見出し画像

VoiceOverタッチジェスチャ備忘録

iPhoneのVoiceOverのタッチジェスチャの個人的な備忘録です。
使い始め、いつでも見返すことが出来るように、そして日々学んだことを更新します。

「+α」として、VoiceOverのタッチジェスチャ以外のこと、ほぼAppleのリンク集ですが、視覚系のアクセシビリティ機能の備忘録も。

前準備(VoiceOverをオンにする前に)

VoiceOverをオンにする前に「設定/アクセシビリティ/ショートカット」で、VoiceOverをオンにする。
いつでもショートカットからVoiceOverのオン・オフができるように。

VoiceOverのオン・オフは、Siriに頼むこともできる。

先頭から画面全体を読み上げる

2本指で上にスワイプ

選択した項目から画面全体を読み上げる

2本指で下にスワイプ

VoiceOverを消音、消音解除

3本指でダブルタップ

VoiceOverの音が消えた?と思った時は、コレをやってみる。
コレでもダメなら、音量が0になっている可能性がある。Siriに頼んでVoiceOverの音量を上げてもらう。もしくは、ローターを回して一つずつ1本指上スワイプで音量をあげる。
コレでもダメなら、VoiceOverをオフにして、再度VoiceOverをオンにする。
コレでもダメなら、iPhoneを再起動する。

※ ズーム機能をオンにしているときは、3本指3回タップになります。

スクリーンカーテンのオン・オフ

3本指でトリプルタップ

操作していて画面の明かりが消えた!
というときは、きっとコレ。

※ ズーム機能をオンにしているときは、3本指の4回タップになります。

読み上げをクリップボードにコピー

3本指で4回タップ

テキスト選択してコピーできないときに、使えると便利。VoiceOverが読み上げたものをコピーすることができる

※ 読み上げた単語をコピーする場合、ローターを単語にして、上下スクロールしてコピーしたい単語を読ませてから、3本指で4回タップ
同様に、ローターを行にして、対象の行を読ませて、3本指4回タップする

※ ズーム機能をオンにしているときは、3本指5回タップになります。

エスケープ、キャンセル、前の画面に戻る

2本指でスクラブ(ZもしくはNを描く)
2本指で画面をなぞるように右左右と動かすか、下上下でも良い。
2本指で画面をゴシゴシする。

戻るボタンにカーソルが当たらない場合でもスクラブで戻ることができる。
通知センター、コントロールセンターを表示している時にスクラブすると通知センターやコントロールセンターの画面を閉じることができる。

ローター

画面上でダイヤルを回すように2本指を回転させる。
iPhoneを両手で包むように持って、画面に左右の親指を同時に片方を上に、片方を下に動かしても同じように操作できます。

選択した項目によっては、さらに1本指の上もしくは下スワイプで設定項目を選びます。

※音量や言語をローターで変更する場合は、変更後に、ローターを単語や文字に変更しておくと、音量が0になった、読み上げが英語になってしまったということを防ぐことができます。

ローターを使ってリンクに移動して開く

  1. ローターをリンクに合わせる。

  2. 1本指で上もしくは下スワイプすると次のリンクに移動する。

  3. リンクを読み上げたら1本指ダブルタップでリンクが開く。

メモ帳などに書かれたリンクを1本指ダブルタップで開こうとすると、編集になってしまい開けないときにも有効。
メモ帳が編集中である場合は、右上にある完了ボタンで編集を完了してから実行してみましょう。

ローターに表示する設定をカスタマイズする

「設定/アクセシビリティ/VoiceOver/ローター」と選択します。
希望する設定を選択するか、並べ替えボタン をドラッグして設定を並べ替えます。

VoiceOverのクイック設定を開く

2本指で4回タップ

「クイック設定」を使用してiPhoneのどこからでもVoiceOverを調整することができる。

たとえば、ローターに音量を入れていると、間違って音量を0にしてしまうこともあるので、ローターの音量を非表示にしたら、クイック設定の音量をオンにする。
クイック設定の音量の項目を一番上、もしくは、一番下にしておくと、4本指1回タップですぐにみつけられる。

