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EUROPE TOUR24 FROM DEPRESSION TO ________[mode of UROBOROS] 2024/3/23(土) 【Paris】Bataclan

DIRENGREY
EUROPE TOUR24 FROM DEPRESSION TO ________
[mode of UROBOROS]

2024/3/23(土) 【Paris】Bataclan

その発表は突然だった。4年振りとなる欧州TOURの決定。長い月日を経て再開される海外TOURは国内TOURの延長ではなく『Withering to death.』と『UROBOROS』を軸に2Days異なる内容で公演を行うという目を疑う程に衝撃的な内容だった。この内容での公演は間違いなく海外だけの特別なもの。そう考え覚悟を決め参戦したParis公演初日。想像を超える凄まじい熱量のLIVEに心を奪われた。

まだもう1日。

Paris2日目。会場はBataclan。15時30分頃会場着。本日のチケットはPriority。PriorityはVIPの次に入場できる。生憎の雨。寒さに震えながら待機。18時に開場しまずVIPが入場。18時25分頃Priorityの入場開始。チケットのバーコードを読み込み入場。フロア内下手側後方に物販がある。昨日は仕組みが分からず購入を見送ったためまずは物販でグッズを購入。VIPエリア後方に貼られた黄色のテープ後ろ2列目で待機。昨日同様シンプルなステージ。後方にはスクリーン。簡素な御立ち台。会場内には本日もまた過去収録されたRemix音源が流れている。期待を胸に開演を待つ。ここからがやはり長い。

18時55分一般入場にあわせて黄色のテープが回収されVIPと接続。センター若干上手寄り6列目で待機。19時30分最初の暗転。昨日同様Paris公演では恒例らしいDJのステージ。20時に演奏が終わり再び照明が点く。DJブースが手際良く撤去される。後は開演を待つのみ。

20時20分頃暗転。【SA BIR】と映像が流れ出す。緩やかに押しが発生しその流れでドセン5列目に侵入。メンバーが順に登場する。最後に京が登場。白塗りフルメイクにエクステ。1曲目【VINUSHKA】。前奏で大きな歓声が上がる。御立ち台に上がり人差し指を立て左手を天高く掲げると「此処が真実だ」と力強く叫ぶ。最初の「業と歩む--」前で『Paris‼︎』と煽る。押しが一段と強くなる。間奏では両手を広げ声を求める。続けて【RED SOIL】。序盤から御立ち台の前で歌唱。会場の熱を高めていく。

小休憩後に【GLASS SKIN】。綺麗に歌い上げる。続けて【蜷局】。京が奇怪に動く。そして【御伽】。『PHALARIS』楽曲からの選曲。『UROBOROS』との見事な融合。その世界観を増幅させていく。続けて【朧】。昨日とは異なりほぼ音源通りに歌唱。御立ち台の前に移動し「何処も--」は泣き叫びながら歌唱するも「かすみ歪む涙と明日へ」は音源通り歌唱。

小休憩後映像が流れ出す。眩い照明。鐘の音が鳴り始め賛美歌が流れ出す。幻想的な空間。そして【INCONVENIENT IDEAL UNPLUGGED】へと繋がりAメロが流れる。一度曲が止まり再び【INCONVENIENT IDEAL】が流れ出す。2017年[mode of UROBOROS]同様の演出。終盤高音が綺麗に出ている。堪能。

小休憩後に【BUGABOO】。再び会場の熱が上がる。押しが更に強くなる。これ以降の記憶が曖昧。ダイブが発生。続けて【慟哭と去りぬ】。再度ダイブが発生。【HYDRA -666-】【凱歌、沈黙が眠る頃】で畳み掛ける。更に増していく会場の熱。ただ只管に首を捧げる。本編最後に【冷血なりせば】。終盤「DESTROY」前の間奏で京が両手でフロアの真ん中を空けるように指示を出す。ドセン4列目付近から綺麗にフロアの
真ん中が空く。Wall of Death。本編最終ブロック。昨日を容易に超える程の凄まじい熱量。

本編終了。メンバーが一旦捌ける。
DIRENGREYコール、アンコールコール、手拍子、地団駄。本日もまた求める手段は様々。

メンバー再登場。京はジャケットを脱いで登場。アンコール1曲目【DOZING GREEN】。続けて【STUCK MAN】で再度会場の熱を高めていく。「Bloodstained carnival」で左手の人差し指を何度も上に突き立て『飛べ』と指示。会場が激しく揺れる。【T.D.F.F.】。「瓜の蔓に--」の箇所で左手の中指を立て『Fuckin' Paris!!』と煽る。更に【Eddie】が投下される。「ドブ夢--」前で『Paris!!』『Paris!!』と煽り『3!!2‼︎1!!Go‼︎』とカウント。最後の力を振り絞り全力で応える。そして最後の煽りはなく静かに前奏が奏でられる。【アクロの丘】。「枯れる花--」。サビで大合唱が起きる。違う文化で違う言語で生きる人々が同じ言語で確かに一つになる。これが一体どれだけ凄いことなのか。感情が溢れ出す。歌い終えると『バイバイ』と口にし京は直ぐに捌けていく。

公演終了

確かな熱量と確かな愛情を身体全体で感じた。
心が震える瞬間。
この場所でしか得られないものが確かに存在する。

TOUR16-17 FROM DEPRESSION TO ________
当時そのコンセプトに大いに歓喜した。
それから早7年。4年振りとなる欧州TOUR。現在のDIR EN GREYで 『Withering to death.』と『UROBOROS』が一度
に蘇る。そして更には『PHALARIS』との融合。違和感なくその世界観を紡いだ。2日間でSEを除いて31曲の披露。想像を超えた凄まじい熱量。幾度と無く起きた合唱。貴重な公演。確りとこの目とこの耳とこの心に焼き付けた。

3度目の海外遠征。
今回もまた素晴らし過ぎる体験を与えてくれた。

Paris
最高の2日間だった。

またいつか

次は春


SET LIST

SE.SA BIR
01.VINUSHKA
02.RED SOIL

03.GLASS SKIN
04.蜷局
05.御伽
06.朧

07.INCONVENIENT IDEAL

08.BUGABOO
09.慟哭と去りぬ
10.HYDRA -666-
11.凱歌、沈黙が眠る頃
12.冷血なりせば

ENCORE
13.DOZING GREEN
14.STUCK MAN
15.T.D.F.F.
16.Eddie
17.アクロの丘


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