特典を受け取り会場内ロッカーに荷物をしまう。リストバンドを見せVIPエリアに向かう。VIPエリア最後列で待機。視界は良好。会場内では過去収録されたRemix音源が流れている。

18時30分定刻からかなり押して暗転。スクリーンに過去のSTUDIO COASTでのLIVE映像を断片的に繋いだものが映し出される。特別な演出。そしてあの音が流れ出す。瞬間的に鼓動が高鳴り血が騒ぎ出す。今日の始まりはこれしかないだろう。【G.D.S.】。メンバーが順に登場する。最後に京が登場。『COAST--‼︎』と煽り【THE IIID EMPIRE】。これ以上ない程の素晴らしい幕開け。2番メロは手拍子。続けて【朔-saku-】。2004年7月12日、DIRENGREYが初めて新木場STUDIO COASTでLIVEを行った日のSET LISTとここまでが同じ。京が御立ち台に上がり『まだ全然首が足んねぇぞ‼︎』と煽ると【Merciless Cult】の前奏が流れ出す。序盤から凄まじい。

小休憩後に【人間を被る】。2番サビは御立ち台の前で歌唱。「誰の為に生きる?」で叫び声を求める。続けて【落ちた事のある空】。「どうにでもなれ--」は『どうにでもなれ‼︎この狂った世界‼︎』と強く言葉で放つ。「この時代に--」は御立ち台の前に来て客側を指差し『この時代に生まれた‼︎お前等‼︎』と叫び左手を掲げ『生きてるか----‼︎‼︎』と煽る。ここで【腐海】。歌詞はVESTIGE OF SCRATCHES。スクリーンにメンバーが映し出される。そして【CONCEIVED SORROW】。天井から吊るされた電球が京の頭上まで下ろされる。基本歌詞通り。「涙も--」の最後で「この身体を今」と歌詞替え。最後照明が消え電球の灯りのみに照らされながら「まだ届かない」。その声が美しく響く。

小休憩後に【audience KILLER LOOP】。終盤御立ち台に上がり『COAST--‼︎』『COAST--‼︎』『 1つになれるか--‼︎』と煽る。続けて【赫】。前奏でマイクコードを縄に見立て輪を作るとその輪の中に勢いよく左腕を通し何かを掴み空に返す。前TOUR終盤の演出。最後はマイクコードで首を絞め呻き声を上げるとそのまま御立ち台に両手をつく。そして前TOURの流れそのままに【朧】の前奏が流れ出す。不敵な笑みを時折見せながら歌唱。感情は昂り続け「思い出す--」では御立ち台にマイクを何度も叩きつけながらマイクレスで歌唱。最後御立ち台に這いつくばると「畳に--」は歌唱せずそのまま曲は終わり『返して...返して...返して...返して‼︎』と凄まじい形相で睨みながら叫びステージが暗闇に包まれる。

小休憩後に【T.D.F.F.】。今回もまた振り幅が凄まじい。間奏で御立ち台に上がると左手で首を斬る動作。続けて【CLEVER SLEAZOID】。「声も--」の前に『お前等の心の声聞かせてくれ--‼︎』『もっと--‼︎』と御立ち台の前で煽る。京が御立ち台に上がると【詩踏み】の前奏が流れ出す。『COAST----‼︎‼︎』と煽ると強くマイクで胸を叩く。間奏で再び『COAST--‼︎』『もっと届かしてくれ‼︎』と煽る。左手を高く掲げ本編最後の位置で【THE FINAL】。誰しもが手を掲げ同じ時を刻む。本日の公演に相応しい楽曲。最後「咲かせよう」は限界まで伸ばしきる。手首を斬る動作の後マイクを床に落とし直ぐに捌けていく。

メンバーが一旦捌ける。本編終了後の拍手はそのままアンコールを求める手拍子に変わる。

メンバー登場。京は御立ち台に上がると左手で首を斬る動作。『いけるか--‼︎』『いけるか--‼︎』『いけんのか--‼︎』と煽りアンコール1曲目【THE DEEPER VILENESS】。凄まじい展開になることを悟る。続けて【C】。メンバーが動き回る。「大きな貴方の手--」で京は両手を掲げる。「dead freedom」。確かにその声は会場内に響き渡っていた。再び京は御立ち台に上がると『まだいけんだろ--‼︎』『お前等の首なんかいらねぇんだよ‼︎‼︎』『ここまで持ってこい‼︎‼︎』『もっと--‼︎‼︎』LIVEで追加された前奏により更に攻撃性を高めた【冷血なりせば】で畳み掛ける。『お前等の心の声もっと響かしてくれ‼︎』『ここまで持ってこい‼︎』『COAST----‼︎‼︎』【Sustain the untruth】。京が上手下手に移動。サビ前に左手を胸に当て呼吸を整える。センターに戻ると『いけるか--‼︎』『お前等生きてんのか--‼︎』と煽る。最後「淫らな--」は『淫らな‼︎お前等の嘘‼︎』と強く言葉で放つ。京が御立ち台に上がる。『COAST----‼︎』『COAST----‼︎‼︎』『COAST------‼︎‼︎』(後ろを指差し)『後ろ----‼︎‼︎︎』『生きてるか--‼︎』『生きてんのか--‼︎』『生きてんのか--‼︎お前等--‼︎』(上手を指差し)『そこ----‼︎‼︎』『生きてるか--‼︎』『生きてんだろ--‼︎‼︎』(下手を指差し)『お前等----‼︎‼︎』『生きてるか--‼︎』『生きてるよな--‼︎‼︎』(センターを指差し)『あぁああぁあぁああぁあぁああ----‼︎‼︎』『いけるか--‼︎』『いけるか--‼︎』『いけんのか----‼︎‼︎』『いけんだろ----‼︎‼︎』『いけるか----‼︎‼︎︎』『いけるか----‼︎‼︎』『ここまでお前等の首持ってこい‼︎‼︎』『LAST------------‼︎‼︎‼︎‼︎』【激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇】。全力で応える。

京は御立ち台の上で『COAST----‼︎』『COAST----‼︎』『COAST----‼︎』とマイクレスで叫び最後『バイバイ』と口にし捌けていく。

公演終了

再び暗転しスクリーンに映像が流れ出す。エンドロール。今回のTOUR TITLE、メンバー名が順に流れた後、新木場STUDIO COASTで行われた全72公演のTOUR TITLEと日程が順に流れ出す。THE FINAL DAYS OF STUDIO COASTの2公演が最後流れ全74公演。それはDIRENGREYの歴史そのもの。

最後英文で感謝の言葉が綴られる。

特別な日。


後1日。
最高だった場所を力の限り讃えたい。

LAST

新木場


SET LIST

SE.G.D.S.
01.THE IIID EMPIRE
02.朔-saku-
03.Merciless Cult

04.人間を被る
05.落ちた事のある空
06.腐海
07.CONCEIVED SORROW 

08.audience KILLER LOOP
09.赫
10.朧

11.T.D.F.F.
12.CLEVER SLEAZOID
13.詩踏み
14.THE FINAL

ENCORE
15.THE DEEPER VILENESS
16.C
17.冷血なりせば
18.Sustain the untruth
19.激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?