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TOUR22 PHALARIS -Vol.I- 2022/8/1(月) 【東京都】中野サンプラザ

DIRENGREY
TOUR22 PHALARIS -Vol.I-
2022/8/1(月) 【東京都】中野サンプラザ

横浜より幕を開けた待望の新ALBUM TOUR。早いもので2ヶ月のTOURも残すは中野の振替公演のみ。己と戦え。前回市川公演で久々に活を入れられる。そして迎える最終公演。最後どのようなLIVEを見せてくれるのか期待が募る。

TOUR最終公演となる会場は中野サンプラザ。来年7月に閉館することが公表された本会場。自宅から最も近い会場にも関わらず平日開催で過去一度も本編からの参戦が叶わなかった会場。閉館前に漸くDIRENGREYのLIVEで参戦が叶う。18時30分頃会場到着。そのまま入場。座席はセンターブロック前方下手寄り。本来上手ブロックだったが無事交換成立。視界良好。最後をこの目に焼き付ける。

19時3分頃暗転。新SEと映像が流れる。円盤、座禅、業火。メンバーが順にステージに現れる。最後に京が登場。黒シャツ、両手に白の手袋、メイク。スクリーンに本TOUR TITLEが映し出される。1曲目【Schadenfreude】。本日もまた序盤からボルテージが一気に上昇。「眼球で踊る」後に御立ち台に上がると『かかってこ--い‼︎』『中野--‼︎』と煽る。「子守唄」後に御立ち台に上がると今度は『中野--‼︎』『お前等の首寄越せ‼︎』と煽る。全力で首を捧げる。続けて【Celebrate Empty Howls】。京が独特で軽快なステップを刻む。御立ち台の上で「穢されて行くのは--」の後に客側を指差し『いつもお前等だろ‼︎』と強く言葉で放つ。「どちらも死んでしまえばいい」で最後両手で首を斬る動作。照明が落ちるまで客側を睨み付ける。

小休憩。京が煙草に火を付ける。【Phenomenon】。途中煙草を咥えながら器用に歌唱。「狂わされて行くのか」の後マイクスタンドを掴みながら深く腰を落とす。続けて【落ちた事のある空】。前奏で京が激しく折り畳む。凄まじい熱量。「どうにでもなれ--」は強く言葉で放つ。御立ち台に上がり「この時代に--」は客側を指差し『この狂った世界に生まれた‼︎お前等‼︎』と叫び左手を高く掲げ『生きてるか--‼︎』と煽る。それに応える拍手。マイクレスで「もっと--‼︎」「もっと--‼︎‼︎」と煽る。拍手が一段と大きくなる。続けて『中野--‼︎』と煽る。更に高まる会場の熱。続けて【Midwife】。前奏で左手の手袋を投げ捨てる。序盤早くもセンターブロックを満遍なく睨み付けながら御立ち台の前へ。御立ち台に上がり「重なって」は客側に手を差し出す。漏れる吐息。マイクスタンドを強く床に叩き付ける。そして【The Perfume of Sins】。禍々しい重低音と共にマイクスタンドを後ろに倒しながら放たれる京のグロウル。「In vice」で両手を前に突き出す。圧倒的宗教感。

小休憩。呻き声。前奏が流れ出す。定位置【mazohyst of decadence】。前奏中に右手の手袋も投げ捨てる。序盤から昂ぶる感情。サビの「愛して下さい」は強く言葉で放つ。後奏ではマイクを御立ち台に叩き付ける。ふらつきながらドラムセットの前へ。ステージに赤いレーザーの照明が注がれる。流れ出す前奏。【朧】。マイクスタンドを倒し御立ち台後ろに戻る。前奏中『返して...返して...』と繰り返し呟く。序盤から激しく昂ぶる感情。「爪が--」で感情は爆発し何度も叫び声を上げながら床へと崩れ落ちる。そのままマイクコードを手繰り寄せその塊を抱えながら起き上がり再び御立ち台の後ろに戻る。「畳--」にで御立ち台の上にマイクを落としそのまま御立ち台を抱えながら歌唱。そのまま最後『返せ...返せ...』と繰り返し呟く。圧巻。

再びの小休憩。マイクを御立ち台から拾い上げる。【響】。昂った感情を一度落ち着かせるように両手でマイクを握り額に近付ける。サビは力強く歌唱。「洗っても--」で両目から何かを振り払う動作。振り絞る声。ストレートな歌詞が胸に響く。続けて【Behind a vacant image】。2番サビ前で御立ち台の前まで来ると目を見開き客側を見詰める。マイクで左胸を強く叩く。「隠しきれない傷と」で叫び「満面の--」はマイクを遠ざけマイクレスに近い状態で歌唱。本TOURで何度も見た光景。真っ赤に染まるステージ。この楽曲の後奏は至高。そして【Values of Madness】。1番サビ前に京が上手端に移動。1番サビ後に上手端から下手端に移動。センターに戻り2番サビは御立ち台に足を掛け恒例のカウント。「その瞳に--」は御立ち台の上で歌唱。終盤『中野--‼︎』と煽る。続けて【T.D.F.F.】で畳み掛ける。序盤京が御立ち台の前へ。丁度真正面の位置。『男--‼︎』と煽る。その後御立ち台に上がると『くそったれ共--‼︎』『くそったれ共--‼︎』『1つになれるか--‼︎』と煽る。全力で応える。本編最後【詩踏み】。『命燃やしてこ--い‼︎』と強く煽る。1番サビ後御立ち台から降りるとそのままふらつきドラムセットの前へ。全力の証。最後「成功者は--」前で左手の人差し指を高く突き上げ強く『飛べ‼︎』と煽る。首を捧げる。

