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世界遺産検定2級について。

はじめましての人ははじめまして。
おはこんにちは、こんばんは。資格検定取得系Vライバー秋の空です。

今回の話題は《世界遺産検定2級について》。
「世界遺産検定は難しいの?」「どんな問題が出るの?」「試験時間は?」「合格基準は?」
など、様々なことを思ってる方が多いと思います。その謎のタネを少しでも払拭出来れば良いなと思い、今回の記事を記します。

いいですか?
ぶっちゃけ言うと、世界遺産検定2級は《簡単》です。
このことを頭に入れて読み進めてくださいね


1、基礎情報について

では、まずは世界遺産検定2級の基礎情報を記します。
世界遺産検定2級は

・受験資格:なし(誰でも受験OK)
・試験時間:60分
・出題問数:60問
・出題方式:マークシート式
・出題範囲:「基礎知識」
                    「日本の遺産」
                    「世界の自然遺産」
                   「世界の文化遺産」
                   「その他」
・合格基準:100点満点中60点以上
・合格率:60%前後

という試験です。「60分で60問……つまり、1問1分のペースで解き進めなければ間に合わない。」
こういう風に思うと一見難しそうに思えますが、そんな事ないです。
世界遺産検定2級はあくまでも世界遺産。数学や理科のように問題を自由にいじることは出来ません。しっかり暗記をすれば1問1分もかからずに問題を解くことが出来ます。なので、正直時間ある人が有利のようにも思えます。 


2、世界遺産検定2級取得したメリットは?

ここでは、世界遺産検定を取得したらどのようなメリットがあるのかをご説明いたします。

【メリット① : 大学入試に使える】
これは、高校生までが対象のメリットですが、高校生のうちに2級・1級・マイスターのいずれかを取得することで、大学入試の時にアピール出来ます。というのも、世界遺産検定2級は文部科学省が支援しているからです。

【メリット② : 就職に使える】 
これは、使えるシーンは正直少ないです。しかし、流通・観光などを主なサービスとして取り扱っている仕事に就きたい方はそのような会社の面接で自己PRが出来る武器となります。

【メリット③ : 割引・非売品グッズ等】
高山寺や三内丸山遺跡など、認定証を見せることで料金の割引や記念品が贈呈される観光名所もあります。こちらに関しては、詳しくは世界遺産検定公式HPにてご確認ください。



 

3、出題範囲の出題割合とその対策

ここでは、1で述べた出題範囲について、どのような割合で出題されるのかを記述します。

1、基礎知識
基礎知識はおおよそ20%の出題です。こちらはその名の通り、世界遺産の基礎知識からの出題です。
俺が受けた感じだと、基礎知識分野で出てくる問題の多くは、時系列問題でした。なので、赤字や太字を覚えるというよりは(もちろん赤字や太字からも出題されるので、それらも覚えなければなりませんが、)テキストに書いてある年表を主に覚えてください。年表を覚えた次に赤字や太字を暗記してください。

2、日本の遺産
日本の遺産は25%出題されます。この分野では、日本の遺産が自然遺産か文化遺産かを問わず、グチャグチャに出てきます。
多くの受験者は「日本の遺産で得点して、世界の自然遺産とかは捨てればいいや」などと考えて勉強してる方が多いらしいのですが、絶対にそのような勉強をしないでください。
なぜかと言いますと、日本の遺産はテキストの太字や赤字以外からも出題されるからです。というか、そっちの出題の方が多いです。なので、日本の遺産の勉強は後回しにし、世界の文化遺産や自然遺産を満点にする意欲で勉強に取り組んでください。

3、世界の自然遺産
世界中には、俺らが考えたこともない美しい景色が広がっています。その中のうち、自然遺産に関する出題がこの分野です。こちらはわずか10%の出題となります。
後述する、《4、世界の文化遺産》も同様ですが、こちらは日本の遺産とは違い、テキストの赤字や太字からの出題が多いため、完璧にしたら満点も狙える分野です。ぜひ、この分野を満点にして合格を狙いやすくしましょう。

4、世界の文化遺産
この分野は、正直、受験生泣かせだと思います。理由としては、

・出題割合が35%と比較的高いこと
・満点防止問題が織り込まれていること

この2つを主にとりあげます。
世界の文化遺産分野は世界の自然遺産分野と同様、ほとんどが赤字や太字からの出題なので、全体的に見たらそれほど難しくはありませんが、1部の満点防止問題が難問です。
「シーギリヤ」や「サンディアゴ・デ・コンポステーラ」等の位置を図から選ばせる問題があったり、英語を数文読ませてそれに特徴が当てはまる世界遺産を選択肢から選ばせる問題も出題されます。
英語が苦手な人も多いですし、ここは素直に2問程度なので、苦手な人は無理に英語を読めるようにしなくてもかまいませんが、読めるようになれたらいっきに合格が近づきます。

5、その他
「その他」とは何か、そのままでは判断つきませんよね。なので、具体的な言葉に言い替えますと、《時事問題》です。新しく世界遺産委員会に推薦された遺産(世界遺産認定前の遺産)についての問題などが出されます。こちらの割合は10%です。

さて、時事問題については、正直、対策の仕方もクソもありません。ここが正解出来たら、確かに周りと差はつきますが、わずか10% 。なら、捨てても他のところでカバーすれば問題はありません。実際俺はこの分野は捨てました。

4、俺の結果はどうだったのか?


基礎知識:20点
日本の遺産:19点
自然遺産:9点
文化遺産:35点
その他:2点
よって
合計:85点


↑CBT試験のスコアレポート


5、最後に 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。世界遺産検定2級はしっかり勉強すれば誰でも取得できる検定だということが分かっていただけたでしょうか?

では、皆さまの資格勉強が実を結ぶことを祈っております。


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