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TOUR23 PHALARIS FINAL -The scent of a peaceful death- 2023/11/16(木) 【新潟県】新潟LOTS

DIRENGREY
TOUR23 PHALARIS FINAL -The scent of a peaceful death-
2023/11/16(木) 【新潟県】新潟LOTS

CLUB CITTA’で幕を開けた待望のTOUR。川崎2daysで明らかとなったFINALのSET LISTは重厚な中盤を軸とし過去曲を効果的に挟みながら『PHALARIS』の世界観を徹底して刻み込ませる内容だった。そして通常公演の名古屋2daysでは両日久々な楽曲も披露された。『PHALARIS』の終焉。今回のTOURで演奏されている楽曲が今後の公演を経てどう進化していき世界観を深めてくれるのか期待は募る。

本日会場は新潟LOTS。新潟では定番の会場ながら新潟には全く縁がなく今回初参戦となる会場。キャパシティ700。本TOURでは最も小規模。17時50分頃会場到着。半袖でも想像していたより寒くない。18時15分開場。本公演はVIPがなく一般のみ。本日整番105。センター上手寄り5列目で待機。本TOUR固定だった紗幕がない。後方のスクリーンもない。ステージ後方には-Vol.II-でスクリーンのない会場で飾られていた正面を向いた雄牛とPHALARISの文字が刻まれた真っ赤な弾幕が吊るされている。今迄確認出来なかったが御立ち台には精巧な雄牛のオブジェ。小箱。ステージが近い。どのようなLIVEとなるのか期待を胸に開演を待つ。

19時ほぼ定刻で暗転。新SEが流れ出す。上手から順にメンバーが登場。Shinya→薫→Toshiya→Dieの順。SEに被せ薫とDieがギターを掻き鳴らす。Shinyaのドラムが加わり1曲目【御伽】の前奏が流れ出す。京が登場。左右に切り込みが入った特徴的な黒ジャケット。メイク有り。左顔半分に血飛沫。口元からは血が滴る。このタイミングで押し発生。4列目に侵入。恐らく本TOURで唯一となるであろう紗幕なしでの演奏。5人の姿を目に焼き付ける。堪能。続けて【現、忘我を喰らう】。「馬鹿なのは--」で早くも前方に移動。正面の位置。至近距離。この迫力を求めていた。中盤「現を喰らい」で御立ち台の前に移動すると口に人差し指を当て歌唱。「同じ魂じゃない」の繰り返す「ない」は全て客側に振る。『Say‼︎』と煽り2回目の「何故なんだ?」は客側で歌唱。御立ち台に上がり『かかってこい‼︎』と煽る。【落ちた事のある空】。会場の熱が上がる。再び前方に移動し「どうにでもなれ--」は強く言葉で放つ。2番サビで御立ち台の前に移動。「意味など‼︎」で叫び「何処にもない」から客側で歌唱。「この時代に--」は客側を指差しながら『この時代に生まれた‼︎お前等‼︎』と叫び『生きてるか--!!』と煽る。再び御立ち台に上がると『1つになれるか--!!』『もっといけんだろが--!!』と煽る。

小休憩後に【響】。サビは力強く歌唱。「不思議と--」で珍しく御立ち台の前に移動。『お前等の声を聞かせてくれ‼︎』と煽り「愛を--」から客側で歌詞。歌唱中左腕をセンター前方に掴まれる。触れられる程に近過ぎる距離。マイクスタンドを設置。【The Perfume of Sins】。中盤の高速ドラムの位置でマイクスタンドを左肩に担ぎそのまま歌唱。「鳴呼 一つ--」でマイクスタンドの先を人差し指と共に客側に向ける。静かに前奏が流れ出す。【Schadenfreude】。「蠢く脳の行方」「行けども地獄か」は全力で。再びの曲調転換前に『お前等もDIR EN GREYの一部だろ‼︎ならかかってこい‼︎』と煽る。続けて【朧】。時折感情を込めるものの比較的音源通りの歌唱。「爪が心を--」は優しく歌唱。「私を許して--」前で御立ち台に上がる。「何処も愛で--」から感情を昂らせ身体を揺らしながら歌唱。黒のジャケットを脱ぐと「畳に--」前で再び御立ち台に上がる。曲が終わるとマイクコードを手に持ちマイクを垂らすと御立ち台に繰り返し叩き付ける。そして【INWARD SCREAM】。呻き声。

