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TOUR24 PSYCHONNECT 2024/4/27(土) 【栃木県】栃木県総合文化センター・メインホール

DIRENGREY
TOUR24 PSYCHONNECT

2024/4/27(土) 【栃木県】栃木県総合文化センター・メインホール

TOUR23 PHALARIS FINAL大阪2日目の公演後に示された未来。懐かしの音に会場が歓喜の渦に包まれた。今年1月に大阪で開催された「a knot」限定LIVE“PSYCHONNECT”。欧州TOURを経て同TITLEにて4月より行われる全国ホールツアー。TOUR開始直前にリリースされた34th SINGLE『The Devil In Me』。期待を胸に迎えたTOUR初日。インディーズ時代の楽曲を組み込み想像以上に1999年に開催したPSYCHONNECT -mode of "GAUZE"?-を再現する内容だった。しかしただの再現ではない。原曲と再構築を織り交ぜ懐かしさだけでなく確かに「現在」を感じさせてくれる。まだTOURは始まったばかり。今後LIVEを経てどう進化していくか期待は募る。

TOUR2日目。本日の会場は栃木県総合文化センター・メインホール。TOUR21 DESPERATE以来の参戦となる会場。17時頃会場到着。17時15分の開場と同時に入場。本日座席は2階4列上手ブロック。久々の2階席での参戦。かなりの傾斜。新鮮な視界。仙台と同じく御立ち台の正面にはTOUR TITLEと炎の模様。ステージ床には『The Devil In Me』をモチーフにした模様。下手側には『GAUZE-62045-』の映像が流れる5台のブラウン管。後方のスクリーンには5台のブラウン管が投影されている。期待を胸に開演を待つ。

18時3分暗転。SEと映像が流れ出す。映像は『The Devil In Me』の断片。そこから直ぐに懐かしい音と映像に変わっていく。【GAUZE -mode of adam-】。メンバーが順に登場。最後に京が登場。全身adidas。スキンヘッドに4本のエクステ。1曲目。【Schweinの椅子】。『もっと--!!』と左腕を振り上げ煽る。「Geist Seele Wille Zelle」。強く呼応する。サビは「再生不能な」後に『Say‼︎』と煽り「-DNA-」は客側で。続けて【Unknown・・・Despair・・・a Lost』】。何かに包まれていた」後に『Say‼︎』と再び煽り「IN SIDE--」は客側で歌唱。サビの「見せて」「優しく」「くれて」「君で」は客側で。

小休憩後マイクスタンドを設置。【Cage】。再構築。サビの「時計は左回りでも--」で左回りに弧を描く動作。曲調転換。終盤「時計は左回りでも--」では暗闇の中オレンジの照明が京を包む。続けて【raison detre】。そして【Ash】。後方スクリーンにメンバーが映し出される。大量のスモーク。『招かれざる誰かの‼︎』で叫び「理想に--」は客側で歌唱。御立ち台の前に移動。2番サビ前で『Say‼︎』と煽り「お互いを知らない--」は客側で。最後御立ち台に上がるとマイクコードを右肩に掛け恒例のポーズ。この位置で【The Devil In Me】。序盤から身体を激しく揺さ振りながら歌唱。サビはファルセットではなくシャウト。昨日より確実に増した狂気。まだこれから。

小休憩後に【304号室、白死の桜】。続けて【mazohyst of decadence】。再構築。禍々しい音と声。ここでついに曲変更。【空谷の跫音】。終盤「浴びる程の--」で京が歌い始めず静かに時が流れる。最後途中から歌唱。

小休憩後再びマイクスタンドを設置。【ゆらめき】。切なく響くピアノの音。水色のレーザーの照明が円錐状に降り注ぎ京を包む。続けて【MASK】。「白いMask--」「黒いMask--」「右目 左目--」では当時の動作。「羽を広げてみよう--」客側も懐かしい音に身を委ねる。後方スクリーンにはPVが流れる中1999年の出来事が表示される。そして【蜜と唾】。メンバーが動き回る。1番サビ後に京が下手花道に移動。「1・Sad ・Sexually・2・Sad ・Sexually」は左肘を軸に腕を回しながらカウント。2番サビ直ぐ御立ち台にマイクコードが絡まりマイクを捨てそのまま御立ち台前に移動。スタッフが慌てて駆け付け対処。無事歌唱再開。終盤御立ち台の前「可愛い口 可愛い胸--」の箇所で客側を指差しながら『可愛い‼︎可愛い‼︎可愛い‼︎』と連呼。マイクスタンドを設置。【蒼い月】。宗教感強く歌唱。過去楽曲が新しく蘇る。「Blue & Die」。本編最後は【詩踏み】。終盤『胸の奥‼︎』で叫び「愛せたら--」は客側で。京は歌い終えると直ぐに捌けていく。

本編終了。メンバーが一旦捌ける。アンコールコール。

メンバー再登場。静寂。風の音。アンコール1曲目。【アクロの丘】。最後「あの丘にはもう・・・」は力強く歌唱。堪能。続けて【予感】。「絡めあう二人」で当時の動作。突如響く轟音。【残】。終盤リピート。京が上手花道に移動。繰り返されるサビ。手拍子。『お前等の声を聞かせてくれ‼︎』と煽り【Sustain the untruth】。京がセンター→上手と移動。「The Inside Mind」。『もっと‼︎』と煽り強く声を求める。サビ前で左手を胸に当て呼吸を整える。珍しくセンターではなく下手花道に移動。『いけるか--‼︎』『いけるか--‼︎』と煽る。最後センターに戻りながら「淫らな--」は『淫らな‼︎お前等の為に‼︎』と強く言葉で放つ。御立ち台に上がる。『生きてるか--‼︎』『生きてるか--‼︎』『生きてるか--‼︎』『(左胸を叩きながら)ここは生きてんのか--‼︎』『いけるか--‼︎』『いけんだろ--‼︎』『まだいけんだろが----‼︎‼︎』『LAST------------‼︎‼︎‼︎‼︎』【激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇】。前奏が流れ出すと後方スクリーンにTOUR TITLEが映し出される。「The worst」でセンターを指差し『お前今日死んでんな‼︎』と煽る。この楽曲の破壊力は凄まじい。

京はペットボトルを持ち昨日同様最前の男性に直接手渡しそのまま捌けていく。

公演終了

仙台のSET LISTから曲順変更もなく1曲だけが変わったのみ。今後何か変化はあるのか。それとも今回は固定なのか。原曲と再構築そして新曲。1999年当時を再現しながらも確かに感じさせるのは「現在」のDIRENGREY。まだTOURは序盤。まだ先がある。



次は広島


SET LIST

SE.GAUZE -mode of adam-
01.Schweinの椅子
02.Unknown・・・Despair・・・a Lost

03.Cage
04.raison detre
05.Ash
06.The Devil In Me

07.304号室、白死の桜
08.mazohyst of decadence
09.空谷の跫音

10.ゆらめき
11.MASK
12.蜜と唾
13.蒼い月
14.詩踏み

ENCORE
15.アクロの丘
16.予感
17.残
18.Sustain the untruth
19.激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇

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