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TOUR19 This Way to Self-Destruction 2019/9/29(日)【北海道】小樽GOLDSTONE

DIRENGREY TOUR19 This Way to Self-Destruction
2019/9/29(日)【北海道】小樽GOLDSTONE

前回のTOURから早5ヶ月。国内だけで3ヶ月、海外迄含めれば半年に及ぶ長期TOURがついに京都で幕を開けた。本TOURでは既に『The Insulated World』の全曲披露に加えNEW SINGLE『The World of Mercy』の初披露と『The Insulated World』の世界観を存分に見せ付けてきている。其処に旧曲が溶け込みLIVEを構築する。そして昨日より前半戦最後の小樽2daysが始まった。小樽初日は小箱の熱量を十分に感じられた熱いLIVEだった。早いもので本日前半戦最後の小樽2日目。『The Insulated World』を刻み込む。

会場は小樽GOLDSTONE。今日は余裕を持って会場着。開場。本日整番70。センター上手寄り5列目待機。視界良好。シンプルなステージ。昨日は見えなかった御立ち台。変わらず「This Way to Self-Destruction」とTOUR TITLEが記されている。

昨日同様2度のアナウンスを経ても押し発生せず。暗転直前で漸く押し発生。【新SE】が流れ出す。メンバー登場。京は昨日とは違うスーツ姿。1曲目『俺について来い‼︎』と煽り【Downfall】。一気に会場の熱が上がる。途中で『もっといけんだろ--‼︎』。「まだ間に合う--」の前で『いけるか--‼︎』『お前等の声聞かせてくれ‼︎』。続けて【Devote My Life】。前奏で『男--‼︎』『男--‼︎』『男--‼︎』『女--‼︎』と煽り「残酷な」の前では『もっと‼︎』『お前‼︎』と煽る。2番の「残酷な」では両手を交互に引く動作で声を求める。御立ち台に上がったまま『お前ら足んねぇぞ‼︎』『かかってこ--い‼︎』『1つになれるか--‼︎』【Merciless Cult】。序盤から京が凄まじく煽る。

小休憩。何かのトラブルか京が一旦捌ける。直ぐに戻って来ると煙草を吸い始めそのまま『いけるか--‼︎』『お前らの魂見せつけてこい‼︎』と煽り【人間を被る】。煙草を加えたまま歌唱。2番サビ後に『小樽--‼︎』。御立ち台に上がり再び煽り始める。『お前等の首ここまで持って来い‼︎』【軽蔑と始まり】。間奏で『小樽--‼︎』『小樽--‼︎』『いけるか--‼︎』。幾度と無く煽られ続け興奮が止まらない。全力で応える。そして【赫】。恒例のマイクコードで首吊りの動作。

小休憩後に【絶縁体】。曲調転換。「信じる事」。呼応し合う空間。間奏でネクタイを緩めシャツのボタンを外す。「何の価値も無い孤独を売る」で身体の前に左手を差し出す 。続けて【Celebrate Empty Howls】。今回のTOURでこの曲もまた凶暴さを増した。御立ち台に上がったまま「穢されて行くのは--」の後に凄まじき形相で客側を指差し「お前等も同じだ」と歌詞替え。

小休憩。不敵な笑みを浮かべ前に来る。【谿壑の欲】。序盤から終始京が奇怪に動く。ほぼ歌詞替え。「欲望憎しみそれはお前自身」。最後「誰かがこう言うの」を「俺は」に変えその後に「早く死ね」と呟く。御立ち台の上で拳を突き上げ【Rubbish Heap】。「吠えて糞塗れ--」の前で御立ち台に上がり『いけるか--‼︎』。続けて【Values of Madness】で畳み掛ける。サビは合唱。そして【Ranunculus】。昂る感情。2番サビでその感情は爆発する。何時にも増して激しく感情を吐き出しながら歌う姿が心に深く突き刺さる。曲終わりに何かを呟き始める。『私、私は』と呻き繰り返しながら【The World of Mercy】へと繋がる。この流れが本当に堪らない。昂まった感情のまま歌唱。「咲かせた」の後に左手首を切る動作。その後度々その左手首を貪る様に舐める。そして左手首から滴る血を右手で受け止めその血を再度左手ですくい口に運ぶかの様な動作。不敵に笑う。狂気。昨日同様「情に絡み付いた手を」は御立ち台の上でマイクを腰の位置にして歌唱。スモークと眩い光。作り出された影が今日も神々しさを演出する。歌い終えるとマイクを落とし両手を広げる。

メンバー一旦捌ける。
アンコールコール。ただ全力で。

メンバー登場。京が出て来ない。【HYDRA -666-】の前奏が流れ出す。その顔には神戸2日目振りに『The World of Mercy』のお面。曲の終了と共にお面を取る。続けて【鬼眼】。間奏で『飛べ‼︎』と煽る。「Victimization」力の限り叫ぶ。左手を胸に当てそして前に掲げ『聞こえてるか--‼︎』【Followers】。御立ち台に上がり再度左手を胸に当て目を瞑る。首を少し横に振り「それが私、これが私」。2番サビは御立ち台の前に来て合唱。最後前に掲げた左手は曲が完全に終わるまで掲げたまま。空気は直ぐに一転する。『いけるか--‼︎』【NEW AGE CULTURE】で攻撃再開。京がステージを動く。間奏で『もっといけんだろ--‼︎』。御立ち台に上がり『生きてるか--‼︎』『生きてんのか--‼︎』『生きてんのか--‼︎‼︎』『生きてんだろ--‼︎‼︎』(上手を指差し)『生きてるか--‼︎』『生きてんのか--‼︎』(下手を指差し)『生きてるか--‼︎』『生きてんだろ--‼︎』(後ろを指差し)『生きてるか--‼︎』『生きてんのか--‼︎』(センターを睨み付けマイクレスで)「ああぁああぁあぁあぁあ--‼︎‼︎」『小樽かかってこ--い‼︎』『小樽かかってこ--い‼︎』『ここまでぶっとばしてこい‼︎』『1つになれんのか--‼︎‼︎』『1つになれんのか--‼︎‼︎』『LAST----‼︎‼︎‼︎』と凄まじく煽り【詩踏み】。間奏で歓声が起きる。首を横に振り更に声を求める。最後「成功者は」の前で『狂っちまえ‼︎』。最後の力を絞り出す。歌い終えると京がしゃがみ込む。

立ち上がると拍手。左耳を指で何度も突つき声を求める。最後はもう一度拍手をして『バイバイ』と口にし今日も直ぐ様捌ける。

公演終了。

小樽2days。念願の小箱。想像通りの熱過ぎる空間。2日目は凄まじい程の京の煽り。完全に燃え尽きた。

TOUR19 This Way to Self-Destruction
前半戦8公演。後悔だけはしたくない。覚悟を決めて全て参戦した。この両目で重ねた記憶。無理をして良かった。

何度でも「生」を感じさせてくれる。
やはりLIVEは生き甲斐だ。

来月から後半戦。
SET LISTや演出の変化に期待。

次は市原


SET LIST

SE.新SE
01.Downfall
02.Devote My Life
03.Merciless Cult

04.人間を被る
05.軽蔑と始まり
06.赫

07.絶縁体
08.Celebrate Empty Howls

09.谿壑の欲
10.Rubbish Heap
11.Values of Madness
12.Ranunculus
13.The World of Mercy

ENCORE
14.HYDRA -666-
15.鬼眼
16.Followers
17.NEW AGE CULTURE
18.詩踏み

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