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MasalaMiX2023

僕が出演しているスパイストラベラーという番組の公開収録と、番組から生まれたスパイストラベラーズというバンドのライヴを兼ねたファンミーティング「MasalaMiX 2023」が豊洲PITで行われました。
まずはサムネイルの写真をみてください。
これだけでどれだけカオスで、どれだけ楽しいイベントだったのかが伝わる最高の写真だと思います。

普段集合写真だと目立つ方の僕がどこにいるか一瞬わからないくらいの情報量の多さ(特に右半分)。
イベント総合司会のBiSHのハシヤスメ・アツコさんがサプライズでオリジナルソングを歌った時のバックダンサーとして参加していたVAMOSという相撲取りダンサーズが目立ちますねw
これは今話題のドラマ「サンクチュアリ」にちなんだのかと思っていたらハシヤスメさん、サンクチュアリの存在も知らなかったそうで、それなのにこのブッキングをしてくるというセンス、やっぱり売れている人は違うなぁと妙に感心してしまいました。

あとロンちゃんw
これについてはあえて多くを語りませんw

さて、僕は何をしたのかというと、前説を担当しました。
Pから「前説やってください。その際に、ヌンチャクも披露してください。」とオーダーがありまして。

僕は元々ミュージシャンであり、バンドのヴォーカリストとしてデビューしたことをきっかけに、今も音楽の仕事が本業なのですが、バンドでは歌のみならずヌンチャクもやっていたんです。ギターソロの代わりにヌンチャクソロ的に。あるいは敵が出てきて戦うようなバンドもやっていたのですが、その際には実際に武器として、とにかくヌンチャクを振り回しておりました。
ですから多人数を前にしてヌンチャクの演舞をすることは慣れたものなのですが、とは言え数年ぶり。しかも豊洲PITのように数千人規模の観客を前にしてヌンチャク演舞したのは、アメリカでちょっとだけ人気があった自分のバンドがテキサスのコンベンションに招かれてライブをした時以来。過去の記録をたどってみるとどうやら12年ぶり。あの頃から比べると身体も大きくなりましたし、さらには最近四十肩に悩まされているという為体で少なからず不安もあったのですが、やってみれば失敗もなく無事にこなすことができて一安心。
マサラー(番組ファンの方の総称)さん達が撮ってくれた写真を拝借したのでそちらにてその様子を感じてください。

やっぱり大人数の前で歓声を浴びるとテンション上がりますね。
これを味わってしまうとやめられないのです。これを味わいたくてアーティストを続けている人がどれだけ多いことか。
と言っても僕は現役を退いたわけですが、僕の場合はちょっと違うんです。
僕は今多くのアイドルに歌を教えています。
中には売れている子も少なからずいます。
僕が現役だった頃はワンマンライブをしても500人集めるのが限界でした。
先述したように何故かアメリカでちょっとだけ人気があったのでアメリカでは1000人以上人が集まることもありましたが、それでもそこまで。
しかし僕の教え子の中には桁が二つ変わって万の単位の観客を前に歌を歌っている子もいます。そんな子達のライブに帯同した際に、僕の教え子が僕が教えた技術を使って今までは上手く歌えなかった歌が確実に歌えるようになり、それによって観客が盛り上がっているというのを舞台袖から見た時、「あぁ、これで良いじゃないか。むしろこちらの方が自分に合っているじゃないか。」と、そう思ったのです。

自分で言うのもなんですが、僕は歌やパフォーマンスの技術はそこそこあるのですがスター性やカリスマ性に乏しく、だからこそ人気が中途半端なところまでしかいきませんでした。
そして僕は己の持っている技術以上に、教える技術の方があるのだと思います。そして何よりアイドルと、アイドル文化に対する深い愛があります。
だからこそ多くの教え子の人気が上昇し、この道で今も飯を食えているのでしょう。
そんなわけで自分がまたステージに立ちたいかと言われるとそこまで未練があるわけでもないのですが、それでもステージに立つ気持ち良さを久しぶりに味わうことができたのは、とても嬉しいことでした。

そして、番組見る限りではただのカレーおじさん\(^o^)/にすぎない僕に対しても大きな声援を送ってくれたマサラーの皆さんが本当に暖かいなと感じました。

公開収録では調理パートもあったのですが、チッチが卵を割るシーンや、サクちゃんが玉ねぎを切るシーンで大きな声援や掛け声が上がり、あんなに盛り上がる料理見たことないと思いっきり笑いました。
声を出して笑える時代に戻ったこともまた、嬉しく思いました。
思うがままに書いて長くなってきてしまったのでそろそろまとめますが、最後にもう一度素敵なマサラーさんを含む楽しい出演者をご覧ください。

ね、最高でしょ?
ちなみにこの観客席には今まで番組に出演してくれたカレー屋の方々もちらほらいらっしゃいます。観客として一緒に楽しんでくれるなんて本当に嬉しいことです。

そして忘れてはならないのが、ここには写っていないスタッフの皆さんのことです。
熱い男であるPをはじめ、それをサポートするD、AD、そしていつも的確な映像を納めてくれたり、音声をまとめてくれたりしている皆様。
この人達と一緒に仕事ができて嬉しいと思える方ばかりです。
そのあたりが「写真には映らない美しさ」ってやつかもしれませんね。

またこのような機会がありますように。
出演者の皆様、スタッフの皆様、観客の皆様、また会える日までどうぞお元気で。そしてまた一緒に楽しい時間を過ごしましょうね!

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