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〜忍び寄る手札破壊〜


お互いのデッキが大体分かった上での2本目。
ここからの動きは1本目とはまた違う戦いになると予想する

両者手慣れた手つきでデッキのシャッフルを済ませ、負けた側の先行でスタートする。


先に動いたのは風羅夢側。2マナで「奇石 ミクセル」を召喚し、次のターン3マナで「T T T」で手札を整える。

これに対して後手Riku2側、3ターン目に「天災 デドダム」を召喚しお互いスムーズな滑り出しを見せる。


さらに4ターン目風羅夢側「蒼狼の大王 イザナギ テラス」をバトルゾーンに出し先程同様デッキトップから5枚見てカードを回収。

ここからの動きがラッカ鬼羅starの環境デッキである所以である。
効果で3コスト以下の呪文を打てるのだが選択肢が多岐に渡ってある。
「T T T」を打ってアドを稼ぐも良し…
「緊急再誕」を打って「エヴォ ルピア」→進化。そのまま総攻撃でも良し…
「超英雄タイム」で盤面を荒らすも良し。

「神歌繚乱」で得たオリジンの大王はこのデッキタイプを更に尖らせたのだった。

更にターン終了時。呪文を踏み倒したのでRiku2側の「流星のガイアッシュカイザー」が反応するが
序盤に出しておいた「奇石 ミクセル」が生きる‼︎

2ドローは許してしまうが盤面に居続けられるよりは全然いいだろう


しかしこのまま黙って構えているRiku2ではない
「ドンドン火噴くなう」をチャージし、4マナで「神徒 メイプル-1」を召喚。

このタイミングで手札を見てハンデス‼︎次のターンの動きを封じようとしたのだ

しかもはたき落としたのはこのデッキの核であり現状1枚しかない「正義星帝 鬼羅star」‼︎

かなり痛い。このままターンを返し風羅夢のターン

少し考え「緊急再誕」をマナに起き2体目の「蒼狼の大王 イザナギテラス」をプレイ。
またデッキから必要パーツを探しに行くが、手札に加え、呪文は打たなかった。

打ちたい呪文が無かった。或いは先程見えた2枚目以降の「流星のガイアッシュカイザー」を警戒したのか?…
Riku2側のマナ域は現在7。さっきはミクセルが効いたがもう働からない領域に達してしまっている‼︎

この量のマナ域でガイアッシュを出させるのはあまりにも危険だ。

「ターンエンドで」

Riku2側にターンが渡る。「ヘブンズ・ゲート」通称天門をチャージし8マナをタップ。出てきたのは切り札「砕慄接続 グレイトフル・ベン」‼︎

さらにマナから0コストで「霊宝 ヒャクメ-4」‼︎
ランダムのハンデスで奪ったのは「エヴォ・ルピア」


ブロッカー2体と連続で行われる手札破壊でなかなか攻めあぐねる風羅夢側。

ターンを重ねれば重ねる程首が絞まっていくようだった。

そして迎える6ターン目。「ナゾの光 リリアング」を召喚し手札から呪文を唱える。唱えたのは「緊急再誕」
リリアングのエスケープを活かしたコンボだ‼︎
エスケープで盾を回収し6コスト以下のクリーチャーがバトルゾーンに出せる。
出したのは「その子供 可憐につき」

さらに3マナをタップし、「緊急再誕」を使いもう1度同じ動きを繰り返す‼︎

さらにもう一体の「その子供 可憐につき」を並べて相手をけん制する。

ターンがRiku2側に渡る。
Riku2の手が早い。「神徒 メイプル-1」をチャージし9マナをタップした先に出てきたのは…

「ギャイア出します」

「うわぁぁああぁーー」

風羅夢が、悶えるのも納得する一手。
通常ラッカ鬼羅starには出た時で始まるクリーチャーがほとんどでギャイアを退かせる程の呪文は入っていないのだ。
恐らくゲームエンドと思われる。

「ギャイアの効果確認いいですか⁇」

一応確認してみるも黒豆男しゃくとは違いそもそも場にも出ないので効果すら使う事が許されない。

「ダメだ〜投了で」

風羅夢が投了を宣言し。2本目の勝利はRiku2‼︎

winner:Riku2

この試合の分かれ目はやはりハンデス戦法にあったと思う。
風羅夢側はTTT、イザナギテラス、リリアングなどで手札を抱えこむのに対し、ランダムハンデスやピーピングハンデスで相手の選択肢を摘んでいったのが印象的であった。

このサーバーでは初めての優勝を飾ったRiku2選手に、デッキチョイスの理由を伺ったところ
「5cが好きだから」と答えてくれた。

確かに5cはファンが多いし、現在環境にも上がっているが、細かい所言うと色んな種類がある。

5cザーディクリカ型、5c天門、5cモルト、5cヴォルゼオスなどなど…

その時の選択肢。出来る事が多いデッキは使いこなせるようになるにはとても難しいし練度がいると思う。


Riku2選手の構築

今回の参加者は7名だったが、赤単、墓地退化等
csでもみるようなデッキが数ある中で勝ち抜けたのはデッキの練度、愛があるからなのだと思う。


今回大会のカバレージはこれで終わりなのですが、また次回も決勝戦があれば書いてみたいなと思います。少しでも参加者のモチベーションになれば幸いだと思います‼︎

ここまで長くなってしまいましたが、読んで頂きありがとございました‼︎

また次回「DMPの遊び場」でお会いしましょう‼︎



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