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25th Anniversary TOUR22 FROM DEPRESSION TO ________ 2022/11/8(火) 【東京都】Zepp Haneda

DIRENGREY
25th Anniversary
TOUR22 FROM DEPRESSION TO ________
2022/11/8(火) 【東京都】Zepp Haneda

川崎2daysで幕を開けた待望の25周年TOUR。何時にも増して未知数なSET LIST。期待していた。ただその期待すら容易に上回る程に[Dir en grey]時代を象徴する楽曲が怒涛の様に演奏されていく。新旧の楽曲が紡ぐ世界観を身体全身で堪能した。

全22回の「DIR EN GREY楽曲バトル!」を経てメンバーに提出された21曲のうち川崎2daysでは実に15曲が演奏された。果たして残りの6曲は今後演奏されるのか。所沢で新しく演奏された楽曲はなかった。今回は各日会場限定ステッカーがTOUR前半・後半で封筒の色が変わる。次SET LISTが変化するのは後半の可能性が高い。もしそうであるならば羽田2daysでは前半のSET LISTを存分に満喫したい。

18時10分頃会場到着。丁度一般の番号が呼び始められたところ。どうにか間に合う。本日会場は2020年にオープンしたZepp Haneda。TOUR21 DESPERATEでの2daysは両日2階席での参戦だったためスタンディングでの参戦は初。本日整番一般107。一般エリアドセン3列目で待機。VIPの数がこれまでの3会場と比較し少ない様子。実質8列目程で待機。視界は良好。Zepp Hanedaも全体的に柵が多い。御立ち台にはシンプルにTOUR TITLEが描かれている。

19時頃スタッフが突然VIPエリアから一般エリアに対し1歩前に詰めるように促す。19時5分頃暗転。新SEと共に所沢と同じ映像が流れ出す。瞳に映るSINGLE•ALBUMのジャケット、アーティスト写真、PV、LIVE映像。DIRENGREYの軌跡。大空を舞う鳥、大木、無数の球体。メンバーが順に登場。最後スクリーンに赤い布が映し出されその中から金色の文字で描かれたTOUR TITLEが表れる。京が登場。川崎初日と同じ緑色のチェックのワンピース。

緊張の1曲目。この前奏を待っていた。『いけるか--‼︎』と煽り【MARMALADE CHAINSAW】。スペースがあるのでサビは気持ち良く両手を振れる。この楽曲は万全の状態で聴きたい。堪能。続けて【THE IIID EMPIRE】。本編最後ではなく本日は序盤で演奏される。この流れ凄まじい。会場の熱が一気に高まっていく。サビでは『もっと‼︎』と煽る。2番は恒例の手拍子。京は御立ち台の上で客側を睨み付ける。そして【C】。早くもメンバーが動き回る。スクリーンにはメンバーが映し出される。2番サビは御立ち台の前で歌唱。「ここで叫び」の「ここ」でステージの床を指差し「ここに生きろ」の「ここ」で胸を指差す。

小休憩後【DRAIN AWAY】。この位置で【Ash】。終盤『いけるか--‼︎』と煽る。最後は御立ち台の上でマイクコードを肩に掛け恒例のポーズ。そして【T.D.F.F.】で畳み掛ける。間奏で御立ち台に上がると両手を広げステップを踏む。マイクスタンドを設置する。【The Perfume of Sins】。禍々しい重低音からの高速ドラム。ステージが一気にスモークで包まれる。スモークが紫の照明で照らされその世界観をより深化させる。

小休憩。マイクスタンドはそのまま。何かを呟く声は呻き声へと変わっていく。赤いレーザーの照明が注がれ前奏が流れ出す。【朧】。次第に感情が昂ぶっていき1番サビでマイクスタンドからマイクを抜き取り感情剥き出しで歌唱。「思い出す--」で御立ち台に腰掛け「爪が--」で感情は爆発しそのままステージの床に蹲る。「何処も愛で--」はマイクを御立ち台に落とし御立ち台を掴みながら歌唱。最後『返して...返して...返して...』と呟きマイクを御立ち台の上に落とす。マイクを再び掴み【13】。昂った感情のまま歌唱。荒々しく放たれるストレートな歌詞が胸に響く。後半の「13階段を--」でゆっくりと御立ち台に上がる。「壊してくれ--」では全てを焼き尽くす様な炎がスクリーンに映し出される。

