金色のコルダ3(PS2版)プレイ記 榊大地攻略感想

※これは2010年にブログに書いたものでPS2版の感想です。
個人の感想ですよ〜。

天宮、冥加ときて攻略3人目は星奏の先輩、榊大地。
このゲームはチーム戦なので、ヒロインかなでと同校の星奏メンバーはアンサンブル曲にそのキャラの好みの解釈をくっつけて練習するだけで、苦労せずに攻略できる。
しかし、他校キャラは登場する時期がそれぞれ違うので、「難しい」「ふつう」設定では大体各校一人づつ(計3人)くらいを狙っていくのがベストであると思う。
ということで、大地先輩の感想。

榊はメンバー中唯一の普通科。医学部志望の秀才だけど、偉そうじゃなくて優しいフェミニスト。冗談も通じるし仕事もできるし、普段はへらへらしていてもいざというときにはビシっと決めてくれる。
なんだかんだ言って面倒見はいいし、多少の年齢詐称疑惑はあるものの「こんな先輩がいたらモテるだろうな」と普通に思う。
ただストーリーに関しては、ヒロインのことを妹のように思っていたがいつの間にか本気で…、というどっかで聞いたことがあるような話だったのが残念。
エンディングで榊は「どんな無茶な夢でもそれが叶うと信じて、本当に叶えてしまうヒロインに惚れた!」というようなこと言っていたが、たしか如月律との出会いを語ってくれた時にも同じようなことを言っていた。
これでは「律が女だったらそっちに惚れていただろうな、この人…」と思ってしまう。
それは良くない。だから、榊には律を褒めたのとは別のポイントでヒロインに惚れて欲しかった。
ただ、榊の友人がヒロインに告ってきて、榊がそれを妨害するというイベントは「君、カワイイところもあるな!」と思わせられる。
思うに榊は、ヒロインの先輩じゃなくて30歳すぎの先生という設定だった方がさらに人気出たんじゃないだろうか。
榊の、何でも持っていて、でも自分には何かが足りないと思っているあたりは友雅(遙か1)を彷彿とさせるのだが、榊は友雅のように「私は今が楽しければいいのだよ」という感じはしない。
榊には全国大会で優勝するという目標があるし、受験生だから将来のことをきちんと考えている。有能そうでいて天然全開の律が部長なので、副部長の榊は苦労症のオカンのようになっている。
榊はものすごくかっこいいキャラなのだが、ダメ人間的なところというか、弱点が全然ないので、ストーリーがあまり印象に残らなかったというのが私の感想だ。
というか、冥加(冥王の扮装)の後に見たら誰のエンディングだってインパクトに欠けるに決まってる。
大山のぶ代の後でドラえもんやるくらい不利。

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