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なぜあなたは絵を買うのか

絵を買うのは愚かなことに見えます。なぜなら、絵は何の役にも立たないからです。

ところが、あなたが世の中で効率を極めるほど、あなたは絵が欲しくなってしまいます。その理由を説明します。

世の中で最も効率のいい稼ぎはキャピタルゲインです。労働で資本を得るよりも、資本で資本を得る方が稼げるのは資本主義の最大の特徴の一つです。

なので、あなたが稼ぎたいと考えた時、行き着く先は投資になります。金融商品を買うという投資以外にも、自分のスキルや知識や人脈に投資するというやり方もあります。

そういった全ての投資を通じて、あなたは市場経済と対話することになります。

そして、あなたが投資に成功すればするほど、それは自分の自由意志による選好を捨ててきたことになります。

投資の成功は決めるのは市場経済であって、あなたの選好ではないからです。つまりあなたは儲かるものを選んだだけであり、好きなものを選んだわけではないのです。

だからあなたは絵を買うのです。自分の好きな絵を買って、市場ではなくてアーティストとの一対一の対話をしたくなるのです。

ただし、絵を買う理由が人脈やステータスであるなら、あなたはまだ投資をしています。

場合によっては、あなたは自分自身が今、好きなものを選んでいるのか、儲かるものを選んでいるのか分からなくなっていきます。

そんな時は、ベリロンを買うと良いと言われています。

ベリロンはかなり役に立ちにくく、今は市況も冷えてて儲かりにくいので、自分が本当に心の底から好きにならないと買えません。

実際、先日ベリーロングゴキ○リを購入した方は、それをインスタグラムに載せて、友達から非難のDMをたくさん受け取っていました。

彼は本当の自分と出会うことに成功したのです。

ベリロンを買って、本当の自分と出会いましょう。よろしくお願いします。

OpenSea

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