調子悪いときに思い出すこと

得点王になった去年のインカレは全試合20得点以上、オータムカップも3試合で70点、最近は「いつの間にか20点取ってた」でおなじみの西野だけど、去年のリーグ戦ではすごく調子の悪い時期があった。

試合には勝ったけど自分は7得点だった日、体育館から出るところを捕まえて話しかけたらちょっと大き目の弱音を吐いた。一応ファンの前なんだからそんなこと言わないでよ、と一瞬思ったけど、まあそんなこともあるよねって私も気を取り直して、「次の試合は頑張るかな」と言ってもらって帰った。

その後もうしばらくは調子が悪くて、チームも負けが込んだり怪我で一試合休んだりして、でも何があったのか何もなかったのかわからないけど、いつの間にか20点近く取る西野になっていて、その後はずっと調子の波などなかったかの様に点を取り続けた。

今日は久しぶりにあの時の歯痒い気持ちを思い出して懐かしいような不思議な気分になった。君がバスケを好きな間はずっと応援するから、できればずっとバスケを好きでいて欲しいと思う。

(初出：2020年12月12日インスタ投稿、本文と見出し画像はあんまり関係ないですが大学時代の写真で可愛いのを選んだらこれになりました）