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TOUR23 PHALARIS FINAL -The scent of a peaceful death- 2023/12/2(土) 【和歌山県】和歌山県民文化会館・大ホール

DIRENGREY
TOUR23 PHALARIS FINAL -The scent of a peaceful death-
2023/12/2(土) 【和歌山県】和歌山県民文化会館・大ホール

CLUB CITTA’で幕を開けた待望のTOUR。『PHALARIS』の終焉。早くもTOURは折り返し後半戦に突入。本TOURで演奏されている楽曲は公演を経てより深くより痛く確実に研ぎ澄まされてきた。この壮大な世界観をどう締め括るのか期待は募る。

本日会場は和歌山県民文化会館・大ホール。LIVEが和歌山県で行われるのは今回初めてとのこと。本TOUR11公演目にして初のホール公演。17時30分頃会場到着。本日座席9列センターブロック下手寄り。段差もあり視界はかなり良好。スタンディングだとセンター若干上手寄りが定位置のため下手寄りでの参戦は基本ホール公演だけ。そのためステージの見え方が新鮮。ステージには本TOUR定番演出の紗幕が下ろされている。あの重厚な中盤を軸とした圧倒的な演出をホール公演ではどう魅せてくれるのか。期待を胸に開演を待つ。

18時5分頃暗転。新SEが流れ出す。紗幕に映像が映し出される。蝋燭。次々と本の中で描かれる物語。そして重厚な『PHALARIS』 の本が開く。始まり。SEに被せ薫とDieがギターを掻き鳴らす。血塗れの少女。Shinyaのドラムが加わり1曲目【御伽】の前奏が流れ出す。京が登場。黒のコート。骸骨メイク。中盤猟奇的な映像に重ね順にメンバーのシルエットが映し出される。視界が良く演出も確りと堪能できる。

曲が終わった瞬間ステージが真っ赤に染まり紗幕が外される。続けて【現、忘我を喰らう】。中盤御立ち台の前に移動し

「現を喰らい」は口に人差し指を当て歌唱。「同じ魂じゃない」の繰り返す「ない」は全て客側に振る。『Say‼︎』と煽り2回目の「何故なんだ?」は客側で歌唱。前奏が流れ出す。御立ち台に上がり『かかってこい‼︎』と煽る。【落ちた事のある空】。「どうにでもなれ--」は強く言葉で放つ。御立ち台の前に来ると「意味など‼︎」で叫び「何処にもない」から客側で歌唱。「この時代に--」は音源通り歌唱するも「君よ」を『お前等を‼︎』に変え叫ぶと続けて『生きてんのか--!!』と煽る。再び御立ち台に上がると『1つになれるか--‼︎』と煽る。

小休憩後に【響】。サビは感情を昂らせ力強く歌唱。終盤「目を下に向け--」で前方に移動し御立ち台の前で歌唱。マイクスタンドを設置。【The Perfume of Sins】。序盤マイクスタンドに上手くマイクを付けられず苦戦。本日もまた中盤の高速ドラムの位置でマイクスタンドを左肩に担ぎ御立ち台に上がるとそのまま歌唱。最後は鋭利なホイッスル。青白く染まるステージ。前奏が流れ出す。【Schadenfreude】。「天は正しい」で左手で十字を斬る。御立ち台に上がると『かかってこい‼︎』と煽る。「誰しもが吐口--」前で『もっと‼︎』と煽る。間奏で黒のコートを左腕だけ外す。右肩から黒のコートを垂らしながら歌唱。「子守唄」後に黒のコートを脱ぎ捨てると曲調転換で『和歌山‼︎』『首持ってこい‼︎』と煽る。2度目の「ただ生きてるだけで--」は強く言葉で放つ。『川のせせらぎ‼︎』で叫ぶと「重ね--」は客側で歌唱。呻き。御立ち台に上がったまま赤いレーザーの照明が降り注ぐ。【朧】。序盤から感情を昂ぶらせ歌唱。「彼から守れない」から御立ち台の前に移動すると「思い出す--」では『掻き毟る‼︎』と叫びそのまま蹲る。「何処も--」は掠れ消えそうな泣き声で歌唱。「畳に--」で再び御立ち台に上がるとそのまましゃがみ込み『返して‼︎』と泣き叫ぶ。そのまま【INWARD SCREAM】。悲痛な呻き。最後『おいで...おいで...』と繰り返し呟きながら手を招く。