「クイック設定」をカスタマイズ

「設定/アクセシビリティ/VoiceOver/クイック設定」と選択します。
希望する設定を選択するか、並べ替えボタン をドラッグして設定を並べ替えます。

項目セレクタを開く

2本指でトリプルタップ

項目セレクタを閉じるには、2本指でスクラブ(2本指でZもしくはNを描く)
項目セレクタは、Safariなどwebサイト内の検索、見出しや項目一覧を表示。

項目にラベルをつける

2本指でシングルタップした後、押さえたままにする

ボタンとしか読み上げないものに対して、ラベルを何のボタンなのかラベルをつけて

長押し

1本指で3回タップ

テキスト選択時に行うと、コピー
テキスト入力時に行うとペーストなどができる

画面の最初、もしくは画面の最後の項目を選択する

画面の上部近くを4本指でタップで、最初の項目を選択
画面の下部近くを4本指でタップで、最後の項目を選択

文章の一部コピー

  1. ローターを「文字」や「単語」や「行」などにする

  2. カーソルをコピーしたい文章の先頭部分に置く

  3. ローターを「テキスト選択」にして、左右スワイプでコピーしたい文章の末尾にカーソルを移動させる

  4. ローターを「編集」して、1本指の上下スワイプでコピーに合わたら、ダブルタップする

ホーム画面の操作(ページャー)

3本指で左もしくは右にスワイプする。

Spotlight検索を表示する

ホーム画面上で3本指で下スワイプする。

※「設定/ホーム画面」の検索見出しの下にある「ホーム画面に表示」のオン・オフでページャーか検索かを切り替えることができます。

スマートニュースなどタブの並べ替え

並べ替えのボタンをダブルタップホールド。
次に、効果音が聞こえたら指を上または下にスライド。
最後に目的のところで指を離せばOKです。
この方法は、いろんなアプリで使える

💡ヒント
1本の指で項目にタッチしたまま、別の指で画面をタップ(スプリットタップ)
この方法は、項目を選択してからダブルタップして有効にする操作に代わる方法

+α

VoiceOverがオンの時にiPhoneを操作する

基本的な操作として、ホーム画面を表示したり、ほかのアプリに切り替えたり、コントロールセンターや通知の表示の仕方について

iPhoneのパスコードを読み上げなしで手書き入力する

手書きモードを使ってパスコードを読み上げなしで入力する

あらかじめ、ローターに「手書き」を入れておく必要あり

  1. ローターで「手書き」を選択

  2. 文字タイプの選択は、3本指で上下スワイプで、小文字、数字、大文字、または句読点を選択

  3. 選択されている文字タイプは、3本指で1回タップで確認

  4. ゆびで画面に文字を描く

  5. 手書きモードを終了するには、2本指でスクラブする(2本指でZを描く)か、ローターを別の設定に変更

iPhoneのVoiceOverでオンスクリーンキーボードを使用する

テキスト入力に関しては、Appleのページで確認

iPhoneでAppleの外部キーボードを使ってVoiceOverを使用する

iPhoneで画像とビデオにVoiceOverを使用する

iPhoneのAppでVoiceOverを使用する

Safari  や「マップ」 、電話、ボイスメモ録音のトリミング、数式の読み上げ、Webページや、アクセシビリティ情報がないAppでVoiceOver認識を使用する

ズーム機能

ズーム機能とVoiceOverを併用するときは、VoiceOver の3本指のジェスチャーのタップする回数が変わるので、注意しましょう。

※ ズーム機能をオンにすると3本指ダブルタップは、ズーム機能のオン・オフになります。

読み上げコンテンツ

オーディオグラフの再生

視覚的に表現されているグラフを音階で確認することができる。

  1. 1.グラフが選択されている状態で、ローターを「オーディオグラフ」にする

  2. 縦スワイプで「オーディオグラフを再生」にする

  3. ダブルタップして再生

グラフの詳細は、ローターで「オーディオグラフ」にし、縦スワイプで「グラフの詳細」に合わせると、ポップアップ画面「オーディオグラフ」が表示される。
その画面には、折れ線グラフとその下には、再生ボタン、概要などが表示される。
ポップアップ画面を閉じるには、「完了」ボタンをダブルタップ、もしくは、スクラブで閉じる。

※ オーディオグラフの再生は、iPhoneの設定アプリからバッテリーを開くと試せます📈

#VoiceOver #中途視覚障害

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?