見出し画像

残された時間とこれから

突然のお別れ

一昨日、私が小学生の頃から実家で飼っていた犬が息を引き取った。
あと2ヶ月で19歳だったし、犬の寿命から考えると長生きだったと思う。
金曜日の仕事終わりにすぐに大阪に戻り、
少し硬くなった身体を  "よく頑張ったね!"
"私の家来てくれて本当にありがとう!"
と声をかけながらいっぱい撫でた。

学校で上手くいかなくて落ち込んでいた時はそばに居てくれて、私が親に怒られた時は私の背中に隠れながら一緒に怒られてくれた。
いつも助けられてばかりだった。

もっとしてあげられた事はあったんじゃないか。そんなことをこの2日間考えてみたけど、もう何が出来るわけでもなくて、
思い出に浸りながら精一杯"ありがとう"と伝えた。

私の上でお腹を出して寝るココア


残された時間

生きている限りいつか死ぬ。
普段は現実を受け入れるのが怖いから自然と目を背けているのかもしれない。
両親はまだ52,3歳で日本人の平均寿命からすれば、2-30年は生きられる計算になるけど、
自分を含め、明日を生きていられる保証なんてどこにもない。
事故に遭うかもしれないし、通り魔に刺されるかもしれない。

先のことは考えても分からないから、とりあえずは今できることを少しずつやっていこうと思う。
なるべく顔出しに実家に帰ったり、美味しいご飯を一緒に食べに行ったり、残りの時間を大切にしたい。


これから

親孝行には色んな形があると思うけれど、
私は両親が育ててくれた自分の成長した姿を写真を通して伝えたいので、2025年に大阪で個展を開催します。

大阪で個展やります(大事なことなので2回)

仕事での撮影が増えてSNSに写真投稿する事も減ったけど、また大きな舞台で作品をお届けできるように頑張ってるので、これからも応援して頂けると嬉しいです。

初個展に来てくれた両親


その前に和歌山県の太地町立くじらの博物館に飾られてる私の写真を見てもらいに、和歌山県連れて行きたいな!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?