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ひまつぶし

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「クラブBA」会員による個性豊かな投稿を集めました。 ジャンルは様々。音楽、料理、サーフィン、スニーカー、電車、競馬、ペット、写真etc. 内容は、ライトなものからディープなも… もっと読む
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#料理

”農”という字を かっこよく思えたとき 大人になった気がした

ゆうのうえん/SHONAN ×ヒロ 小学時 農 という字のかっこよさを知らなかった 教師や親を責める気はなく 悪友へ転嫁もしない 自分が その思慮を持ち具えていなかった 社会や国語で出てくる 農 の言葉は あまりにも日常すぎるためか、どこかユーモラスなものに感じた * 昨日、今日の食したもので生きていないものは何もなかった わたしたちは 命をいただき命をつむいでいる 昨日今日どころか生まれてこのかた 生命を経たものしか食していないのだ 母の胎内の

そこに肉を置くのだ / 厚さ9mm 一生もの極厚鉄板 atsuatsu

重厚 、熱々黒々9mm極厚鉄板表面から 熱を蓄えた合図が出る まっ白な煙が立ち昇る そこに肉を置くのだ ジューッ ジーッ ジュワジーッ 鉄板の厚みは そのまま肉の旨さとなる 方程式のように 係数のように ぶ厚さ9mm極厚鉄板が 直下で燃え盛る炎をしっかりと受けとめるからだ たっぷりと蓄えたその熱は 余されることなく最高の熱伝導でそのまま鉄板表面へ伝わる そこに肉を置くのだ ジュワジー ジュー ジーッ 難しい調理技術は要らない 少々のうんち

ねばり の つよみ

ポキリ と折れそうなときがある ガシャリ と崩れそうになる 納豆や自然薯、おくら、やまいも、め昆布、ネバネバを食に採ることは回避を図る一策だ 身体の ど真ん中に粘り気を据える内側からの免疫 パリン と割れそうな予感 ガクリ うな垂れる午後 パタリ 倒れる怖さ 黄いろ色の葉がひと葉ひと葉 さむかぜに舞う カサカサの日々ってのは もろい 乾いた日常ってのは危うい 枯渇 が渦巻くなど ぴえん超えてぱおん だ こころは身体を代弁する しなやかに 柔靱に たじろ

華麗なる一食

からだが欲する一食がある 体温を あの暑さまであげたいという欲求 料理の熱々ではなくスパイスと具材から働きかけ内側から体温が上がる快感 ほてりの悦楽 すこし汗ばむぐらいでよい 華麗なる一食 夏の雲が秋の雲に飲み込まれる 暦は進み戻ることなく しかし引かれる後ろ髪もある 体温が上がる快感に 引かれる後ろ髪がある 華麗なる一食は母の味であったり家庭の味であったりもする 7歳で食したルー 、スパイスと いまの味は違うのが普通だ 外食で出す 華麗なる一食には新た

おうち時間/舌で香りで脳内旅行/おいしい一食は幸せ時間

おいしい一食は心に幸せをもたらす おいしい一食は脳に幸せをもたらす おいしい一食は身体に幸せを おいしい一食は幸せな時間を おいしい一食は快感を記憶させる おいしい一食に次の楽しさを想像する お取り寄せで食した本格フォー 外出控えがちなこのごろ 舌から脳内旅行が始まる 旅先は現地東南アジア ベトナムというより 都心の洗練されたお洒落な本格アジアンダイニングだった 都心一等地で優雅な食事をとっている満足感 港区芝大門 創作フォー&カレーの人気店<風土木>のお

【16日目】カレーは好きだけど、カレー味が嫌い

先日、ついに私の小さな野望が叶いました。 それは… スパイスからインドカレーを手作りすること!! 大学時代の友人とずーーーっとやりたいね、と話をしていて この度ついに実現させることができました!! 今回作ったのは王道・バターチキンカレーと2人の好物・ほうれん草カレーの2種類。 材料を揃えて、まずはほうれん草カレーから。 ハンドブレンダーでほうれん草をペースト状にしたり、スパイスを煽って香りをたたせたり… (ほうれん草の緑、えげつない色だな…) はじめてだらけの

【15日目】一汁一握

大学時代、友達の家に集まって囲むお鍋ってなんであんなにおいしかったんだろう。 味付けはプ●っと鍋で、食材は安物で、作り方も何もかもが雑なのに。 せまーいワンルームでワイワイつついたお鍋は丁寧に作り込んだ一人鍋より、ずっとずっと美味しい。 大人になると友達と鍋パ(鍋パーティー)することも少なくなって、なんなら1人だと消費に時間がかかる汁物を作る機会が減りました。 そう、ふと考えたら、もう冬もすぐそこだというのにあったかいものを全然食べていなかった。 これはよくない

【14日目】"一煮立ち"って結局どのくらい?

