音符に名前があるんだって!
こんにちは!鈴木顕子(ダルクローズ・リトミック国際ライセンス保持)です。
このnoteには、日々のダルクローズ・リトミックのレッスン風景を綴っていきます。
ご興味をお持ちの方にお読みいただけると嬉しいです。
今日は、恵比寿リトミック・ピアノ音楽教室「ジャックと音楽の木」の年少さん、年中さん、年長さんクラス、2月1回目のレッスンについて綴ります。
〈年少クラス〉
この日は「ねすみくんとゆきだるま」という絵本を読みました。
この絵本にはいろいろな大きさの動物の雪だるまが出てきます。
このクラスでもピアノに合わせて雪を転がしながらだんだん大きくなり、いろいろな雪だるまになりました。
太陽が出て暖かくなり、雪だるまは少しずつ溶けていきます。
子どもたちは雪だるまが溶ける様子を想像しやすかったようで、本当に溶けるように上手に脱力していきました。
雪山作りも行いました。
ピアノの即興に合わせて地面の雪をすくって固め、いろいろな高さの雪山を作りました。
〈年中クラス〉
引き続き音符の活動を行いました。
3つの音符を動いたりステップした後、視覚的にカードに結び付ける活動も余裕を持ってできるようになりました。
ここ最近、子どもたちの身体の動きやステップが伸びやかになってきました。
身体の成長もあると思います。
加えて、子どもたちの動きが良くなるよう、よく見て必要な言葉がけをすること、これには常に気をつかっています。
〈年長クラス〉
年長クラスになってリズムパターンを導入し、身体的な理解と視覚的な理解を結び付けてきました。
今までは、子どもたちには音符の正式な名称(4分音符など)を伝えておらず、読み方をそのまま音符の名前として扱っていました。
音符の正式名称を知るのは小学生になってからでも良いのでは、と思っていました。
しかし、遠方への転居で小学生クラスに進級されないお子さんがいらっしゃるため、このタイミングで正式な名称を伝えておくことにしました。
音符のカードを用意し、
「大きな家(全音符)を4つに分けるから、「4分音符」と言うんだよ」
と音楽に乗せて説明しました。
子どもたちは4分音符の成り立ちが理解できると、8分音符や2分音符も同じように簡単に理解できました。
子どもたちの理解力、吸収力ってすごいですね。
この内容は、ちょうど今のこのクラスのお子さんたちに適していたようで、皆キラキラした表情で興味深く取り組んでいました。
ところで、この日は節分でした。
年少クラスと年中クラスでは豆まきをして楽しみました。
「鬼は外~!、福は内~!」
素敵な春が訪れますように。
鈴木顕子