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TOUR23 PHALARIS FINAL -The scent of a peaceful death- 2023/11/10(金) 【愛知県】Zepp Nagoya

DIRENGREY
TOUR23 PHALARIS FINAL -The scent of a peaceful death-
2023/11/10(金) 【愛知県】Zepp Nagoya

CLUB CITTA’で幕を開けた待望のTOUR。川崎2daysで明らかとなったFINALのSET LISTは重厚な中盤を軸とし過去曲を効果的に挟みながら『PHALARIS』の世界観を徹底して刻み込ませる内容だった。「a knot」限定となる川崎2daysでは両日特別な楽曲も披露された。『PHALARIS』の終焉。「a knot」限定の公演を終え次からは通常の公演となる。何か変化はあるのか。期待は募る。

名古屋2days初日。会場は何時も通りZepp Nagoya。 生憎の雨。18時頃会場到着。18時15分開場。VIRから入場。続く一般も1番刻みで呼ばれる。本日整番A367。スタンディングエリア中央若干上手寄りで待機。スペースに余裕有り。本日もまたステージには紗幕が下ろされている。期待を胸に開演を待つ。

19時ほぼ定刻で暗転。新SEが流れ出す。紗幕に映像が映し出される。SEに被せ薫とDieがギターを掻き鳴らす。本の中で描かれる物語。血塗れの少女。Shinyaのドラムが加わり1曲目【御伽】の前奏が流れ出す。京が登場。ノーメイクに黒Tシャツ。紗幕に猟奇的な映像が映し出される中歌唱。中盤今度は映像が後方のスクリーンに映し出され紗幕にはメンバー全員のシルエットが映し出される。川崎2daysは前方エリアでの参戦につき正確に認識できなかった演出。堪能。曲が終わった瞬間ステージが真っ赤に染まり紗幕が外される。続けて【現、忘我を喰らう】。中盤御立ち台の前に来て「現を喰らい」は口に人差し指を当て歌唱。「同じ魂じゃない」の繰り返す「ない」は全て客側に振る。『Say‼︎』と煽り2回目の「何故なんだ?」は客側で歌唱。そして『名古屋--!!』『生きてんだろが--‼︎』と煽り【落ちた事のある空】。前奏で更に『かかってこ--い‼︎』と煽る。一気に会場の熱が上がる。「どうにでもなれ--」は強く言葉で放つ。「この時代に--」は御立ち台の上で音源通りに歌唱。高音が綺麗に出ている。

小休憩後に【響】。サビは力強く歌唱。「目を下に向け--」赤と紫のレーザーの照明が円錐状に京を包む。マイクスタンドを設置。【The Perfume of Sins】。高速ドラムに合わせスモークが焚かれステージを覆う。間奏でマイクスタンドを左肩に担ぎそのまま歌唱。最後は鋭利なホイッスル。ステージ全体を覆うスモークが青く染まり異様な雰囲気を作り出し静かに前奏が奏でられる。【Schadenfreude】。間奏で御立ち台に上がると再び『名古屋--‼︎』と煽る。京は御立ち台の上で何度も客側を睨み付ける。曲が終わる。呻き。赤いレーザーの照明が降り注ぎ前奏が流れ出す。【朧】。昂ぶる感情。「私ばかりが--」で『全ての責任はここにある‼︎』と叫び「爪が--」では『爪が‼︎今日も心を‼︎掻き毟る‼︎』と叫ぶ。「何処も--」は泣き声で歌唱。最後「畳に--」で御立ち台に上がる。曲が終わるとマイクを御立ち台の上に落とす。そのままマイクレスで【INWARD SCREAM】。繰り返し両手で顔を覆い呻き続ける。