いやー、やってきますね。台風。 いつ来たって嫌なのに、なんでよりによって三連休なんだよ!予定丸つぶれじゃんか! なんて思ってたけど、今回はただならぬ雰囲気を感じるので兎にも角にも被害がないことを祈るばかり。 どこのコンビニもスーパーもお水やパンが品切れ状態。 こういう時って出遅れた感でめちゃくちゃ焦りますね。 私も何か買わねば…ってアセアセしたけど、よく考えたら食料やお水も普段から備蓄があるし、電池や懐中電灯もあるので特に何も必要なさそう。 とはい

【13日目】何を食べるかより、どう食べるかだな

この前いったカフェのごはんがとってもとってもすてきでした。 なにがよかったって、美味しいのはもちろんなんだけどこの見た目!! (なぜか写真の色がわるく、美味しく見えない…ごめんなさい) ひとつひとつはちょっとしたお惣菜なんだけど柄違いの小鉢に丁寧に取り分けられていたり、ゆでたまごの上にゴマが散らしてあったり。 なんとも目に美しすぎるこの見た目、運ばれてきた瞬間にテンションがあがります。どれから食べよ~ってワクワクしますね。 食後に頼んだコーヒーにはわざわざ木のまな板

【12日目】赤はいつだって主役。

ファッションの差し色、日の丸の中心。 戦隊もののリーダーも、大事な色はいつだって赤。 お弁当においても、赤の力って絶大です。 赤い食材があるだけで見た目のおいしさが全然違う。 お弁当を作るときは赤・緑・白・茶・黄の5色をなるべく意識して中身を考えます。 使い勝手・食材の値段を考えて 赤⇒鮭・赤パプリカ・エビ 緑⇒ブロッコリー・レタス・ほうれん草・青梗菜・アスパラ 白⇒ごはん・ゆでたまご・白身魚 茶色⇒お肉類・きのこ類 黄⇒黄パプリカ・卵料理 こんな感じに色と食材を頭

【11日目】優しすぎるぞ、無印良品

無印良品の"価格見直し"知ってますか? 無印っていつも同じ価格で同じ物が売られているようで実は頻繁にリニューアルされていて 定期的に素材、製造工程、包装を見直してを価格見直しを行っているそう。 生活雑貨、食品、家具まで 先日の価格見直しでなんと約1100点の商品の価格が見直しされたらしい!! すごすぎる。ありがたすぎる。 そしてその値下げ幅というのがまたすごい。 数百円単位は当たり前、大きい家具では約1万円ほど価格が下がってるものも。 企業努力がすぎるぞ

【5本目】屋台飯、最強説/シェフ 三ツ星フードトラック始めました

駅前に突如現れるクレープ屋 ぼったくり価格のお祭り出店 イベントブースのフードトラック 「屋台飯」ってだけで、 なんであんなにも美味しく見えてしまうんでしょうか。 ここだけ!今だけ!的な特別感につられ、食べなければという謎の義務感に襲われる。 いつもはレストランで汚れた箸がでてくるのも嫌なのに、 屋台飯というだけでその汚さや雑さも味に感じてしまったり。 人間って単純ですね。 そんな単純なあなたにオススメしたい、今日の1本。 「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」

【10日目】ディ○ニーのスモークターキーレッグが苦手。

週末、友人と品川に映画を見に行ってきました。 友人のススメでランチは秋田県のアンテナショップ内にあるレストランで。 都内屈指のおしゃれシティで、 秋田のアンテナショップでのランチをチョイスしてくれるとは さすが私の好みをわかってる!! 稲庭うどん・海鮮丼・きりたんぽ鍋・地鶏丼… 魅力的なラインナップばかり。 今回は地鶏のどんぶりを選びました。いうまでもなくおいしかったです。 食後はアンテナショップで買い物。 ご当地スイーツや野菜、買いたいものは山の様にあったんです

【9日目】母の味、父の味、私の味

カレーのお供といえば、絶対的にらっきょ派です。 「福神漬けVSらっきょ論争」は、 個人的に「きのこの山たけのこの里」に次ぐ議題だと思ってますが 世間的にはらっきょ派が劣勢ですかね… わたしの家族は 私⇒断固らっきょ派 兄⇒断固福神漬け派 父⇒多分らっきょ派 母⇒(多分どっちもそんなに好きじゃないけど)強いて言えば福神漬け派 という構図だったと思います。 カレーの日の料理担当は主に母だったので 登場回数は圧倒的に福神漬けが多く、 「らっきょある?」と聞いては落ち込んでいた