25th Anniversary TOUR22 FROM DEPRESSION TO ________ 2022/10/26(水)【神奈川県】CLUB CITTA’ -｢a knot｣only-

DIRENGREY
25th Anniversary
TOUR22 FROM DEPRESSION TO ________
2022/10/26(水)【神奈川県】CLUB CITTA’ -｢a knot｣only-

TOUR22 PHALARIS -Vol.I-中野公演後期待通りのTOUR発表。「FROM DEPRESSION TO ________」。そのTOUR TITLEに歓喜した。最後に映し出された［Dir en grey］の文字。抑えきれない想いが会場を包む。

慣れ親しんだCLUB CITTA’で幕を開けた25周年TOUR。何時にも増して未知数なSET LIST。期待していた。ただその期待すら容易に上回る程に［Dir en grey］時代を象徴する楽曲が怒涛の様に演奏された。最新ALBUM『PHALARIS』からは3曲が演奏されそのうち1曲がLIVE初披露。過去曲を並べるだけでなく確りと現在のDIRENGREYを見せてくれる。新旧の楽曲が紡ぐ世界観を堪能する。

全22回の「DIR EN GREY楽曲バトル！」を経てメンバーに提出された21曲のうち実に13曲が演奏された。果たして残りの8曲は今後演奏されるのか。期待は募る。

川崎2days2日目。17時50分頃会場到着。18時開場。本日整番VIP173。VIPは1番ずつ呼ばれる。リストバンドを見せVIPエリアに侵入。VIPエリアの入口が下手からセンターに変更になっており思いの外余裕でセンター確保。VIPエリアセンター上手寄り8列目で待機。御立ち台には本日もまたシンプルにTOUR TITLEが描かれている。

19時5分頃暗転。新SEが流れ出す。メンバーが順に登場する。最後スクリーンに赤い布が映し出されその中から金色の文字で描かれたTOUR TITLEが表れる。京が登場。髪色がオレンジ。ベージュのトレンチコート。

緊張の1曲目。想定外の前奏が流れ出す。『いけるか--‼︎』と煽り【MARMALADE CHAINSAW】。間奏で『もっと1つになれんだろ--‼︎』と煽り2番サビ前に『こい‼︎』と煽る。スペースがあるのでサビは気持ち良く両手を振れる。堪能。続けて【朔-saku-】。本日は序盤で投下。会場の熱が一気に上がる。終盤御立ち台に上がり『かかってこ--い‼︎』と煽る。そして『お前等の心の声響かせてくれ--‼︎』『いけるか--‼︎』と煽り【C】。メンバーが動き回る。京が上手で客側を指差し「目の前の--」に続け『お前達を‼︎』と叫ぶ。初日に引き続き本日もまた序盤からの流れが凄まじい。

小休憩後【Machiavellism】。前奏で『踊れ‼︎』と煽る。1番サビ後『MY COMEUPPANCE--』のタイミングで京が左手でカウント。続けて【T.D.F.F.】で畳み掛ける。間奏で御立ち台に上がると『おい‼︎糞共‼︎』『いけんだろ--‼︎』『リミッター外してこい‼︎』と煽る。この位置で【Ash】。初日の反動か凄まじい迫力で歌唱。御立ち台に上がり「雁字搦めの--」でマイクコードを左腕に巻き付ける。マイクスタンドを設置する。【The Perfume of Sins】。禍々しい重低音。圧倒的宗教感。

小休憩。京がトレンチコートを脱ぐ。置かれたままのマイクスタンド。不気味な呻き声。漏れる吐息。赤いレーザーの照明が降り注ぐ。【朧】。序盤から感情を昂らせ歌唱。1番サビでマイクスタンドを投げ捨てる。「爪が--」で感情は爆発し最後「明日へ」でステージに倒れ込む。続けて【13】。昂った感情そのままに荒々しく歌唱。高音は絞り出す。昨日とは違う表情を見せてくれる。