小休憩後に【ain't afraid to die】。青白いレーザーの照明が円錐状に京を包む。雪の様にレーザーの照明が舞い降りステージにスモークが焚かれる。丁寧に優しく歌い上げる。1番サビのタイミングで映像が流れ出す。川崎初日同様の雪の映像。最後一瞬の静寂。その世界観に浸る。その余韻を掻き消す様に演奏されたのは【Machiavellism】。振り幅が凄まじい。1番サビ後『MY COMEUPPANCE--』のタイミングで京が左右の目の位置で交互にピース。2番サビは御立ち台の前で歌唱。御立ち台に上がり『おい‼︎首‼︎ここまで持ってこい‼︎』と煽り【Merciless Cult】。続けて【朔-saku-】。会場の熱が更に高まる。本編最後に【CHILD PREY】。途中御立ち台に足を掛け演奏するToshiyaの肩に京が頭を乗せる。

本編終了。メンバーが一旦捌ける。本編終了後の拍手はそのままアンコールを求める手拍子に変わる。

本日もまた期待通りのSEが流れ出す。【G.D.S.】。血が騒ぐ。声の代わりに手拍子で応える。スクリーンの映像にメンバーの名前が1人ずつ映し出されそれに合わせメンバーが順に登場。アンコール1曲目。【Schweinの椅子】。序盤で『そこの首‼︎俺まで寄越せ‼︎』『もっと-‼︎』と煽る。続けて【鼓動】。視界に5人を映す。その光景を目に焼き付ける。そして【【KR】cube】で再び空気は一転する。再度スクリーンにメンバーが映し出される。京が軽快にステップを刻む。メンバーが動き回る。「手のひらを--」では最前に向け手のひらを差し出す。御立ち台に上がり『まだいけんだろ』と煽り【激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇】で畳み掛ける。御立ち台に上がったまま左足を高く上げ振り下ろす。マイクレスで「もっと--‼︎」「もっと----‼︎‼︎」と煽ると再び左足を高く上げ振り下ろす。バランスを崩して御立ち台から一旦降りる。再び御立ち台に上がると『いけるか--‼︎』『いけるか--‼︎』『お前等生きてんのか--‼︎‼︎』『お前等生きてんのか--‼︎‼︎』『おい‼︎生きてんだろ----‼︎‼︎』『死んでんのか--』『生きてんだろ----‼︎‼︎』『かかってこ----い‼︎‼︎』『俺等と1つになれるか--‼︎』『俺等と1つになれんのか------‼︎‼︎‼︎』『LAST------------‼︎‼︎‼︎‼︎』【羅刹国】。前奏が流れ出す。『お前等の首なんていらねぇ--んだよ‼︎』『男--‼︎』『女--‼︎』と煽り続ける。最後の力を振り絞り首を捧げる。

本TOUR初めて演奏が終わっても京が直ぐに捌けない。前方に向けて集中的に水撒き。2本目はドセン。笑顔を見せる。最後は「バイバイ」と叫び捌けていく。スクリーンには「25th Anniversary DIRENGREY」の文字。

公演終了

予想通り川崎2daysと同じ楽曲でのSET LIST。
普段LASTを飾る定番の楽曲が惜し気もなく演奏される。

本日もまた怒涛のSET LISTを堪能した。

まだ明日がある
次も羽田


SET LIST

SE.新SE
01.MARMALADE CHAINSAW
02.THE IIID EMPIRE
03.C

04.DRAIN AWAY
05.Ash
06.T.D.F.F.
07.The Perfume of Sins

08.朧
09.13

10.ain't afraid to die
11.Machiavellism
12.Merciless Cult
13.朔-saku-
14.CHILD PREY

ENCORE
SE.G.D.S.
15.Schweinの椅子
16.鼓動
17.【KR】cube
18.激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇
19.羅刹国


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