見出し画像

TOUR23 PHALARIS -Vol.II- 2023/5/1(月) 【神奈川県】横須賀芸術劇場・大劇場

DIRENGREY
TOUR23 PHALARIS -Vol.II-
2023/5/1(月) 【神奈川県】横須賀芸術劇場・大劇場

慣れ親しんだCLUB CITTA’ 2daysで幕を開けた本TOUR。『PHALARIS』楽曲で未だLIVEで演奏されていなかった全5曲のうち4曲が初披露。2日間共にPHALARISの楽曲を軸としながらも本編中盤から攻撃的な過去楽曲を織り交ぜ会場の熱を高めた。解き放たれた声。以前と変わらない空間。LIVEがあることが当たり前ではなくなった時代。この約2年間コロナ禍において様々な制限が課される中新しいLIVEを創り上げてきた。その制限が解かれつつある今。もう一度新しいLIVEを創り上げていく。

本日の会場は横須賀芸術劇場・大劇場。参戦は初となる会場。本TOUR初のホール公演。また正式に声出し解禁となってから初のLIVE。期待は募る。18時50分頃会場到着。どうにか開演に間に合わせる。そのまま入場。本TOUR初のVIP参戦。座席は2列センターブロック上手寄り。川崎同様3つに分かれたスクリーン。御立ち台には精巧な雄牛のオブジェ。御立ち台がステージ中央付近に設置されており客席から少し距離がある。雄牛のオブジェの口からはスモークが焚かれる。

19時過ぎ暗転。新SEが流れ出す。メンバーが順に登場する。メンバーを呼ぶ声が会場に響き渡る。両端の雄牛がスライドし映像が映し出される。業火、歯車。最後中央のアートがスライド。通路、瞳、拷問、地下牢、拷問。最後スクリーンにTOUR TITLEが表示される。京が登場。川崎同様黒のTシャツ姿。

1曲目【響】。サビは力強く歌唱。高音が美しく会場に響く。堪能。続けて【Schadenfreude】。その前奏と共にスモークが焚かれ会場を包み込む。間奏で御立ち台の上に立つと左手で首を斬る動作。何時もよりステージを広く使い歌唱。歌い終えるとマイクを御立ち台に落とす。

小休憩後京が再び御立ち台に上がる。『首寄越せ--‼︎』と煽り【鱗】。会場の熱が一気に上がる。「貴方次第で」は客側で。その声に被せるように『聞こえねぇぞ‼︎』と煽る。その後に【盲愛に処す】。京が動き回る。中盤「the pride and prejudice」前で『お前等の声を聞かせてくれ‼︎』と煽りそのまま上手花道に移動。続けて【現、忘我を喰らう】。後半京は御立ち台の前で歌唱。「何故なんだ?」を客側に歌わせようとするも反応悪く不服げに首を傾げる。『お前等生きてんのか--‼︎』『全然感じねぇ‼︎』と煽り【人間を被る】。2番サビは御立ち台の前で『誰のルールで‼︎お前等生きてんだ!?』と叫び『お前等自身の為だろ‼︎』と叫ぶ。2番サビ後で『かかってこ--い‼︎‼︎』と煽る。

小休憩。『魂燃やしてこい‼︎』と煽り【13】。後半の「13階段を--」でゆっくりと御立ち台に上がるとマイクコードを首に巻き付けそのまま膝から崩れ落ちる。2番サビの「そう誰かの為--」は御立ち台の上で『誰かの為じゃない‼︎お前等自身の為に生きろ‼︎』と叫ぶ。続けて【Devote My Life】。前奏が流れ出すと直ぐに京が下手花道に移動。サビは御立ち台の前で『もっと‼︎』『聞こえねぇぞ‼︎』と煽り声を求める。『もっと‼︎』『もっと‼︎』と煽り【Eddie】。「気が気じゃねぇ--」は客側で。「ドブ夢--」前に御立ち台の上でカウント。京が凄い勢いで上手側から御立ち台前に膝から滑り込む。2番サビ前で再び『お前等の声を聞かせてくれ‼︎』と煽る。「糞共が」は客側を指差しながら『糞‼︎』『糞‼︎』『糞‼︎』と叫ぶ。この楽曲はLIVEで更に一段とその激しさを増す。その勢いのまま【GRIEF】で畳み掛ける。間奏で恒例の手拍子。京も御立ち台の上でそれに合わせ奇怪に手を叩く動作。終盤御立ち台の前で歌唱。『まだ足んねぇぞ‼︎』『まだ足んねぇぞ‼︎』と煽り【Beautiful Dirt】。間奏では顳顬を指で突つく。終盤は左手で素早く何度も首を斬る動作。全力で首を捧げる。京は歌い終えると御立ち台の上でしゃがみ込み客側を見詰める。

小休憩後マイクを京が両手で力強く握る。前奏が流れ出す。【御伽】。川崎ではなかったステージ後方で炎の演出。綺麗に歌い上げる。マイクスタンドを設置。本編最後で【The Perfume of Sins】。禍々しい重低音と共にマイクスタンドを手前に倒しながら放たれる京のグロウル。最初の「誰よりも--」は客側で。感情を剥き出して歌唱。その世界観を増幅させていく。京は歌い終えると直ぐに捌けていく。

本編終了。メンバーが一旦捌ける。アンコールコール。

メンバー再登場。Die、Toshiya、薫に椅子が用意される。静寂。緊張が走る。アンコール1曲目。想定外の前奏が流れ出す。【DOZING GREEN (Acoustic Ver.)】。中止の決断。LIVEが開催出来ない。未曾有の事態を乗り越え届けられた最初の音と同じ。声出し解禁。この日に相応しい選曲。京が左手を高く掲げマイクで左胸を叩く。【Un deux】。2番サビ前で御立ち台の前に来て左手を胸に当て目を閉じる。最後歌い終えると再び左手を高く掲げ今度は強くマイクで左胸を叩く。直ぐに前奏が流れ出し【詩踏み】。『首共が‼︎』『かかってこ--い‼︎』と煽る。間奏では御立ち台の上で背を向け両手を広げる。そして【T.D.F.F.】。京は再び上手花道に移動。京が御立ち台に上がる。『生きてんのか--‼︎』『しっかり生きてたか--‼︎』『いけるか--‼︎』『まだいけるよな--‼︎』『まだいけんだろ----‼︎‼︎』『お前等今生きてんだろ----‼︎‼︎』『LAST------------‼︎‼︎‼︎‼︎』【Revelation of mankind】。『横須賀--‼︎』と煽る。

京は御立ち台の上で拍手をして全体を指差し。最後大きく『バイバイ』と口にし捌けていく。スクリーンには再びTOUR TITLEの文字が映し出される。

公演終了

以前に戻ったスタンディングでのLIVE。
だからこそホールの良さをより実感することが出来た。

まだTOUR序盤。進化の過程。

次は京都
25周年


SET LIST

SE.新SE
01.響
02.Schadenfreude

03.鱗
04.盲愛に処す
05.現、忘我を喰らう
06.人間を被る

07.13
08.Devote My Life
09.Eddie
10.GRIEF
11.Beautiful Dirt

12.御伽
13.The Perfume of Sins

ENCORE
14.DOZING GREEN (Acoustic Ver.)
15.Un deux
16.詩踏み
17.T.D.F.F.
18.Revelation of mankind


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?