本編終了。メンバーが一旦捌ける。本編終了後の拍手はそのままアンコールを求める手拍子に変わる。当たり前ではないアンコール。意識を新たに想いを届ける。

メンバー登場。京は今回定番の白タンクトップの上に今回のグッズのブルソンジャケット。アンコール1曲目。京が再び煙草に火を付ける。【embryo】。煙草を手に持ったまま歌唱。「大嫌いな--」で昂ぶる感情。照明の中漂う煙草の煙。後奏では煙草を咥えたまま裏声で歌詞を付け足す。煙草を手にしたまま続けて【Bottom of the death valley】。最後「I Will--」でブルソンジャケットをずらし肩を見せる。本日のアンコール3曲目。【Mr.NEWSMAN】。1番サビは御立ち台の前で客側を指差し。「Check It Up」は下手で歌唱。下手にいたカメラを覗き込む。2番サビも御立ち台の前で歌唱。「打ち付けた心が--」では左手で左胸を指差し「お前等の心が‼︎」と強く言葉で放つ。ブルソンジャケットを脱ぐ。そして定位置【CLEVER SLEAZOID】で攻め立てる。京が御立ち台に上がる。『中野--‼︎』『中野----‼︎』『生きてるか--‼︎』『お前等生きてんのか--‼︎‼︎』『生きてんだろ----‼︎‼︎』『男--‼︎』『男--‼︎‼︎』「男--------‼︎‼︎‼︎︎」『女--‼︎』『女--‼︎』『女--‼︎‼︎』「女--------‼︎‼︎‼︎︎」『生きてるか--‼︎』『お前等生きてるか--‼︎』『そこ見えてるか--‼︎』『生きてるか----‼︎‼︎』『俺等と1つになれるか--‼︎』『俺等と1つになれんのか----‼︎‼︎』「中野--------‼︎‼︎‼︎︎」「中野--------‼︎‼︎‼︎︎」「中野--------‼︎‼︎‼︎︎」『LAST------------‼︎‼︎‼︎‼︎』【人間を被る】。前奏で更に『お前等の心の声聴かせてくれ‼︎』と煽る。2番サビは御立ち台に上がり『誰の為に生きる?』と言葉で放つと『お前等自身だろ‼︎』と続け『お前等‼︎生きろ--------‼︎‼︎』と叫ぶ。胸に強く響く。最後左手を高く掲げ『生きてるか--‼︎』と叫ぶ。

京が御立ち台にしゃがみ込む。マイクを持ったまま立ち上がる。『生きろ--‼︎‼︎』『生きろ--‼︎‼︎』『生きろ--‼︎‼︎』『生きろ--------‼︎‼︎』と叫ぶ。京は御立ち台の上で拍手をすると右手の親指で胸を突きながら全体を指差し。最後センターを指差しマイクレスで「ああぁああぁああぁあぁああぁ‼︎」。そしてマイクレスで「中野--‼︎」と叫ぶと大きく「バイバイ‼︎」と口にし捌けていく。

メンバーが全員捌ける。再び暗転するステージ。スクリーンに映像が流れ出す。次のTOURの告知があることは想定内。但しそのTOUR TITLEは想像を超えていた。

DIR EN GREY 25th Anniversary
TOUR22 FROM DEPRESSION TO ________

最後映し出された[Dir en grey]の文字。
その瞬間客側の抑えきれない想いが会場を包み込む。

規制退場のアナウンスが始まる。アンコールを求める拍手は鳴り止まない。本日は無理なことを悟り最後大きな拍手に変わる。

公演終了

完全燃焼


最高のLIVEだった

示された未来
LIVEの予定がある
きっとそれだけで生きていける


SET LIST

SE.新SE
01.Schadenfreude
02.Celebrate Empty Howls

03.Phenomenon
04.落ちた事のある空
05.Midwife
06.The Perfume of Sins

07.mazohyst of decadence
08.朧

09.響
10.Behind a vacant image
11.Values of Madness
12.T.D.F.F.
13.詩踏み

ENCORE
14.embryo
15.Bottom of the death valley
16.Mr.NEWSMAN
17.CLEVER SLEAZOID
18.人間を被る

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