前奏が流れ出す。【The World of Mercy】。序盤から激しく昂ぶる感情。「遊戯」では左手を凝視しながら奇怪に動かし弧を描く。曲調転換。「情に絡み付いた--」前で再び『おいで...おいで...』と呟くと前方から何かを手繰り寄せるよう綱を引く動作。左手を広げ繰り返される「The World of Mercy」。幻想的な空間。続けて【輪郭】。御立ち台に上がりマイクを身体から離し「MINERVA」。背を向けると大きく両手を広げ声を求める。「此処に居る」でステージを指差し「この俺は」で自身を指差す。胸が熱くなる。終盤御立ち台の上で奇怪に動き最後「私と変わ...」の「わ」で左手を勢いよく伸ばす。

小休憩後に【13】。「独りで生きて--」で御立ち台の前に来ると「必要と--」で『必要とされることが‼︎生きてる全てだろ‼︎』と叫ぶ。「13階段を--」では御立ち台に上がり見下ろす動作。再び御立ち台の前に来ると2番サビの「そう誰かの為--」「与えられた道--」は『そう誰かの為じゃない‼︎』『与えられた道でもない‼︎』と叫ぶ。「壊してくれ全てを」強く振り絞る声。続けて【谿壑の欲】。最後「誰かが--」は「俺はこう叫ぶの」に変え「早く...死ね--!!!!」と叫ぶ。『和歌山--‼︎』『首持ってこい‼︎』『こっち見てんじゃねぇぞ‼︎』と煽り【DIFFERENT SENSE】で攻撃再開。「Live Through This World」前で再び『和歌山』と煽る。御立ち台の前に移動し『掻きむしる胸‼︎』で叫ぶと「残せない--」は客側で歌唱。「救われない--」からは客側と交互に歌唱。最後「青空」で左手を高く掲げる。『まだいけんだろが--‼︎』『首持ってこい‼︎』と煽り本編最後に【Eddie】。『相見えた‼︎』で叫び「気が気じゃねぇ--」は客側で。「ドブ夢--」前で『全然まだいけんだろ--‼︎』『全員の首持ってこい‼︎』と煽り『3!!2‼︎1!!Go‼︎』とカウント。2番サビ前で再び御立ち台の前に移動。「踏み付ける行進曲は」は客側で。京は歌い終えると両手で首を斬る動作をしてマイクを落とし直ぐに捌けていく。

本編終了。メンバーが一旦捌ける。アンコールコール。

メンバー再登場。骸骨メイクはそのまま。アンコール1曲目。【RED SOIL】。「Saving」後に上手花道に移動。サビでセンターに戻るもサビ後に下手花道に移動。「肌は何色?」後センターに向かいながら『お前等1つになれるか--‼︎』『お前等もDIR EN GREYの一部だろが‼︎』と煽り更に御立ち台に上がると『かかってこい‼︎』と煽る。前方に移動しながら『全然足んねぇぞ‼︎』と煽り【Chain repulsion】で攻め立てる。2度目の「What now?」と最後の「散々笑い合った後」は客側で。京が再び御立ち台に上がる。『男--‼︎‼︎』『男----‼︎‼︎』『女--‼︎』『生きてるか--‼︎』『生きてんのか--‼︎』『生きてんだろ--‼︎』『ここに糞汚ねぇもん溜まってんだろ‼︎』『もっと俺等にぶつけてこい‼︎』『もっと俺等にぶつけてこい‼︎』『いけるか--‼︎』『いけるか--‼︎』『かかってこい‼︎』と煽り【T.D.F.F.】。「瓜の蔓に--」の箇所で『和歌山良いところじゃねぇか‼︎』と感想。首を捧げる。曲が終わる。歓声が止む。静寂。前奏が流れ出す。【カムイ】。本日もまた中盤から感情を昂らせ歌唱。「私も人間」は『私も生きてる‼︎』と歌詞を替え強く言葉で放つ。「Absolute」で御立ち台に上がる。最後のサビ。壮大な世界観に胸を抉られる。歌い終えると京はマイクを落とし直ぐに捌けていく。曲が終わるとスクリーンにTOUR TITLEが映し出される。

公演終了

前方下手側からの景色
ステージ全体が見渡せる
本日もまた壮大な世界観に心を奪われた

次は大宮


SET LIST

SE.新SE
01.御伽
02.現、忘我を喰らう
03.落ちた事のある空

04.響
05.The Perfume of Sins
06.Schadenfreude
07.朧

INWARD SCREAM

08.The World of Mercy
09.輪郭

10.13
11.谿壑の欲
12.DIFFERENT SENSE
13.Eddie

ENCORE
14.RED SOIL
15.Chain repulsion
16.T.D.F.F.
17.カムイ

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