前奏が流れ出す。【The World of Mercy】。昂ぶる感情。終始御立ち台の上で歌唱。「情に絡み付いた手を」はマイクを腰の位置にして歌唱。そして【輪郭】。御立ち台に上がり「MINERVA」。京の声が美しく響く。そして背を向けると大きく両手を広げ声を求める。

小休憩後に【13】。「必要と--」は音源通りに歌唱。再び前方に移動すると「Never Die.」で『もっと‼︎』と声を求める。「13階段を--」は御立ち台の前で歌唱。2番サビの「与えられた道--」は『与えられた道でもない‼︎ ︎』と叫ぶ。振り絞る声。続けて【谿壑の欲】。サビ前で両手を広げ声を求める。最後「誰かがこう言うの」を「俺はこう叫ぶ」に変え「早く...死ね--!!!!」と叫ぶ。『全員でかかってこい‼︎』と煽り【DIFFERENT SENSE】で攻撃再開。「Live Through This World」前で『新潟--‼︎』と煽る。2番サビは客側と交互に歌唱。『聞こえねぇぞ‼︎』と煽る。静寂。本編最後は定位置【Eddie】。序盤で『男--‼︎』と煽る。「ドブ夢--」前で『3!!2‼︎1!!Go‼︎』とカウント。全力で応える。曲が終わると京は直ぐに捌けていく。

本編終了。メンバーが一旦捌ける。
アンコールコールは全力で。

メンバー再登場。本日も変化はあるのか。緊張のアンコール1曲目。久々な前奏が流れ出す。【BUGABOO】。名古屋2日目に続きUROBOROSからの選曲。『いけるか--‼︎』『くそったれ男‼︎』『女--‼︎』と煽り【Chain repulsion】。間奏で御立ち台の前に移動すると『そんな大人しかったか--!!』『こっち見てんじゃね--‼︎』と煽る。最後の「散々笑い合った後」は客側で。京が御立ち台に上がる。『新潟--‼︎』『新潟--‼︎』『新潟--‼︎』『そんなもんじゃねぇよな--‼︎』『そんなもんじゃねぇよな--‼︎‼︎』『新潟--‼︎』『新潟--‼︎‼︎』『(頭を指差し)こん中の新潟もっと狂ってたぞ--‼︎』『いけるか--‼︎』『いけんのか--‼︎』『いけんだろ--‼︎』『横のヤツに舐められんな‼︎』と煽り【T.D.F.F.】。序盤正面前方に来ると最前の柵に左脚を掛けて歌唱。再びの至近距離。迫力。間奏で御立ち台に上がると『新潟--‼︎狂ってるか--‼︎』と煽る。再びの間奏では『新潟--‼︎1つになれるか--‼︎』と煽る。凄まじい程に高まった会場の熱。全力で応える。静寂。静かに前奏が流れ出す。【カムイ】。本日もまた中盤から感情を昂らせ歌唱。最後のサビは御立ち台の上で歌唱。サビの直前でマイクコードを縄に見立て首を吊る動作。映像がない分楽曲に集中できる。堪能。歌い終えると京はマイクを落とし両手で顔を覆いその後直ぐに捌けていく。

公演終了

狭い会場
近いステージ
紗幕もなく映像もない

湧き上がる確かな熱
求めていたもの

LIVE

確りと燃え尽きた

次は仙台


SET LIST

SE.新SE
01.御伽
02.現、忘我を喰らう
03.落ちた事のある空

04.響
05.The Perfume of Sins
06.Schadenfreude
07.朧

INWARD SCREAM

08.The World of Mercy
09.輪郭

10.13
11.谿壑の欲
12.DIFFERENT SENSE
13.Eddie

ENCORE
14.BUGABOO
15.Chain repulsion
16.T.D.F.F.
17.カムイ

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