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【Zaurus】MI-E1

MI -C1、MI-310に続けてMI -E1です。ついに縦型、プチプチ物理型キーボードを搭載したMI -E1をご紹介します。

C1で完成されたZaurusはビジネス寄りな味付けが強かったのですが、インターネット接続によるサービスの充実やハードウェアの進化、カラー液晶を活かす味付けとしてマルチメディア、エンターテイメント的な方向に取り組んだeコンセプトザウルス、MIーE1です。

バッテリー

MI-310が最後の乾電池モデルということを前回ご紹介しましたが、E1のバッテリーはMI-C1と同じガム型のバッテリーです。中古ではこのバッテリーがへたっていることが多いので、現在入手可能か調べてみたところ、AliExpressで3000円未満で入手可能でした。早速ポチりましたので、C1とE1に関しては少し安心して使えそうです。

デザイン&ハードウェア

縦型、本体下部に散りばめられた各種ハードボタン、伸び縮みボディに隠されたプチプチキーボード、もうこれを見るだけでウキウキしますね。Zaurusといえば手書き認識機能が秀逸ですが、ソフトキーボードはスタイラスで押すのが大変でした。でもこのプチプチキーボードはソフトキーボードの憂鬱から助け出してくれますね。

まずはキーボードを収納している状態。バランス良いですね。
エヴァの使徒のような矢印キーと両サイドのボタン、上部に
散りばめられた各種ハードボタンが特徴です
(E21ではこれらは無くなってますね)
カシャーン、と伸ばせばキーボードがお出ましです。
両手で持って親指でプチプチ打つのが意外と簡単というか快適です。
手書き認識をするには短めなスタイラスですが、キーボードを
使え、ということなのでしょうか

CFとSDカードスロット

本機では画面上部にCF、ボディ側面にSDカードのスロットがあります。CFカードは通信用カードなどを差し込むことも想定されるので、データはSDに入れた方が良さそうです。

このSDカードが使えるというのが実に便利です。PCからMOREソフトを入れたい時に、一旦Zaurus側で初期化したカードのルートに作られている_ZAURUSディレクトリに*.zacファイルをどんどん放り込めば、MOREソフト管理ツールから簡単に展開・導入できちゃいます。

CFカードは今手元にちょうど良いのがないので過去使っていたものを探し出してくるつもりです。ちなみにカードは2枚刺しをしてもどちらかしか使えません。ちょっと残念ですが仕方ないですね

ソフトウエア

ソフトウェア的にはC1と近いです。ただし縦型になったのでMOREソフトなどは縦型対応をしたものを入れた方が使いやすいです。

おすすめ度;★(今のスマホには敵わないUI、趣味の世界を出ませんが好きな人にはたまらないかな?)

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