見出し画像

【曲げられない女】

✳︎こちらの記事は2022年1月に作成したものです。音声でも文章でも、お好きな方でご視聴・ご覧ください。




今日のテーマは「曲げられない女」というタイトルでお話したいと思います。

これを読んでくれている女性のみなさんにご質問です。
以下に、あなたは当てはまるものがありますか?

①歳を重ねるごとに、なんだか周りと感覚が合わないかも?と感じることがある。
②自分の「お手本」となる生き方をしている人が周りにいない。
③曲げられない大切なものがある。


...この中の1つでもYESと答えたあなたは「曲げられない女」の資質を持っています。(笑)


そしてご想像の通り(?)私は3つ全てに当てはまっています。


私自身、「曲げられない女」であり、
「曲げられない女友達」を探しているという感じですね(笑)


なぜこんな話をしようと思ったかというと、
意外と「曲げられない女」ってたくさんいるんじゃないかなあと、
最近思う事があるからです。


今回スタエフを始めるにあたり、最初に
私は何がしたいのか?自身のコンセプトを掘り下げて考えてみようと思いました。

色々な方の力も借りながら、考えていくうちに
私は、自分が「曲げられない女」なんだと自覚するようになりました。



そしたら、なんだか「曲げられない女センサー」が働くようになってしまって、

周りには意外と「曲げられない女」がたくさんいるんだって気付くようになってきたんです。

「曲げられない女」は社会の(常識の)中に溶け込もうと頑張っていたりする場合が多いです。

だんだん年齢とともに、
「ああ、自分はちょっとなんか違うんだな」って自覚してくることが多いみたいです。


で、周りと馴染む生き方を内心諦めて、細々と自分らしい生き方を探し始めたり、
無意識にそれに向けて行動し始めたりします。


なんだか生きづらいなと思う事もあります。

自分が「マイノリティ」=「少数派」だからです。

世の中の空気を決めるのはいつもマジョリティです。

普通の女性は、
素敵な、経済力のある男性に気に入られるように振る舞って、
結婚という便利なシステムを利用して、幸せな家族!!
まさに「女の幸せ」みたいなものを実現する道を選びたいと思うでしょう。

いや、それは「曲げられない女」も同じです。
その道を選べたらどれだけラクか。

...とは思います。


しかし、人生のどこかで「曲げられないもの」に出会ってしまって、それを選べない。
そういう場合も多いと思います。


なぜならその「曲げられないもの」こそ、
この上なく私を幸せにしてくれるものだから。


自分が「生きてる」っと実感させてくれるものだから。
それがなくなってしまうと、
自分がまるで自分ではなくなってしまうような気がするから。


✳︎(ごめんなさい、ちょっとわざと皮肉っぽく書いてますけど
結婚や子供がいるなどは実際は関係ないです。私も結婚はしてますし、
家庭を持ってる曲げられない女もたくさんいます笑)




最近ね、ダンスインストラクター志望の方で
脳外科のナースをしている方が私のところにきてくれているんです。

いつかナースを辞めて、ダンスインストラクターになりたいんだそうです。





...「え!?なんで!?」ってなりません??



ダンスインストラクターって、水ものというか...。
とてもとても安定した仕事とは言えないし、

ナースなんて、仕事に着くまでに絶対すっごく努力しただろうに...

私はそう思って、

「とりあえず、うちで2年間インストラクターの勉強&経験をしてみよう。
だけど、今の仕事しながらでいいから簡単にナース辞めないで」


と、止めました。


老婆心からです。



...でもね、実は私、すごく彼女に共感できるんです。
なんでだろう、すごく応援したくなってしまうんです。



きっと、とても自分に素直な人なんだと思います。


「自分の気持ちを無視しない」。



その勇敢な行動を心底応援してあげたくなってしまうんです。


自分の気持ちを無視して、行動を起こさないことの方が、
行動としてはラクなはずです。



26歳。とても美人でポロポーションもよく、
大人しそうな見た目なのですが、
うちなる炎がすごくて,努力家。
行動から想いの強さが伝わってきます。


ダンスの世界では決して早いタイミングの挑戦ではないけれど、
ここで挑戦しなかったら、彼女の「ダンス」に対する執着は
消える事なくずっと残り続けてしまうでしょう。

だから、成仏させてあげたい。

そんな気持ちで今は彼女と向き合っています。

彼女も、きっと「曲げられない女」であると思われます。





私の場合、自分が曲げられない女なもので、
そうではない人の行動を見ると結構びっくりしちゃう時がいまだにあります。


でも普通の(?)人からみたら逆に、
きっと「曲げられない女」である私たちは不思議な生き物に見えると思うんです。

で、圧倒的にその感覚の人が世の中には多い。
だから、面倒くさくないように、

周りに馴染む決断をして、

自分を無視して

結果苦しくなっている「曲げられない女」も

たくさんいるんじゃないかって思います。



「曲げられない女」の特徴は、周りに相談しないんです。

だって、どーせ、身の回りにわかってくれる人いないから。

ハナから、相談してみようかな??

なんて微塵も思いません。

だって、どーせわかってもらえないのが分かりきっているから。

なんなら、心配とかされちゃうかもしれないから。

だから一人ぼっちで頑張って耐えていることが多い。

でも、女って共感が欲しい生き物なんですね。

だから、実は辛い。

でも、辛いことにも気づかない。

あまりに1人で頑張る事に慣れすぎているから。


そんな事で、「曲げられない女センサー」が働くようになってしまった私は
できたら「曲げられない女友達」をもっと作りたいと思っている訳です。



やっぱり、大事なんですね、同じ感覚で話せる人がいるってことが。
自分の力になるんです。その人の存在が。


だから私も誰かのそんな存在になりたいって思うんです。


「曲げられない女」は基本、アドバイスとか求めてません。

求めてるようなこと言ってきたらそれは求めてるフリに限りなく近いです。
(厳密にいうと、「この人にアドバイスされたい」って人が決まっています。)

欲しいのはちょっとだけの「共感」と、同じように「曲げられない女」として果敢に生きてる人の存在なんです。


それさえあれば、あとはもう自分で決められるから、アドバイスはいらない。
(ちなみに事例は欲しい)




前回の記事で、私はこのスタエフ放送で決めていることは
「誰もどこにも連れて行かない」ことだと言いました。

それはこういう意味です。



どこにも、連れて行って欲しくなんかないの。

自分の行きたいところに、自分の足で行きたいの。

その為になら、迷ったりぶつかったりする事も仕方がないと思ってるの。

だって、生きている実感が欲しいの。

でも、時々疲れてしまうの。

だから、心に嵐が吹いた時に、

雨風凌げる一時的な居場所が欲しいの。




...と、いうわけで、

そんな雨風凌げる居場所役を私はやりたいわけです。


言い換えると、心の拠り所、
「サードプレイス」になれたらいいなーと思うわけです。




「曲げられない女友達」....探してます。



おしまい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?