(現役皮膚科医が教える皮膚科に行かなくても健康、綺麗になる方法)ニキビのお話④


みなさま、こんばんは!

今回はニキビ治療薬についてお話します。

日本でのニキビ治療はこの10年で大きく変わりました。
以前とは違い日本でも国際基準のニキビ治療薬が処方できるようになったのです。

私が皮膚科医になった頃、日本ではイオウ製剤や抗菌剤を中心とした治療しか選択肢がありませんでした。

イオウ製剤はニキビ治療に効果がないわけではありませんが現在の治療ガイドラインでは積極的に勧められている治療ではありません。
また、抗菌剤はあくまで赤ニキビ(炎症を起こして赤く腫れているニキビ)に対して効果があるもの。
先日お話した白ニキビも含めた毛穴の詰まりをとる働きはなく、使い方によっては耐性菌という薬が効きにくいニキビ菌を生み出してしまうことになり、現在大変大きな問題となっているのです。

繰り返しますが、ニキビ痕を残さないためにも早いうちから毛穴の詰まりをとる治療をする必要があるのです。

現在使われているお薬には代表的には以下のものがあります。

①過酸化ベンゾイル(BPO)
②アダパレン
③ 過酸化ベンゾイル(BPO)+抗菌剤配合薬
④過酸化ベンゾイル(BPO)+アダパレン合剤

次回は各々説明していきます…。



昨年11月に開催された学校の先生方向けざ瘡web講演会の動画が学校保健会のサイトにアップされました!ニキビについてお話しています。よろしければこちらもご覧下さい^ ^

https://www.nikibi-hoken.jp/


医療法人社団兼愛会前田医院皮膚科・美容皮膚科ホームページ
http://hopitalmaeda.com/derm/index.html
 
https://www.instagram.com/p/BgLsCWIFlQD/?igref=ogexp&utm_source=fb_www_attr

https://www.environ.jp/

http://www.cutera.jp/zoskinhealth/ https://

www.amazon.co.jp/顔は洗うな-なぜスキンケアで失敗するのか-大仁田亜紀-ebook/dp/B01NAZ7NHQ/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1525966921&sr=8-1&keywords=大仁田

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