漏れる吐息。前奏が流れ出す。【The World of Mercy】。圧倒的な世界観の構築。「仲間に入れて?」でマイクを落とし御立ち台の後ろでしゃがみ込みながら「交わる今--」を歌唱。昂ぶり続ける感情。「遊戯」では左手で弧を描く。「情に絡み付いた手を」は御立ち台の上で時折しゃがみ込みながら歌唱。泣きながら笑う。狂気。御立ち台の上眩い光を浴びながら繰り返される「The World of Mercy」。圧巻。そして【輪郭】。御立ち台に上がり「MINERVA」。そして背を向け大きく両手を広げ声を求める。最後「鬼さんこちら--」の前で不適な笑みを浮かべる。

小休憩後に【13】。「独りで--」で御立ち台の前に来ると「孤独を生むんじゃない」を言葉で放ち「必要と--」を『必要とされることが‼︎生きる︎全てだろ‼︎』と叫ぶ。後半の「13階段を--」で御立ち台に上がり見下ろす動作。2番サビの「与えられた道--」は『与えられた道でもない‼︎ ︎』と叫ぶ。御立ち台に上がったまま繰り返し『必要のない』と呟き奇怪な前奏が流れ出す。【谿壑の欲】。歌い出しは歌詞替え。最後「誰かがこう言うの」を「貴方はこう叫ぶ」に変え「死ね--!!!!」と叫ぶ。『首持ってこい‼︎』と煽り【DIFFERENT SENSE】で攻撃再開。「Live Through This World」前で『名古屋--‼︎』と煽りながら御立ち台の前に移動。『お前等死んでんのか--!!』と煽り「掻きむしる胸--」を客側に振るも声は届かず不満げな表情を浮かべ定位置に戻る。2番サビは客側と交互に歌唱。曲が終わると御立ち台の前で『もっと1つになれんだろが--‼︎』と煽る。その後一旦ドラムセット付近にまで戻るとペットボトルを手にし客側に投げる。本編最後は【Eddie】。「ドブ夢--」前に『まだいけんだろ--‼︎まだいけんだろ--‼︎いけるか--!!』と煽り『3!!2‼︎1!!Go‼︎』とカウント。2番サビの「踏み付ける行進曲は」は客側で。歌い終えると京は直ぐに捌けていく。

本編終了。メンバーが一旦捌ける。
アンコールコールは全力で。

メンバー再登場。変化があるとすればこの位置。緊張のアンコール1曲目。【蝕紅】。終盤照明が落ちる。「声を殺しても--」静寂の中京の声だけが響く。堪能。2番サビは交互に歌唱。『まだ足んねぇぞ名古屋‼︎』『首持ってこい‼︎』と煽り【T.D.F.F.】。間奏で『1つになれるか--!!』と煽る。御立ち台に上がり『まだいけんだろ--!!』『まだ糞汚ねぇもん溜まってんだろ‼︎ぶつけてこい‼︎』『名古屋--!!』『名古屋--!!』『名古屋----‼︎‼︎』と煽り【Rubbish Heap】。更に前奏で『男--!!』と煽る。序盤御立ち台の前で『そんなもんじゃねぇよな--‼︎』と煽ると再び不満げな表情を浮かべ定位置に戻りマイクをステージに投げ捨てる。そのままマイクを持たず再度御立ち台の前に戻ると肉声で煽る。曲が終わる。静かに前奏が流れ出す。【カムイ】。中盤から感情を昂らせ歌唱。最後のサビは御立ち台の上で歌唱。猟奇的な映像から一転自然の映像と共に一行ずつ歌詞が映し出される。歌い終えると京はまた直ぐに捌けていく。曲が終わるとスクリーンにTOUR TITLEが映し出される。余韻に浸る。

公演終了

全体を見渡せる位置
映像と演出
確りと堪能した

長尺曲の共存
1曲削減は止む無し

次も名古屋


SET LIST

SE.新SE
01.御伽
02.現、忘我を喰らう
03.落ちた事のある空

04.響
05.The Perfume of Sins
06.Schadenfreude
07.朧

INWARD SCREAM

08.The World of Mercy
09.輪郭

10.13
11.谿壑の欲
12.DIFFERENT SENSE
13.Eddie

ENCORE
14.蝕紅
15.T.D.F.F.
16.Rubbish Heap
17.カムイ


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