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PSYCHONNECT 2024/1/20(土) 【大阪府】GORILLA HALL OSAKA -「a knot」only-

前回TOUR川崎初日の公演後に示された未来。スクリーンに映し出された次回のTOUR TITLEに驚愕し歓喜した。“MY BLOODY VAMPIRE”“PSYCHONNECT”。川崎と大阪で異なる2つのTOUR TITLEで実施される「a knot」限定LIVE。大阪の公演は“PSYCHONNECT”と題された。これは1999年そして2014年に実施されたTOUR TITLEと同じ。これが『GAUZE』の再現TOURを意味していることは想像に容易い。メジャー・デビュー25周年を記念した発売されたNEW SINGLE『19990120』。その丁度25年後となる本日。メジャー・デビューアルバム『GAUZE』が25年の時を経て生まれ変わったメジャー・デビューシングル3作と共に蘇る。既に4月から同TITLEにて全国ホールツアーが開催されることが決まっている。「a knot」限定で行われるこの2日間。当然ながら『GAUZE』を再現するだけで終わるはずがない。何が行われるのか期待が募る。

大阪2days初日。会場はGORILLA HALL OSAKA。2023年1月にオープンした新しい会場。17時10分頃会場到着。本日整番462。入場。横幅が狭く想像以上に小さい会場。川崎同様後方スクリーンはなし。御立ち台もシンプルなもの。ステージが高く見易くはある。ステージ中央上手側で待機。期待を胸に開演を待つ。

18時頃暗転。暗転直後に押しが発生。流れに乗りセンター若干上手寄り8列目程までいく。SEは無論【GAUZE -mode of adam-】。メンバーが順に登場。最後に京が登場。スキンヘッド。1曲目【ゆらめき】。ピアノの音に乗せ響く京の声。この流れは必然。堪能。続けて【Schweinの椅子】。早くも御立ち台の前に移動。『大阪--‼︎』『もっと‼︎』と煽る。「Geist Seele Wille Zelle」。会場内強く呼応する。サビの「-DNA-」は客側で。間奏で『大阪--‼︎』『そんなもんじゃねぇよな--‼︎』と煽り会場の熱が更に高まる。

小休憩後に【ZOMBOID】。基本歌詞通り歌唱。「君の顔へと」「君の口へと」は「君」を「お前」に変え客側を指差しながら強く言葉で放つ。御立ち台の前に移動。2度「Honey」と口にし左手を客側に差し出す。「男器中毒」では客側を指差し『お前に中毒‼︎』と強く言葉で放つ。『俺んとこまで首持ってこい‼︎』と煽り【Eddie】。「気が気じゃねぇ」は客側で。「ドブ夢--」前で『3!!2‼︎1!!Go‼︎』と恒例のカウント。2番サビ前に御立ち台の上で『大阪--‼︎』『大阪--‼︎』と煽る。続けて【盲愛に処す】。京がステージ上を動き回る。上手側前方に移動すると2度目の「名前も知んない」を客側に振り『知ってんだろが--‼︎』と客側を指差す。中盤「the pride and prejudice」前で御立ち台の前に移動。2度目の「the pride and prejudice」から客側で。不適な笑みを浮かべる。

小休憩。不穏な前奏が流れ出す。【脈】。京が奇怪に動く。「さあ眠りましょう--」では左手で大きく弧を描く動作。2番サビ『貴方になり‼︎』で叫び「もっと 深く--」は客側で歌唱。続けて【304号室、白死の桜】。ここで再び『GAUZE』楽曲が投下される。25年の重みを噛み締める。この位置で【蜜と唾】。「Show・Lie・Mad・Sexual」。強く声を求める。「1・Sad ・Sexually・2・Sad ・Sexually」では左肘を軸に腕を回しながらカウント。

小休憩。京が御立ち台に上がる。【OBSCURE】。『大阪--‼︎』『1つになれるか--‼︎』と煽る。序盤前方下手側から雪崩発生。上手側まで一気に倒れる。どうにか起き上がると京はまだ倒れたままの前方上手側を指差し『男‼︎助けてやれ‼︎』と言葉を放つ。無事全員起き上がる。サビは『黄金色‼︎』で叫び「棘の生えた--」は客側で。再度前方上手側を指差し『倒れんなよ‼︎』と言葉を放つ。続けて【秒「」深】で畳み掛ける。限られたスペースの中で全力で首を捧げる。懐かしの音が会場に響く。【業】。再構築ではなく原曲。前奏で『大阪--‼︎』と煽り間奏では『もっといけんだろ--‼︎』と煽る。そして更に懐かしの音が流れ出し歓喜する。【Unknown・・・Despair・・・a Lost】。「OUT SIDE--」は客側で。2番サビも原曲通りに「優しく」「くれて」「君で」は客側で歌唱。余韻に浸る間もなく本編最後に【残】。前奏で『LAST--‼︎』と煽る。後半ループ。御立ち台の前に移動。『大阪--‼︎』『そんなもんじゃねぇよな--‼︎』『もっとこい‼︎』『ここまでこい‼︎』と煽る。京は歌い終えるとマイクを落とし直ぐに捌けていく。

本編終了。メンバーが一旦捌ける。
アンコールコールは全力で。 

メンバー再登場。アンコール1曲目。【アクロの丘】。生まれ変わったメジャー・デビューシングル3作の最後の1作が本日初披露される。より儚くより美しく。

照明が明るくなる。
「過去は二度と 戻らないけれど 生まれ変わり 君を探すから」
この1行に込められた想い。堪能。

続けて【Followers】。御立ち台の前に移動すると目を瞑り左手を胸に当てる。「それが私、これが私」。本日もまた限界まで伸ばす。最後「貴方と重ねる」で客側に向け真っ直ぐ左手を伸ばす。SAVE。会場の空気が一転する。【T.D.F.F.】で攻撃再開。会場の熱が一気に高まる。続けて【FILTH】。序盤センター上手側前方でよろめいた京が突如視界から消える。ステージから落ちた模様。再び視界に現れた京はセンター上手側前方の柵を乗り越え客に支えられながら歌唱。そのままの状態で1番サビまで歌い切る。1番サビ「手を繋いで」では客の手を握る。2番サビは交互に歌唱。『(ダイブしたセンター上手側前方を指差し)そこ大丈夫?』『LASTいけますか』『大阪----‼︎‼︎』『LASTいけるか--‼︎‼︎』『LASTいけんのか--!‼︎!』『LASTいけんのか----‼︎‼︎』『LAST--------‼︎‼︎‼︎』と煽り【CHILD PREY】。全力で応える。

京は歌い終えると時折笑顔を見せながら水撒き。どうにか浴びる。最後は拍手をし右手を挙げ『バイバイ』と口にし捌けていく。

最後に残ったDieからのメッセージに心が震える。

公演終了

メジャー・デビュー25周年
25年もの間最前線で精力的に活動し続け
25年もの間楽曲とLIVEで常に興奮と歓喜を与えてくれた

5年後 10年後
いつまでかはわからない それでもまだ続きがある

このバンドを愛したことがこの人生においての何よりの誇り

まだ明日
大阪


SET LIST

SE.GAUZE -mode of adam-
01.ゆらめき
02.Schweinの椅子

03.ZOMBOID
04.Eddie
05.盲愛に処す

06.脈
07.304号室、白死の桜
08.蜜と唾

09.OBSCURE
10.秒「」深
11.業
12.Unknown・・・Despair・・・a Lost
13.残

ENCORE
14.アクロの丘
15.Followers
16.T.D.F.F.
17.FILTH
18.CHILD PREY

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