小休憩後に【ain't afraid to die】。青白いレーザーの照明が円錐状に京を包む。雪の様にレーザーの照明が舞い降り序盤からステージにスモークが焚かれる。スクリーンには昨日とは違う映像が流れる。生々しいチベットの映像。続けて【DRAIN AWAY】。御立ち台に上がると京が客側を睨む。
昨日同様の流れは続く。【Merciless Cult】。「Gasp--」で京はマイクレスで「もっと‼︎」「もっと‼︎」と煽る。この位置で【CHILD PREY】。会場の熱が更に高まる。終盤御立ち台に上がると『お前等の頭なんていらねぇ--んだよ‼︎』と煽る。『まだいけんだろ--‼︎』『首残ってんぞ‼︎』本編最後に【THE IIID EMPIRE】。2番は恒例の手拍子。『男--‼︎』『女--‼︎』『お前等見えてんのか--‼︎』と煽る。

本編終了。メンバーが一旦捌ける。本編終了後の拍手はそのままアンコールを求める手拍子に変わる。本日もまたリズムの変動が激しい。揃える気すらない自由な手拍子。

期待通りのSEが流れ出す。【G.D.S.】。血が騒ぐ。声が出せない分は手拍子で応える。声等出せなくてもLIVEは成立する。メンバー再登場。京はGOODSのTシャツで登場。アンコール1曲目。再び想定外の前奏が流れ出す。【Schweinの椅子】。期待に応え続けたSET LISTにおいて頑なに演奏されなかった『GAUZE』楽曲がついに投下。『いけるか--‼︎』『いけんのか--‼︎』『もっと‼︎』と煽る。間奏で御立ち台上手側前方まで来るとTシャツに描かれた自分を指差しその後自分の顔を指差し笑みを浮かべる。再びの間奏のタイミングでもう一度行う。最後「Eins Zwei--」でマイクトラブル。全く声を拾わなくなる。スタッフが出てきてマイク交換。京が『マイク壊れちゃった』と呟く。『お前等生きてるか--‼︎』と煽り【JESSICA】の前奏が流れる。ただ何かが違う。Dieが入り損ねた様子。演奏が止まる。珍しいトラブルが2連続で発生。京はDieの方を見て笑顔。『ま--こんなこともある』『もう1回』と言い仕切り直し。「そっと君が手を--」では最前の客に向け手を伸ばす。左手を高く掲げる。この楽曲は25周年に必要だ。【THE FINAL】。最後「咲かせよう」は御立ち台の前で限界まで伸ばしきる。続けて【激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇】で畳み掛ける。『お前等生きてんのか--‼︎』『生きてんのか----‼︎‼︎』「（マイクレス）生きてんのか--------‼︎‼︎‼︎︎」『いけるか----!‼︎!』『まだいけるか----!‼︎!』『まだいけんのか----‼︎!!』『お前等の首なんかいらねぇ--んだよ‼︎‼︎』『いけんのか----‼︎‼︎』『LAST------------‼︎‼︎‼︎‼︎』【羅刹国】。最後の力を振り絞り首を捧げる。京が間奏でセンター最前の客に目掛け集中的に水撒き。再びの間奏で下手側最前の客に目掛け集中的に水撒き。

京は歌い終えると本日もまた直ぐに捌ける。スクリーンには「25th Anniversary DIRENGREY」の文字が映し出される。

公演終了

煽りが本格的に始まり安堵。
ただ内部的要因と外部的要因が重なり集中が途切れた。
次は気持ちを切り替えて臨みたい。

次は所沢

SET LIST

SE.新SE
01.MARMALADE CHAINSAW
02.朔-saku-
03.C

04.Machiavellism
05.T.D.F.F.
06.Ash
07.The Perfume of Sins

08.朧
09.13

10.ain't afraid to die
11.DRAIN AWAY
12.Merciless Cult
13.CHILD PREY
14.THE IIID EMPIRE

ENCORE
SE.G.D.S.
15.Schweinの椅子
16.JESSICA
17.THE FINAL
18.激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇
19.羅刹国