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夏休みになると、ウルトラマンシリーズの再放送を朝から見られるのが楽しみだったたかさん。 幼い頃の写真では、いつもウルトラマンのポーズをしています。ウルトラマンは、たかさんの心身に深く刷り込まれていました。 ヒーローがいて悪役がいて、というヒーロー伝説や、善悪二元論は、テレビだけでなく、おもちゃや雑誌など、常に、子供たちの周りを取り囲んでいるのです。 ずいぶんと自分の深層心理にテレビが深く入り込んでいるんだなぁ、と、ある時ふと気が付いたのです。 ♪本マガジンでは、たかさ
20代の頃、病気が発症したときに、 友達が占い師に聞いてくれたことがあったそうです。 そしたら、 神社の西に馬の霊がついてるから、 と言われたそうです。 友達は心配して聞いたことを教えてくれました。 今にして思えば、ずいぶん中途半端な情報でした。 そういえば、「うちの近所に神社はあるし、午年だし、」と 友達は真剣に言うのですが、 たかさんにとってはそれどころではないのです。 でもそれくらい、 この病気についてあまり知識がなかったのです。 ♪本マガジンでは、たかさんの闘
小学校1年生の頃、 お絵描き教室に行く途中に、 大きな犬が道をふさいでいました。 大きな声で吠えられて、 びっくりして、 お絵描き道具を放り投げて、 一目散で家に逃げ帰ってきました。 昔は、野良犬が道端をウロウロと歩いていたのです。 ♪本マガジンでは、たかさんの闘病やリハビリの様子を観察し、兄妹(あにいもうと)の対話の断片を書き綴っています。記事をご覧いただいた感想をコメント頂けると嬉しいです。 たかさんの画集はこちら https://note.com/hikari1