見出し画像

TOUR19 This Way to Self-Destruction 2019/9/28(土)【北海道】小樽GOLDSTONE

DIRENGREY TOUR19 This Way to Self-Destruction
2019/9/28(土)【北海道】小樽GOLDSTONE

前回のTOURから早5ヶ月。国内だけで3ヶ月、海外迄含めれば半年に及ぶ長期TOURがついに先週京都で幕を開けた。既に行われた6公演では『The Insulated World』の全曲披露に加えNEW SINGLE『The World of Mercy』の初披露と『The Insulated World』の世界観を存分に見せ付けてきた。其処に旧曲が溶け込みLIVEを構築する。そして本日より前半戦最後の小樽2days。直近の香川2日目ではTOUR中ずっと本編最後に位置付けていた『The World of Mercy』を大胆にも1曲目で披露した。この2日間では何が起きるのか。期待が募る。

本日の会場は小樽GOLDSTONE。キャパ500の小箱。熱量が凄まじかった神戸のキャパを更に下回る。神戸に引き続きの念願の小箱。小樽2daysのチケットもどうにか確保し参戦。

開場。本日整番280。会場は綺麗な長方形。正に小箱。変わらずシンプルなステージ。神戸同様ステージの幅が狭い。ドセン若干上手寄り12列目程度で待機。整番280で会場内真ん中よりも後方。ステージ後方には『The Insulated World』の正面を向き両手で頬を包んだジャケットの写真。下側が切れている。

キャパを少し下回る人数にしたのか全員が入場してもまだスペースに余裕有り。2度のアナウンスを経ても押し発生せず。暗転直前で漸く押し。【新SE】が流れメンバー登場。ステージの構造上上手から出て来る。新鮮。京はスーツ姿で登場。1曲目【絶縁体】で幕を開ける。今回TOURでついに披露されたこの楽曲は『The Insulated World』の世界観に一気に引き込んでくれる。続けて【赫】。恒例の「またこの天井に掛ける縄に意味を」の後にマイクコードを首に巻き付け首を吊る動作。後半は御立ち台の前に。曲終了にも同様の首を吊る動作。

小休憩。煙草を吸い始めそのまま【Downfall】。柵がない事から横揺れが凄まじい。間奏で『お前等の声を聞かせてくれ‼︎』。続けて【Devote My Life】。「残酷な」の前で『お前‼︎』『もっと‼︎』と煽る。更に【Rubbish Heap】で畳み掛ける。御立ち台の前で何度も拳を突き上げる。御立ち台に上がり『1つになれるか--‼︎』『かかってこ--い‼︎』【Merciless Cult】。この流れは相変わらず凄まじい。

小休憩後に【谿壑の欲】。最後「誰かがこう言うの」を「私は」に変えその後に「早く死ね」と呟く。続けて【Celebrate Empty Howls】。御立ち台に上がり「穢されて行くのは--」の後に凄まじき形相で客側を指差し「お前等も同じだ」と歌詞替え。最後は御立ち台の上でマイクコードを顔の前で垂らしながら舐める動作。

小休憩。再び煙草を吸い前に来ると左の顳顬を何度も指で突つく。『かかってこ--い‼︎』【人間を被る】。続けて【軽蔑と始まり】で畳み掛ける。京がネクタイを緩めシャツのボタンを更に外す。【Values of Madness】。後半御立ち台の前に来て声を求める。「その瞳に入れた--」の前で目を見開きながら静かに両手を広げる。呼吸は整わない。そのまま【Ranunculus】。悲痛なシャウトからの2番サビは変わらず感情の昂りが凄まじい。圧巻。歌い終えるとその場にしゃがみ込む。曲終わり再び立ち上がり何かを呟き始める。『押さえ付けられ』『何故』この2単語を繰り返す。そして【The World of Mercy】が流れ出す。昂ぶった感情はそのまま。「瞳の奥が白く濁る」の後にシャウト。「咲かせた」の後に手首を切る動作。その後度々その手首を舐める。「情に絡み付いた手を」は御立ち台の上でマイクを腰の位置にして歌唱。最後スモークが焚かれ眩い光がステージを包み込む。何度見ても神々しい。歌い終えるとマイクを落とし両手を広げる。静寂。拍手が起こる。

メンバー一旦捌けアンコールコール。
ただ全力で。

メンバー登場。緑に染まるステージ【腐海】。『お前等の声を聞かせてくれ‼︎』【Followers】。御立ち台に上がり左胸に手を当て目を瞑った後に「それが私、これが私」。2番サビで御立ち台の前に来て合唱。最後前に掲げた左手は曲が完全に終わるまで掲げたままで。【凱歌、沈黙が眠る頃】で攻撃開始。『いけるか--‼︎』『もっと俺等と1つになれんだろ‼︎』『かかってこ--い‼︎』【THE DEEPER VILENESS】。会場の熱が一気に高まる。御立ち台に上がり『聞こえてるか--‼︎』(左胸をマイクで叩き)『聞こえてんのか--‼︎』『生きてるか--‼︎』『男--‼︎』『男--‼︎‼︎』『女--‼︎』『生きてんのか--‼︎』『生きてんのか--‼︎』『生きてんだろ--‼︎‼︎』『かかってこ--い‼︎』『(左胸を指差し)ここまでかかってこ--い‼︎』『いけるか--‼︎』『1つになれんのか--‼︎‼︎』『LAST----‼︎‼︎‼︎』【詩踏み】。間奏で凄まじい歓声が起こる。『おい‼︎聞こえねぇぞ‼︎』更に声を求める。最後の力を振り絞る。


京は拍手の後『バイバイ』と口にして今日も直ぐ様捌ける。

公演終了

熱いLIVEだった。小箱の熱量を全身で感じられた。最後の京の表情も満足そうに見えた。確りと届いただろうか。

楽しかった。

前半戦最後
また明日


SET LIST

SE.新SE
01.絶縁体
02.赫

03.Downfall
04.Devote My Life
05.Rubbish Heap
06.Merciless Cult

07.谿壑の欲
08.Celebrate Empty Howls

09.人間を被る
10.軽蔑と始まり
11.Values of Madness
12.Ranunculus
13.The World of Mercy

ENCORE
14.腐海
15.Followers
16.凱歌、沈黙が眠る頃
17.THE DEEPER VILENESS
18.詩踏み


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?